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2005年12月31日 (土) | EDIT |

著 者: 原りょう
出版年: 2004年
出版社: 早川書房
その年の最後、西新宿の“渡辺探偵事務所”を訪れた依頼人は、死んだ渡辺を訪ねてきた女だった。2日前、横浜の銀行で銀行員ともう1人が拳銃で撃たれる事件があり、その犯人として名乗り出た伊吹哲哉の娘、啓子がその依頼人だった。拳銃で撃たれたのは“鏑木組”という暴力団の組長であり、伊吹は10年前に既に足を洗っているために狙撃する理由がない、啓子は、父親は誰かを庇って自首したに違いないと言う。啓子には、自分ではなく弁護士に相談しろと言い、彼女を送って新宿署へ向かった沢崎。しかし不審な車を見かけたため、沢崎は自分のブルーバードの中で様子を見ていると、突然、伊勢崎署に護送される伊吹を狙って銃弾が発射される。沢崎は咄嗟に、ブルーバードを不審車に追突させたが―――――
「探偵沢崎」シリーズ第5弾です。最近、「探偵沢崎」シリーズばかり読んでいるような(笑)
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THEMA:ハードボイルド
GENRE:小説・文学
TAG:原りょう 「探偵沢崎」シリーズ 「このミステリーがすごい!」2006年版
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2005年12月21日 (水) | EDIT |

著 者: 原りょう
出版年: 1997年
出版社: ハヤカワ文庫/早川書房
ある日、渡辺探偵事務所に10歳の少年が現れ、ある女の人の警護を頼みたいという。沢崎は少し話を聞いてやり、断ろうとしたとき、数枚の一万円札を残して彼は消えていた。やむなく調査を始めた沢崎は、対象である女性の跡を付け、銀行に入店する。するとそこで、銀行強盗が行われていた!(「少年の見た男」)
他「子供を失った男」「二四〇号室の男」「イニシアル“M”の男」「歩道橋の男」「選ばれる男」収録
「探偵沢崎」シリーズの短編集。これは「さらば長き眠り」の前に出版されたものです。やっぱりここでもわたしは順番を間違えました…

2005年12月08日 (木) | EDIT |

著 者: 原りょう
出版年: 2000年
出版社: ハヤカワ文庫/早川書房
西新宿で探偵事務所を営む沢崎が、400日ぶりに東京へ戻ってきたところ、事務所に浮浪者が入り込んでいた。浮浪者は、魚住彰という男から依頼され、沢崎の帰りを待っていたという。元高校球児であった魚住は11年前、八百長試合の疑いをかけられ、それに絡んで彼の義姉、夕季が自殺をしていた。夕季が自殺をするはずがないと信じる魚住は、事件の真相を沢崎に依頼する。調査を始めた沢崎は、やがて八百長試合の背景にある意外な真相を探り当てる―――――
「探偵沢崎」シリーズの第3弾。今作で、シリーズ第1期が完結します。
しかし沢崎、相変わらず渋いわ~~

2005年11月10日 (木) | EDIT |

著 者: 原りょう
出版年: 1996年
出版社: ハヤカワ文庫/早川書房
初夏のある日、私立探偵・沢崎の元に、仕事の依頼の電話が一本入った。沢崎が依頼人の自宅へ出向くと、突然誘拐犯人として警察に拘束される。その家の主人である、作家・真壁脩の11歳の娘・清香が誘拐され、身代金を要求されているという。沢崎は仕掛けにはめられ、誘拐犯人に仕立てられようとしていたらしい。その後、本物の誘拐犯人から連絡が入り、身代金の運搬人として沢崎を指名しているという。沢崎は否応なく事件に巻き込まれてゆく―――――
「探偵沢崎」シリーズの第2弾。第1弾の「そして夜は甦る」のレビューでも書いたけれど、この「私が殺した少女」は一度読んでるんだよね。でも、せっかくなので読み返してみました。
2005年09月30日 (金) | EDIT |

著 者: 原りょう
出版年: 1995年
出版社: ハヤカワ文庫/早川書房
西新宿で探偵事務所を構える沢崎の元に、ある日見知らぬ男が訪れ、佐伯というルポライターの行方を尋ねる。沢崎はけんもほろろに追い返すが、直後に、日本有数の企業「東神グループ」の経営者、更科からも同様に佐伯の行方を尋ねられる。佐伯は更科の娘婿だった。更科の娘、名緒子との離婚届に印を押し、5千万円の慰謝料を受け取るはずだったその日、佐伯は現れずそのまま行方知れずとなっているという。名緒子の依頼を受け、佐伯の行方を調査することになった沢崎。どうやら佐伯は大きなスクープを追っていたことが判明する。調査を進めていくうちに、数ヶ月前に起こった東京都知事選挙に絡む怪文書事件と候補者狙撃事件との関連が徐々に明らかになっていく―――――
探偵沢崎シリーズ第1弾。
以前、「私が殺した少女」を読んだことがあって、その後にこれがシリーズ第2作だとわかり、Σ(゚Д゚;エーッ! となったので(シリーズ物は順番に読まないと気が済まない)、最初から読んでみることにしました。






THEMA:ハードボイルド
GENRE:小説・文学
TAG:原りょう 「このミステリーがすごい!」1988年版 「探偵沢崎」シリーズ
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