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週に1本は劇場で映画を観る!が合言葉。 主に映画、時々小説の感想を脳内垂れ流しで書きなぐるブログ。ネタバレあり。
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HOME > 小説 著者:か~こ
隠蔽捜査 
2008年04月21日 (月) | EDIT |
隠蔽捜査隠蔽捜査
著  者: 今野敏
出版年: 2005年
出版社: 新潮社

警察庁長官官房総務課長を勤めている東大卒のキャリア竜崎伸也は、出世街道を駆け上っていた。出世すればするほど権限が増えると考えている竜崎は、自分の役目は国家の治安を守ることであり、それを信条としているため、周りからは変人だと思われていた。警視庁刑事部長の伊丹俊太郎とは幼馴染で親友と思われているが、実は、竜崎は小学校時代に伊丹とそのグループからいじめを受けていたことを忘れていないため、伊丹に対して怨みを抱いており、親しさをあらわにする伊丹に対して一歩引いて接していた。ある時、過去に起きた殺人事件の実行犯ばかりを狙った連続殺人事件が起きる。竜崎は、さまざまな情報から、犯人は現役警察官ではないかと推理し伊丹に進言するが、同じくそれを推測していた伊丹はこの事件をもみ消そうとしていた。そんな中、竜崎は浪人中の息子、邦彦が大麻を使用しているところを目撃する。邦彦が捕まってしまうと自分の出世に確実に響くため、竜崎はどうすべきか悩むが…


読む本に困ったら、いつも「このミス」を順番に攻めて行くんだけど、2008年4位の「果断」がシリーズものなので、まず第1作から読んでみることにしました。これも、2006年「このミス」の20位にランクインしています。
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THEMA:ミステリ
GENRE:小説・文学
TAG:今野敏 「隠蔽捜査」シリーズ 
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チーム・バチスタの栄光 
2007年07月09日 (月) | EDIT |
チーム・バチスタの栄光チーム・バチスタの栄光
著  者: 海堂尊
出版年: 2006年
出版社: 宝島社
公式サイト

東城大学医学部付属病院不定愁訴外来の主、田口公平はある日突然、高階病院長から呼び出される。バチスタ手術の第一人者である臓器統御外科の桐生恭一率いる、通称“栄光のチーム・バチスタ”は手術の成功率100%を誇っていたが、このところ立て続けに3例術中死が発生していた。そのため、桐生本人が内部監査を希望していたのだった。しかし病院内の医療事故を調査するリスクマネジメント委員会を発動するとことが大きくなりすぎること、また病院内での人間的なしがらみなどから、高階は田口に予備調査を依頼する。医療ミスなのか、それとも悪意ある誰かの手による殺人なのか―――――田口は高階に押し切られ、これまでの手術の調査と3日後に控えたバチスタ手術の観察をすることになる。田口はチームのメンバー、第一助手の垣谷、第二助手の酒井、麻酔医の氷室、臨床工学士の羽場、看護師の大友の事情聴取を終え、いよいよバチスタ手術の日がやってくる…


何年か前までは、「このミステリーがすごい!」はその年のミステリのランキングをするだけだったのだけど、数年前から、作品を募集し賞を授与するということを始めています。この「このミス大賞」にはあまり興味がなかったんだけど、話題になっていましたので、読んでみることにしました。作者は現役のお医者さんなんだね。
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THEMA:ミステリ
GENRE:小説・文学
TAG:海堂尊 このミス大賞 
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海嶺 
2007年01月07日 (日) | EDIT |
海嶺海嶺
著  者: 北方謙三
出版年: 2003年
出版社: 集英社文庫/集英社

元一級航海士の調査員、神尾修は、7ヶ月前にイタリアン・マフィアとの抗争の後に日本を出ていったはずのニコラッタが横浜に戻っていることを知る。神尾はニコラッタを探し出し、彼女の父親アンジェロの一族であるイタリアのクレメンティ家から、彼女とマリオを探しに人が来ていると聞かされる。ニコラッタはともかく、クレメンティ家の跡継ぎだったアンジェロが死んだ今、マリオはクレメンティ家の正式な跡継ぎだった。神尾は、このまま日本に残りたいというマリオの意思を尊重し、直接祖父ステファノに自分の意思を伝えたいと言うマリオに付き添い、イタリアに旅立つ。そこでステファノに会った神尾とマリオは、7日後までに、マリオをステファノのいるメッシーナへ無事連れてくることが出来たらマリオが一族を抜けることを認めるという、ステファノの提案を受け入れる。既にマリオを自分の息子同然と思っている神尾は、マリオと2人メッシーナを目指すが、道中、ステファノに差し向けられた刺客が襲ってくる―――――


「神尾」シリーズ、解説によると、とりあえずこれで完結のようです。
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THEMA:ハードボイルド
GENRE:小説・文学
TAG:北方謙三 「神尾」シリーズ 
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覘き小平次 
2006年10月30日 (月) | EDIT |
覘き小平次覘き小平次
著  者: 京極夏彦
出版年: 2005年
出版社: C★NOVELS/中央公論新社

幽霊役を演らせたら天下一品と言われる役者、木幡小平次。女房のお塚は、いつも押入の隙間から外を覗いている小平次を気味悪く思い、嫌っていた。ある日、小平次の昔からの知り合い、渡りの鼓打ちである多九郎がやってきて、玉川座の立女形、玉川歌仙が小平次の幽霊役に惚れ込み、玉川座が奥州で行う興行にお呼びがかかったと言う。小平次は玉川座の興行に同行することになり、多九郎も共に奥州へ興行に向かう。
小平次、多九郎、家族を殺された過去を持つ歌仙、歌仙が命の恩人と崇めているが実はお尋ね者の動木運平(とどろきうんぺい)、運平の周りをうろつく大百姓の息子藤六(とうろく)、人殺しの(やまい)を持つと公言する坊主現西(げんさい)、そうとは知らずに一同が奥州に集まった時、事件は起きる―――――


京極堂シリーズは購入しているのですが、それ以外は専ら図書館。以前は、京極の本って棚に並んでいることはなかったんだけど(予約でいっぱいってことね)、今はふつーに並んでますね。ブームは去ったのか。
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THEMA:京極夏彦
GENRE:小説・文学
TAG:京極夏彦 「巷説百物語」シリーズ 
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風裂 
2006年07月24日 (月) | EDIT |
風裂風裂
著  者: 北方謙三
出版年: 2002年
出版社: 集英社文庫/集英社

元一級航海士の調査員、神尾修は恋人、中沢恵子が、彼女の会社が管理しているマンションの一室から10歳のイタリア人の少年を誘拐したと知らされる。恵子を呼び出して話を聞いたところ、少年が居たのは外国人の売春婦たちが暮らしている部屋で、幼い少年を置いておくにはあまりに劣悪な環境だったので連れ出したのだと言う。マリオというその少年は、ニコラッタというイタリア人売春婦が、マリオの母親テレサから預かったらしいということを聞いた神尾は、更に、テレサは夫アンジェロを探すためにマリオの兄ジョバンニも連れて来日したことを調べ出す。アンジェロはどこかの組織に追われており、彼の背後にどうやら麻薬が絡んでいることをかぎつけた神尾は、マリオを無事に両親に返すためにも、ジョバンニと共にアンジェロを保護するために動き出すが―――――


「神尾」シリーズ第5弾です。実は前作「流塵」から6年半ぶりの上梓だそうな。
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THEMA:ハードボイルド
GENRE:小説・文学
TAG:北方謙三 「神尾」シリーズ 
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2005年10月18日 (火) | EDIT |
世界の中心で、愛をさけぶ世界の中心で、愛をさけぶ
著  者: 片山恭一
出版年: 2001年
出版社: 小学館

中2の時に学級委員を一緒にしたのがきっかけで、親しくなった松本朔太郎と広瀬亜紀。2人は幼いながらも真剣に愛を育み、将来を誓い合ったが、高校の修学旅行の直前、突然病魔がアキを襲う。アキは日ごとに弱っていき、朔太郎は、修学旅行先であったオーストリアへ2人で行こうと病院からアキを連れ出すが、彼女は空港で倒れてしまう。
数ヶ月後、朔太郎は、アキの両親と共にオーストラリアへ旅立つ。アボリジニの生きたその地に、アキの遺骨を撒くために…


えーと、何故今頃この本を読もうと思ったか。単純に、ブームが過ぎましたので、図書館で予約ゼロだったんですねー(笑)
ブームに乗るのがなんか悔しくて、見栄っ張りなので、今頃。電車で読むの、ちょっと恥ずかしかったです。
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THEMA:映画原作・ノベライズ
GENRE:小説・文学
TAG:片山恭一 
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