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週に1本は劇場で映画を観る!が合言葉。 主に映画、時々小説の感想を脳内垂れ流しで書きなぐるブログ。ネタバレあり。
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HOME > 「このミステリーがすごい!」1997年版
家族狩り[文庫版] 
2006年04月09日 (日) | EDIT |
幻世(まぼろよ)の祈り―家族狩り〈第1部〉遭難者の夢―家族狩り〈第2部〉贈られた手―家族狩り〈第3部〉

巡礼者たち―家族狩り〈第4部〉まだ遠い光―家族狩り〈第5部〉家族狩り[文庫版]
著  者: 天童荒太
出版年: 2004年
出版社: 新潮文庫/新潮社

児童相談センターに勤める氷崎游子は、酔った父親に虐待されていた少女、玲子を保護する。父親の駒田とトラブルになった游子は、その後、うまく玲子とコミュニケーションが取れずにいた。その頃、高校の美術教師をしている巣藤浚介は、恋人の清岡美歩に妊娠したと告げられる。しかし、親との間に確執を抱えている浚介は、自分が家族を持つことに嫌悪感を抱いていた。馬見原光毅刑事は、以前に知り合った冬島綾女とその息子研司のことを気にかけてきたが、心を病んでいた妻の佐和子が退院出来ることになり、佐和子に負担をかけないためにも綾女との関係を断ち切ろうと、最後の旅行をしていた。そんな3人が、浚介の勤める高校の生徒、芳沢亜衣が起こした傷害事件をきっかけとして邂逅する―――――


元の作品は山本周五郎賞を受賞しているのですが、文庫版はこれに構想を得た、まったくの書き下ろしだそうです。文庫化するに当たって、加筆訂正はよくあるけど、まったく書き下ろすというのは珍しいパターンじゃないのかな。オリジナルは未読です。
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THEMA:読書感想文
GENRE:小説・文学
TAG:天童荒太 山本周五郎賞 「このミステリーがすごい!」1997年版 
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奪取 
2006年02月05日 (日) | EDIT |
奪取〈上〉奪取〈下〉奪取
著  者: 真保裕一
出版年: 1999年
出版社: 講談社文庫/講談社

手塚道郎は、変造テレホンカードを造ったり、高電圧によって自動販売機を誤作動させ、釣り銭をかすめ取ったりする詐欺で小銭を稼いでいる。ある日、道郎は“東建ファイナンス”という街金の、いかにもヤクザといった風体の男たちから声をかけられる。友人の西嶋雅人が、東建ファイナンスから1260万円もの借金をし、その時の保証人として道郎の名前を書いたというのだ。借金返済のためにクスリの運び屋を引き受けろと言われ、道郎は自分で何とかすると豪語。道郎は、借金返済のために偽札造りに手を染めることを決める。期限は1週間。道郎と雅人は、銀行のCDを襲って紙幣識別器を手に入れ、識別器を通過できる偽札を刷ろうとする。まずは機械を相手のコン・ゲームが始まった―――――


またもや真保裕一です。これは、日本推理作家協会賞と山本周五郎賞をW受賞した作品らしい。
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THEMA:ミステリ
GENRE:小説・文学
TAG:真保裕一 「このミステリーがすごい!」1997年版 日本推理作家協会賞 山本周五郎賞 
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