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週に1本は劇場で映画を観る!が合言葉。 主に映画、時々小説の感想を脳内垂れ流しで書きなぐるブログ。ネタバレあり。
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HOME > 桐野夏生
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2011年07月18日 (月) | EDIT |
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著  者: 桐野夏生
出版年: 2009年
出版社: 集英社
公式サイト

女流作家の鈴木タマキは、不倫をした主人公と妻の壮絶な愛憎の日々を描いた、緑川未来男の小説「無垢人」に出てくる、愛人“○子”を主人公とし、恋愛における抹殺をテーマにした「淫lという小説を書こうとしていた。「無垢人」は実際の未来男と妻千代子をモデルにしたと言われていたが、愛人○子が誰であったか、未来男も文壇の誰も口にせず謎のままとされており、タマキは○子を特定し、自分が緑川家の平和を壊す単なる記号として描かれたことをどう思っているのか、是非インタビューしたいと考えていた。その傍ら、タマキは1年半前に別れた彼女の愛人、元担当編集者の阿部青司との激動の日々を思い起こし、自分たちの恋愛の涯てを見極めたいという思いに捕らわれていた―――――


「OUT」は面白かった。そのサイドストーリー的なものかと思って、図書館で見かけたので借りてみました。
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THEMA:読書日記
GENRE:小説・文学
TAG:桐野夏生 
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東京島 
2010年09月25日 (土) | EDIT |
 シネ・リーブル池袋にて鑑賞
東京島東京島
2010年/日本/129分
監督: 篠崎誠
出演: 木村多江/窪塚洋介/福士誠治/柄本佑/木村了
公式サイト
公開: 2010年08月28日


清子は夫の隆と結婚20周年記念に世界一周旅行に行くが、途中で嵐に遭い、ともに無人島に流れ着く。いくら待てども救助が来る気配はなく、途方に暮れた頃、与那国島でのバイトから逃げ出してきたという16人の若いフリーターの男たちが島に漂着する。フリーターたちは島のあちこちに東京の地名を付けて、ここを東京島と呼び始めるが、そんな中、隆が不審な死を遂げる。清子は唯一の女としてちやほやされ、フリーターたちのリーダー、カスカベの女になるが、ワタナベだけはそんな清子を“オバさん”と吐き捨て、カスカベたちと行動を異にし、“トーカイムラ”と名付けられた海岸で過ごしていた。そこへ、新たに6人の中国人密航者たちが漂着、ワタナベは中国人たちと過ごすようになる。しかしカスカベもまた不審な死を遂げ、気落ちする清子に、フリーターたちは清子の新しい夫をくじ引きで決めることにしたと言う。新しい夫として選ばれたのは、東京島に来るまでの記憶を失くしてしまったというGM。暴力的で嫉妬深いカスカベとは違い、優しくて穏やかなGMに清子は癒されていく。ところが、中国人たちが船を作り島を出ようとしているのを見た清子は、思わず船に飛び乗り、中国人たちと島を脱出する―――――


原作未読です。「ダーク」でがっかりしてから桐野夏生読まなくなったなぁ。「顔に降りかかる雨」とか「OUT」とか好きだったんだけど。
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THEMA:映画館で観た映画
GENRE:映画
TAG:篠崎誠 木村多江 窪塚洋介 福士誠治 柄本佑 木村了 桐野夏生 
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