HOME > 「ヴィクトル」シリーズ
2011年03月06日 (日) | EDIT |

著 者: 今野敏
出版年: 2006年
出版社: 文藝春秋
元KGBのスパイ、ヴィクトル・タケオビッチ・オキタは、日本での事件の後、元マフィアの情婦であったエレーナを連れてロシアを離れていた。エレーナを娘のように思うヴィクトルは、ロシアに戻った後も彼女を同じ部屋に住まわせ、穏やかな日常を過ごしていた。そんなある日、KGB時代の同僚マレンコフに再会し、彼が経営する警備会社に誘われてボディガードとして働くことになる。ヴィクトルは貿易商ペデルスキーのボディガード兼通訳として、1週間ほど日本に滞在する。しかし、ペデルスキーが会談した外務省職員・河中が、2人の帰国後不審な死を遂げたため、以前ヴィクトルが起こした事件を知る警視庁公安部の倉島達夫は、ヴィクトルがこの件に関わっているのではないかと調査を始めるが―――――
もう随分前に読んだんだけど、すっかり後回しに…
「曙光の街」の続編。ヴィクトルのその後が描かれています。これも以前読んだんだけど忘れちゃったので再読。
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2010年11月23日 (火) | EDIT |

著 者: 今野敏
出版年: 2005年
出版社: 文春文庫/文藝春秋
元KBGのヴィクトル・タケオビッチ・オキタは、ソ連崩壊後にKGBを解雇されてから極貧生活を送っていた。そこへ10年ぶりに、KGB時代の上官アレクサンドル・オギエンコが訪ねてくる。KGBを解雇された後、マフィアとなっているオギエンコは、日本人とロシア人のハーフであるヴィクトルを見込んで、自分から大事なものを奪ったと言う日本のヤクザ津久茂行雄の暗殺を依頼する。生活に困窮しているヴィクトルは、金のために止む無くこれを引き受ける。ヴィクトルは偽名で日本へ入国し、津久茂のことを調べながら何とか近付く術を探っていた。
一方、警視庁公安部の倉島達夫警部補は、直属の上司である滝栄一に呼ばれ、ヴィクトル・タケオビッチ・オキタという人物がヤクザの組長を狙っているという暗殺計画を聞かされる。倉島は不用意な一言から、ヴィクトルを確保するという仕事を押し付けられる。最初は事の重大さを認識していなかった倉島だったが、ヴィクトルを探しているうちに、次第に本気でこの案件に取り組み始める―――――
しばらーく前に読み終わっていたのだけど、記事にするのに後回しにしていたら、細かいところを忘れてしまいました(笑)ので、再び読み直し。
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