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2011年12月14日 (水) | EDIT |


著 者: スティーグ・ラーソン
訳 者: ヘレンハルメ美穂/岩澤雅利
出版年: 2009年
出版社: 早川書房
父親アレクサンドル・ザラチェンコと異母兄ロナルド・ニーダーマンと死闘を繰り広げ、瀕死の状態だったリスベット・サランデルを救ったのは、リスベットの友人である“ミレニアム”誌の記者ミカエル・ブルクムヴィストだった。ミカエルはニーダーマンを拘束することに成功したが、その後手違いによりニーダーマンは逃走、病院へ搬送されたリスベットとザラチェンコは一命を取り留める。この事件を耳にしたエーヴェルト・グルベリは、自分がザラチェンコに関わった経緯を思い起こしていた。公安警察内に秘密に組織された特別分析班、通称“班”の班長だったグルベリは、1976年にスウェーデンに政治亡命してきた、ソ連の元スパイであるザラチェンコを匿い、スウェーデンで暮らせるよう偽の身分を与え、彼の存在が表沙汰にならぬよう様々な問題を隠匿し続けていたのだった。父ザラチェンコのDVを訴えようとした、少女だったリスベットはその犠牲となり、精神に問題ありとの烙印を押され精神病院に収容されていたのだ。ザラチェンコの正体と、それを隠匿していた班の存在が表沙汰になることを恐れたグルベリは、班を使い、リスベットとザラチェンコの口封じを企んでいた。ミカエルは、弁護士である妹アニカ・ジャンニーニをリスベットの弁護士につけ、リスベットの元雇い主であるドラガン・アルマンスキーや殺人事件を追っているストックホルム県警のヤン・ブブランスキーたちにも協力を求め、彼女を救うべく動き始める―――――
「ミレニアム」シリーズもこれで最後です。しばらく前に読み終わっていたのですが。
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TAG:スティーグ・ラーソン 「ミレニアム[小説]」シリーズ
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2011年08月22日 (月) | EDIT |


著 者: スティーグ・ラーソン
訳 者: ヘレンハルメ美穂/山田美明
出版年: 2009年
出版社: 早川書房
天才ハッカー、リスベット・サランデルは、ヴェネンストレム事件で手に入れた大金を元手に、ストックホルムを離れて世界を旅していた。社会派雑誌“ミレニアム”の編集者ミカエル・ブルムクヴィストは、リスベットと突然連絡が取れなくなったことが気がかりで、彼女の勤務先ミルトン・セキュリティーを時折訪れていたが、杳として彼女の行方は知れなかった。一方、リスベットに叩きのめされた彼女の後見人ニルス・エリック・ビュルマン弁護士は、リスベットに復讐する機会を窺っていた。リスベットの過去を調べていくうちに、彼女が12歳の時におこした事件と、そのために彼女を憎む人物が自分以外にもいることを突き止め、彼女を拉致する計画に巻き込もうとしていた。
1年半が経ち、リスベットはようやくストックホルムに帰ってくる。その頃、ミレニアム編集部に、フリージャーナリストのダグ・スヴェンソンが売春・人身売買とその裏にある組織を告発する記事を売り込みにやってくる。ダグの恋人ミアは犯罪学者で、同じテーマで論文を書いており、買春客の実名を調べているなど裏付けも取れていた。ミレニアムは彼の記事を取り上げることを決め、着々と準備を進めていた。その矢先、ダグとミアが殺され、ダグと会う約束をしていたミカエルは第一発見者となってしまう。その現場に残された凶器の銃からリスベットの指紋が発見され、また銃の持ち主であるビュルマンのもとを訪ねた警察がビュルマンの遺体を見つけたこと、リスベットが裁判所から無能力者と宣告されているということから、捜査チームはリスベットを犯人として指名手配する。リスベットが無能力者であり後見人がいたという事実にショックを受けるミカエルだったが、どうしても自分が知っている彼女と結びつかず、またリスベットにダグとミアを殺す理由がないことから、ミカエルはリスベットを信じることを決め、真犯人を探すべく調査を始める―――――
「ミレニアム」シリーズの第2弾です。






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2011年05月22日 (日) | EDIT |


著 者: スティーグ・ラーソン
訳 者: ヘレンハルメ美穂/岩澤雅利
出版年: 2008年
出版社: 早川書房
スウェーデンの社会派雑誌“ミレニアム”誌の共同経営者であるジャーナリスト、ミカエル・ブルムクヴィストは、実業家ハンス=エリック・ヴェンネルストレムの記事に対する名誉毀損の裁判に破れ、有罪判決を受ける。“ミレニアム”の編集長でありミカエルの愛人でもあるエリカ・ベルジェの反対を押し切り、しばらくミレニアム誌から距離を置くことにしたミカエルの元に、かつて勢力を誇っていたヴァンゲル・グループの前会長ヘンリック・ヴァンゲルの弁護士ディルク・フルーデから電話がかかってくる。40年前、ヘンリックの兄の孫娘である17歳のハリエットが突然姿を消し、ハリエットは何者かに殺されたと確信するヘンリックは、ミカエルにハリエット失踪事件の真相を明かしてもらおうと考えていた。40年も前の事件の真相を暴くのは無理だと断るミカエルに、ヘンリックはヴェンネルストレムに関する重大な情報を提供すると見返りを示す。ミカエルはヴァンゲル家の家族史を書くという名目でヘーデビー島に移り住む。本気で証拠を見つけられると思っていなかったが、ふとしたことから重要なヒントを掴んだミカエルは、ディルクに人手が足りないと訴えると、ミカエルの身辺調査をしたという、警備会社ミルトン・セキュリティーの凄腕調査員リスベット・サランデルを紹介される。ミカエルはリスベットに会いに行き、彼女に事件の手伝いを依頼する。そして2人は事件の裏に隠された、ヴァンゲル一族の恐ろしい真実を明らかにしていく―――――
映画を観てから原作にも興味がわいたので、図書館で借りてきました。訳者との相性もあるので、あんまり海外翻訳ミステリは読まないんですけどね。






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2010年10月30日 (土) | EDIT |

著 者: J.K.ローリング
訳 者: 松岡佑子
出版年: 2006年
出版社: 静山社
ヴォルデモート復活の影響を受け、マグル界でも不可解な事件が起こり始めていた。ハリー・ポッターは休暇中に迎えに来たダンブルドア校長と、ホグワーツ魔法学校の教師だったというホラス・スラグホーンを訪ね、スラグホーンを新しい魔法薬学の教師として迎え入れる手伝いをする。休暇が終わり、6年生になったハリーは、ドラコ・マルフォイがボージン・アンド・バークスで何かの修理を頼んでいたことを聞き、よからぬことを企んでいるのではないかと、親友のロン・ウィーズリーとハーマイオニー・グレンジャーに訴えるが、2人に気にしすぎだと諌められる。新学期の授業が始まり、急遽予定していなかった魔法薬学の授業を受けることになったハリーは、その時に借りた古い「上級魔法薬」の教科書に、元の持ち主が書き込みをしていることに気付く。自らを“半純血のプリンス”と名乗る元持ち主の書き込みのとおりに魔法薬を作り上げ、ハリーは魔法薬学の天才としてスラグホーンのお気に入りとなるが、ハーマイオニーはそれが気に入らず、ハリーはますます“プリンス”にのめりこんでいく。そしてハリーはダンブルドアから特別授業を受けることになり、新しい技を教えてもらえるのかと浮き立つが、それは意外にも、憂いの篩を使ってヴォルデモート卿の過去を探るものだった…
「ハリー・ポッター」シリーズは、原作を読んでから映画を観るようにしています。「ハリー・ポッターと死の秘宝」がもうすぐ公開なので、慌てて放置していた前作を読みました。






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2008年03月22日 (土) | EDIT |

著 者: ロアルド・ダール
訳 者: 柳瀬尚紀
出版年: 1964年(原書)/2005年(翻訳)
出版社: 評論社
貧乏な家で、両親と4人の寝たきりの祖父母と暮らしているチャーリー。チャーリーの住む町には、ウィリー・ワンカの巨大なチョコレート工場があり、チャーリーは毎晩、祖父母からワンカの発明した素晴らしいチョコレートの話を聞くのが日課となっていた。ある日、ワンカは、世界中でたった5名の児童に工場の見学を許可することにしたと発表する。黄金切符が隠されたチョコレートを引き当てた5名の児童だけが工場に招待されると知り、世界中の人間がチョコレートを買いあさる。両親が買ってくれたチョコレートには黄金切符は入っておらず、チャーリーは一年に一度、誕生日にしかチョコレートを買ってもらえないため、自分にはチャンスはないと落ち込む。しかし道端で50ペンスを拾ったチャーリーがチョコレートを買うと、見事最後の黄金切符を引き当てる。そして、父方の祖父、ジョウじいちゃんとともにチョコレート工場に向かったチャーリーは、今まで謎に包まれていた工場の秘密を目の当たりにする…
活字中毒というタイトルな割りに、今年初の小説の記事です。いや、読んではいるんだけど、映画の方のレビューを優先しちゃっているのでこんなことに。






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2007年08月31日 (金) | EDIT |

著 者: J.K.ローリング
訳 者: 松岡佑子
出版年: 2002年
出版社: 静山社
ホグワーツ魔法学校の5年生になる前の休暇中、叔父ダーズリーの家にいたハリー・ポッターは、従兄弟ダドリーと共に、マグル界にいるはずのない吸魂鬼に襲われる。ハリーは吸魂鬼から逃れるため、とっさに魔法を使ってしまい、魔法省からホグワーツ退学を言い渡され、尋問を受けることになってしまう。しかしそこへ、マッド-アイ・ムーディを始めとする魔法使いの集団がハリーを迎えに来る。彼らは、ホグワーツ校長のダンブルドアが設立した不死鳥の騎士団なる秘密結社のメンバーだったのだ。ハリーは不死鳥の騎士団の本部が置かれているシリウス・ブラックの家で、親友のロン・ウィーズリーやハーマイオニー・グレンジャーと共に残りの休暇をすごし、ホグワーツへ戻る。しかし「日刊予言者新聞」が、ヴォルデモート復活を宣言したダンブルドアやハリーを異常者扱いした記事を毎日書いていたため、ホグワーツでのハリーの立場もすっかり変わっていた。魔法省からドロレース・アンブリッジが派遣され、ホグワーツでの生徒および教師の言動を監視することになり、ホグワーツの中はますます以前と違った様子になっていく―――――
何とか読み終わりました~ (`・ω・´)シャキーン
読みにくい訳じゃないけど、結構厚くて読むの大変なんです…






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2006年02月23日 (木) | EDIT |

著 者: J.K.ローリング
訳 者: 松岡佑子
出版年: 2002年
出版社: 静山社
ホグワーツ魔法魔術学校4年生になったハリー・ポッター。今年は、クィディッチ・ワールドカップの年。親友のロン・ウィーズリー一家とハーマイオニー・グレンジャーと一緒にクィディッチワールドカップを観に行ったハリーは、大興奮。しかしそこで“例のあの人”が残したと思われる“闇の印”を見るはめになり、ワールドカップの会場は一転して、不穏な空気が漂う。
ホグワーツに戻ったハリーたちに“
やっと映画に追いついた~

しかし、今までの映画の出来を考えると、劇場まで観に行くべきか…迷うわー






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2005年11月20日 (日) | EDIT |

著 者: J.K.ローリング
訳 者: 松岡佑子
出版年: 2001年
出版社: 静山社
13歳になったハリー・ポッター。夏休みにダーズリー家に戻ったハリーは、相変わらずのダーズリー一家にうんざり。ある日、叔父ダドリーの妹マージが、ダーズリー家に遊びに来ることに。マージはいつもハリーに嫌味を言い続けるので、ハリーはマージが大嫌いだった。マージの嫌味についに堪忍袋の緒が切れたハリーは、マージに魔法をかけてしまい、ダーズリー家を飛び出す。
何とかロンドンにたどり着き、そこで魔法大臣コーネリウス・ファッジに会ったハリー。マージにかけた魔法のことで退学処分になるのではと青くなるが、ファッジは魔法のことは不問とし、何かとハリーに気を遣う。不思議に思っていると、魔法界の監獄“アズカバン”から脱獄した凶悪な囚人シリウス・ブラックがハリーの命を狙っており、ファッジはそれを心配していたのだった。不安を抱えつつもハリーはホグワーツへ戻るが…
ハリー・ポッターシリーズ第3弾です。
この間手に持っていたら、同僚に鼻で笑われましたけど







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2005年10月06日 (木) | EDIT |

著 者: J.K.ローリング
訳 者: 松岡佑子
出版年: 2000年
出版社: 静山社
ホグワーツ魔法魔術学校での1年が過ぎ、学校が夏休みになったため、ダーズリー家へ戻ってきたハリー。伯父一家には相変わらず虐げられ、ハリーは早くホグワーツへ帰りたいとうんざりしていた。誰も祝ってくれないハリーの誕生日に、突然“屋敷しもべ妖精”が現れ、「ハリー・ポッターはホグワーツに戻ってはなりません」と告げる。ドビーはホグワーツに戻ると危険なことが起こると言うが、要領を得ないため、ハリーはそれを信じずにホグワーツへ戻る。やがてホグワーツでは、寮の管理人フィルチの飼い猫が石化したのをきっかけに、生徒たちが次々と石化する事件が起こる。どうやら、ホグワーツにあるという伝説の“秘密の部屋”が関係あるらしい。ハリーは事件の犯人だと疑われ、ついに親友ハーマイオニーが犠牲となってしまう。犯人はいったい誰なのか? ハリーの両親を殺した“名前を呼んではいけないあの人”は、この事件にかかわっているのか? そんな時、ロンの妹ジニーが何者かに連れ去られ、ハリーとロンは“秘密の部屋”を探すが…
この前、「ハリー・ポッターと賢者の石」を読んだので、折角なのでちゃんとシリーズを読んでみようと思いまして。他に読む本がないときに、だけどねー






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2005年09月26日 (月) | EDIT |

著 者: 連城三紀彦
出版年: 2003年
出版社: 双葉社
大スター花村陣四郎こと「花ジン」のマネージャー、北上梁一は、ある日ちょっとしたことがあり、イライラしながら酒を飲んでいた。謝れば済むことだが、今度ばかりは謝りたくない。すべてをチャラにするのが一番だと思いながら、それが出来ない自分に苛ついていた。すると梁一の目の前に若い女が現れ、自分を買わないかと言う。誘われるままに女に付いていくと、男が現れて「お前は妹をレイプしようとした。慰謝料を払え」と脅される。最悪の出会い。しかし梁一はその時に現れた男、秋場にスター性を見出す。梁一は花ジンを追い落とし、秋場をスターにしようと奔走するが…。
宝島社の2004年版「このミステリーがすごい!」第9位です。というので、ちょっと期待して読んだのですが、これは…ミステリというのかなぁ…??






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