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週に1本は劇場で映画を観る!が合言葉。 主に映画、時々小説の感想を脳内垂れ流しで書きなぐるブログ。ネタバレあり。
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HOME > 「このミステリーがすごい!」2007年版
名もなき毒 
2007年10月28日 (日) | EDIT |
名もなき毒名もなき毒
著  者: 宮部みゆき
出版年: 2006年
出版社: 幻冬舎

財閥“今多コンツェルン”会長の娘、菜穂子を妻に持つ杉村三郎は、今多コンツェルン総務部が作成している社内報“あおぞら”編集部の社員として働いていた。
ある日、トラブルメーカーであったアルバイトの原田いずみを解雇したところ、今多コンツェルン会長であり杉村の義父である今多義親の元へ、編集部を中傷する手紙が届いたため、杉村はその事後処理を命じられる。彼女の前職場を訪ねた杉村は、彼女が前職場でも同じようなトラブルを起こしていたことを聞き、その際に彼女の身辺調査を依頼したと言う北見という人物を紹介され、彼を尋ねる。その帰り、北見を訪ねてきていた女子高生、古屋美知香を偶然助けたことから、彼女が最近首都圏で起こっている青酸カリによる無差別殺人事件の被害者の遺族であることを知る。祖父が殺されたことがきっかけで母親とうまくいかなくなり、悩んでいる美知香を見かねた杉村は、彼女と交流を持つようになったことから、彼女の祖父が被害者となった事件に関わっていくことになる―――――


図書館で予約したの1年前だよ1年前! 前作を読んだ後に予約したから、当然前作を読んだのも1年前… (´・ω・`)
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THEMA:宮部みゆき
GENRE:小説・文学
TAG:宮部みゆき 「杉村」シリーズ 「このミステリーがすごい!」2007年版 
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銃とチョコレート 
2007年05月03日 (木) | EDIT |
銃とチョコレート銃とチョコレート
著  者: 乙一
出版年: 2006年
出版社: ミステリーランド/講談社

世間では、金持ちの家から宝物を盗み出す怪盗ゴディバと、ゴディバを捕まえようとする探偵ロイズとの対決が話題になっていた。父親を病気で亡くし母親と2人で暮らす少年リンツも、ロイズに憧れている1人だった。ある日、リンツは父親が生前買ってくれた聖書に地図が隠されていたのを見付ける。ゴディバが以前盗んだという金貨と同じ絵が記されており、この地図はゴディバの描いたものではないかと思ったリンツはロイズ宛に手紙を書く。すると、リンツの手紙を読んだロイズがリンツの住む街にやって来て、リンツは、憧れのロイズと一緒にゴディバの正体を探ることに有頂天になっていた。ところが、ロイズに預けていた地図を何者かに盗まれてしまう。地図を盗んだ犯人は、自分をいじめていたドゥバイヨルだと思ったリンツは、ドゥバイヨルに詰め寄るが、ドゥバイヨルは状況を聞き、地図を盗んだ犯人について意外な推理を展開する―――――


2007年版「このミステリーがすごい!」の第5位の作品。
乙一って初めて読んだので、作風とかも全然知りません。
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THEMA:ミステリ
GENRE:小説・文学
TAG:乙一 「このミステリーがすごい!」2007年版 
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2007年04月12日 (木) | EDIT |
独白するユニバーサル横メルカトル独白するユニバーサル横メルカトル
著  者: 平山夢明
出版年: 2006年
出版社: 光文社

町の外れに住む社長の息子たろうは、大きな声で挨拶の出来るいい子で、町の人にも好かれていた。しかしある日を境に、たろうは市長の妾の子だという少年に何かと絡まれるようになり、友達は一緒に虐められることを怖れて、たろうから離れていってしまった。たろうは家の反対側にある湖の畔で、テントで暮らす小柄な老人と出会う。たろうが部屋から湖を眺めていると、老人が湖で水浴びを始め、たろうは老人の体にある異変を見付ける―――――(「C10H14N2(ニコチン)と少年―乞食と老婆」)
他「Ω(オメガ)の聖餐」「無垢の祈り」「オペラントの肖像」「卵男(エッグマン)」「すまじき熱帯」「独白するユニバーサル横メルカトル」「怪物のような(フェース)の女と溶けた時計のような(おつむ)の男」収録


2007年版「このミステリーがすごい!」1位の作品。第59回日本推理作家協会賞(短編部門)も受賞しとります。
ちなみに、ユニバーサル横メルカトルって何だろって思ってたら、地図のことなのね。そういや、メルカトル図法って習ったな。これは、メルカトル図法とは異なるらしいが。
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THEMA:ミステリ
GENRE:小説・文学
TAG:平山夢明 「このミステリーがすごい!」2007年版 日本推理作家協会賞 
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シャドウ 
2007年03月11日 (日) | EDIT |
シャドウシャドウ
著  者: 道尾秀介
出版年: 2006年
出版社: ミステリ・フロンティア/東京創元社

小学校5年生の我茂凰介の父親、洋一郎と水城徹は、相模医科大学の医学部時代からの同級生で、洋一郎は大学病院、水城は大学院の研究員として勤務していた。母親の咲枝もまた水城の妻、恵と大学時代からの親友同士、凰介と水城家の娘、亜紀も同級生という家族ぐるみの付き合いだった。しかし、咲枝が長く患っていた癌でこの世を去った数日後、恵は水城の勤める大学の研究棟の屋上から飛び降り自殺を図る。次いで亜紀までも交通事故に遭い、洋一郎は水城から恵の不貞を疑っていたことを打ち明けられ、水城の家庭が破綻していたことを知る。そして洋一郎は奇妙な行動を取るようになる。亜紀から家庭の事情を打ち明けられた夜、凰介は洋一郎のパソコンに残っていた、恵の遺書とまったく同じ文言の書かれたファイルを見付ける。何故こんなところに恵の遺書が? 凰介は混乱を極めるが―――――


2007年版「このミステリーがすごい!」第3位です。道尾秀介って初めて読みました。というか、初めて名前を知りました…。ホラー出身の作家のようですが。
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THEMA:ミステリ
GENRE:小説・文学
TAG:道尾秀介 「このミステリーがすごい!」2007年版 
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制服捜査 
2007年01月12日 (金) | EDIT |
制服捜査制服捜査
著  者: 佐々木譲
出版年: 2006年
出版社: 新潮社

川久保篤巡査部長は、札幌で刑事課盗犯係、強行犯係と実績を積んできたものの、北海道警察で起こった不祥事事件の影響による大異動で、今年から広尾警察署志茂別町駐在所勤務となっていた。ある日、高校三年生の息子、三津夫が昨晩から帰ってこないと母親の山岸明子から電話があった。川久保は、町の事情に詳しいという元郵便局員片桐の情報を得て、三津夫が親しくしていたという上杉昌治の家を訪ねるが、三津夫の行方はわからず、昌治も不在であった。川久保が周りの話を聞いていくと、三津夫は昌治のグループにいじめられていたらしいことがわかる。その矢先、バイクの交通事故の連絡が入り、バイクの運転者は三津夫で既に死亡していた。しかし、事故が起こった現場は川久保が前日に通った道で、その時には何もなかった。川久保は、昌治のグループが三津夫を殺したのではないかと疑うが―――――(「逸脱」)
他「遺恨」「割れガラス」「感知器」「仮装祭」収録


2007年版「このミステリーがすごい!」2位です。短編集とは知らなかったので、読み始めてちょっとびっくりした。短編集とは言っても、川久保を主人公としたオムニバスだけど。
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THEMA:ミステリ
GENRE:小説・文学
TAG:佐々木譲 「このミステリーがすごい!」2007年版 
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