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2005年09月30日 (金) | EDIT |

著 者: 原りょう
出版年: 1995年
出版社: ハヤカワ文庫/早川書房
西新宿で探偵事務所を構える沢崎の元に、ある日見知らぬ男が訪れ、佐伯というルポライターの行方を尋ねる。沢崎はけんもほろろに追い返すが、直後に、日本有数の企業「東神グループ」の経営者、更科からも同様に佐伯の行方を尋ねられる。佐伯は更科の娘婿だった。更科の娘、名緒子との離婚届に印を押し、5千万円の慰謝料を受け取るはずだったその日、佐伯は現れずそのまま行方知れずとなっているという。名緒子の依頼を受け、佐伯の行方を調査することになった沢崎。どうやら佐伯は大きなスクープを追っていたことが判明する。調査を進めていくうちに、数ヶ月前に起こった東京都知事選挙に絡む怪文書事件と候補者狙撃事件との関連が徐々に明らかになっていく―――――
探偵沢崎シリーズ第1弾。
以前、「私が殺した少女」を読んだことがあって、その後にこれがシリーズ第2作だとわかり、Σ(゚Д゚;エーッ! となったので(シリーズ物は順番に読まないと気が済まない)、最初から読んでみることにしました。
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THEMA:ハードボイルド
GENRE:小説・文学
TAG:原りょう 「このミステリーがすごい!」1988年版 「探偵沢崎」シリーズ
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2005年09月29日 (木) | EDIT |

2005年/韓国/107分
監督: ホ・ジノ
出演: ペ・ヨンジュン/ソン・イェジン/イム・サンヒョ/リュ・スンス
公開: 2005年09月17日
コンサート制作会社の照明監督、インスは、仕事先で、妻スジンが交通事故にあったという電話を受ける。急いで病院へ駆けつけると、手術室の前のベンチに座っている女性がいる。彼女はスジンと同乗していた男の妻、ソヨンだった。大事故に遭った2人は重傷を負い、意識がない。事故の後処理のために訪れた警察で、インスとソヨンは、お互いの伴侶が不倫をしていたことを知る。伴侶の裏切りに傷つき、怒り、悲しみ、そしてそれをお互いに慰め合い、行動を共にするうちに、徐々に惹かれ合うインスとソヨン。2人が深みにはまっていく中、インスの妻スジンの意識が戻ったとの連絡が入る…
別にヨン様ファンではないのですが、イェジンが可愛い

2005年09月28日 (水) | EDIT |

2005年/アメリカ、イギリス/115分
監督: ティム・バートン
出演: ジョニー・デップ/フレディ・ハイモア/デヴィッド・ケリー/ヘレナ・ボナム=カーター
公式サイト
公開: 2005年09月10日
チャーリーはごくごく普通の少年。両親と4人の寝たきりの祖父母と、貧しいながらも幸せに暮らしている。チャーリーの家の近くには、飛ぶように売れるチョコレートを作っていて、世界で一番大きいのに、そこに入っていく人間を見た人は居ないという、謎めいたウィリー・ウォンカのチョコレート工場がある。昔、ウォンカの工場で働いていたというジョーおじいちゃんの話を聞いて、チャーリーはいつか工場に入ってみたいと憧れていた。ある日、ウォンカは「世界中でたった5枚だけ、ウォンカ製のチョコレートの中にゴールデン・チケットが隠されている。このチケットを手に入れた子供とその保護者を工場に招待する」と発表する。チョコレートを買いあさる者が続出する中で、チャーリーが5枚目のゴールデン・チケットを引き当てた!
知人が「面白かった~」と言っていたので、ジョニデ好きでもあるわたくし、観てまいりました。
ジョニデ、いい男なのに、ああいう役を好んでするのは何ででしょ?(笑) 非常にハマっていました。
2005年09月26日 (月) | EDIT |

著 者: 連城三紀彦
出版年: 2003年
出版社: 双葉社
大スター花村陣四郎こと「花ジン」のマネージャー、北上梁一は、ある日ちょっとしたことがあり、イライラしながら酒を飲んでいた。謝れば済むことだが、今度ばかりは謝りたくない。すべてをチャラにするのが一番だと思いながら、それが出来ない自分に苛ついていた。すると梁一の目の前に若い女が現れ、自分を買わないかと言う。誘われるままに女に付いていくと、男が現れて「お前は妹をレイプしようとした。慰謝料を払え」と脅される。最悪の出会い。しかし梁一はその時に現れた男、秋場にスター性を見出す。梁一は花ジンを追い落とし、秋場をスターにしようと奔走するが…。
宝島社の2004年版「このミステリーがすごい!」第9位です。というので、ちょっと期待して読んだのですが、これは…ミステリというのかなぁ…??






THEMA:ミステリ
GENRE:小説・文学
TAG:連城三紀彦 「このミステリーがすごい!」2004年版
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2005年09月24日 (土) | EDIT |

2000年/アメリカ/131分
監督: スティーヴン・ソダーバーグ
出演: ジュリア・ロバーツ/アルバート・フィニー/アーロン・エッカート/マージ・ヘルゲンバーガー
公式サイト
エリン・ブロコビッチ。バツ2。3人の子持ち。無職。何もかもうまくいかない人生、ある日交通事故に遭ったことをきっかけに、弁護士エドの事務所に潜り込むことに成功。たまたまエリンが手にした書類、最初はある夫婦の不動産売却の案件だった。だが調べていくうちに、夫婦を含めて何らかの身体の不調を訴えている住民が多く、その原因は近くにある工場による環境汚染にあると判明する。様々な困難を乗り越え、ついには原告600人を超す公害訴訟に発展、アメリカ史上最高の和解額を勝ち取る。
実在の人物、エリン・ブロコビッチを題材にした作品。
これ、ジュリアは第73回米アカデミー賞で主演女優賞獲ってんだよね。うーん、正直、そこまでいい演技かなぁって気もする…。確かにパワフルで、エリンというキャラは立ってるけど、うーん。。。






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GENRE:映画
TAG:スティーヴン・ソダーバーグ ジュリア・ロバーツ アルバート・フィニー アーロン・エッカート マージ・ヘルゲンバーガー 第73回米アカデミー賞
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2005年09月23日 (金) | EDIT |

2003年/アメリカ/102分
監督: ジョエル・コーエン
出演: ジョージ・クルーニー/キャサリン・ゼタ=ジョーンズ/ジェフリー・ラッシュ
マイルズ・マッシーは凄腕の離婚訴訟専門弁護士。ある時、依頼人レックスの妻マリリンに一目惚れ。実はマリリンは、金持ちの男との離婚によって相手の財産をむしり取ることを生業としている女だった。そうとわかっていてもマリリンに惹かれていくマイルズ。ある日、レックスと別れて独身となったマリリンが、大富豪ハワードと結婚するので「婚前契約書」を作成して欲しいと言う。婚前契約書を作成すると、離婚後も相手の財産は貰えない。マリリンは何かを企んでいるのか、それとも本当にハワードを愛しているのか? やきもきしながら結婚式に出席するマイルズの目の前で、ハワードは婚前契約書を食べてしまう。これで離婚すると、マリリンはハワードの財産分与が受けられる…。まんまとハワードの財産を奪ったマリリンだが、同じ状況で金持ちになった親友が亡くなったと聞き、マイルズに人生の虚しさを訴え、泣きつく。マイルズはマリリンと結婚し、彼女の財産を守るために婚前契約書を作成するが、マリリンは契約書を破いてしまう。マリリンの愛に感動するマイルズ。しかし、たまたま付けていたテレビドラマにハワードが出ているのを発見。ハワードは俳優? するとマリリンは大金持ちではなく文無し? 婚前契約書を破いてしまった今、離婚するとマイルズの財産はマリリンに奪われてしまう!? 慌ててマリリンの元へ戻るマイルズ、だがマリリンは着々と離婚の準備を進めていた…
婚前契約って、アメリカならではだよね。超合理主義。確か、キャサリン自身もマイケル・ダグラスと結婚する時に結んでいるはず。
日本人は、結婚する前に離婚した後の財産のことを決めるなんて、夢がないという考え方をする傾向があるので、理解しづらいかもしれません。離婚が増えているので、これからは、どうなるかわからないけど。






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GENRE:映画
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2005年09月21日 (水) | EDIT |

2005年/日本/114分
監督: 大谷健太郎
出演: 中島美嘉/宮崎あおい/成宮寛貴/松田龍平
公式サイト
公開: 2005年09月03日
大崎ナナ、二十歳。バンド“BLACK STONES”のボーカル。一緒にバンドを組んでいた恋人レンは、別のバンド“TRAPNEST”に引き抜かれ、2人は別れることに。自分の歌で生きていく。いつかトラネスを越えてやる。夢を抱いて上京するナナ。
小松奈々、二十歳。1年前、恋人の章司が美大を受けるために上京し、遠距離恋愛に。章司が大学に受かったため、彼を追いかけて上京する奈々。
今まで生きてきた人生も、性格も全く違う2人が、東京へ向かう新幹線の中で偶然出会い、繰り広げる恋と友情の物語。
大人気漫画「NANA」の実写映画化。実は原作本も、しっかり全巻本棚に揃っています、ハイ

正直、映画化と聞いた時には微妙だな~~~~と思っていたのだけど、予告編は結構いいんじゃない?という感じだったので、観てまいりました。
2005年09月19日 (月) | EDIT |

2003年/香港/119分
監督: アンドリュー・ラウ/アラン・マック
出演: エディソン・チャン/ショーン・ユー/アンソニー・ウォン/エリック・ツァン
公式サイト
「インファナル・アフェア」の続編。時代は前作より遡って、1991年から1997年、中国返還に揺れる香港を舞台に、ヤンとラウの2人が潜入を行うことになった背景を描く。
1991年、香港マフィアのボス、クァンが殺された。クァンの息子ハウが香港を牛耳ることになり、ハウは父クァンを殺した犯人を捜し出し、処刑しようと目論む。実はサムの妻、マリーがラウに命じてクァンを暗殺させたのだった。ラウはクァンの配下サムに命じられ、警察学校へ入学することに。また同じ頃、警察学校の首席であるヤンは、クァンの私生児であることがばれ、退学を免れる代わりにマフィアへの潜入捜査を命じられる。2人はそうとは知らずに、お互いの運命を交差させていく―――――
期待せずに前作を観に行って、かなりアタリだったので、ちょっと期待が大きかったかもしれない。






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GENRE:映画
TAG:アンドリュー・ラウ アラン・マック エディソン・チャン ショーン・ユー アンソニー・ウォン エリック・ツァン 「インファナル・アフェア」シリーズ
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2005年09月18日 (日) | EDIT |

2004年/スペイン/125分
監督: アレハンドロ・アメナーバル
出演: ハビエル・バルデム/ベレン・ルエダ/ロラ・ドゥエニャス
公開: 2005年04月16日
ラモン・サンペドロは25歳の夏、岩場から引き潮の海へダイブし、首の骨を骨折し、以来寝たきりの生活となる。26年目の冬、彼は自由を掴むために尊厳死を望んだ。しかし四肢麻痺であるラモンが尊厳死を望むということは、他人の手を借りるということ、つまり手を貸した人は自殺幇助罪に問われてしまう。ラモンは尊厳死を法的に支援する団体に助けを求め、尊厳死を認めさせる裁判を起こす。弁護士として紹介された女性、フリアもまた進行性の不治の病に冒されており、2人は死を通して強く引かれあう。工場勤務のロサは、ラモンのインタビューをテレビで見て、ラモンの意思を翻させるために彼の元を訪れる。ラモンを愛し、共に死のうとするフリア。ラモンを愛し、生きて欲しいと願うロサ。ラモンを愛し、彼の意思を尊重して見守る義姉マヌエラと父ホアキン。ラモンを愛し、死ぬことは絶対にまかりならんと怒る兄ホセ。死の意味もわからず、ただラモンを慕う甥ハビ。法律はラモンの訴えを退ける。共に旅立とうと約束したフリアもその意思を翻した。絶望するラモンにロサは言う。「手を貸して欲しい?私は理解したわ。あなたの言った“僕を本当に愛する人は、僕を死なせてくれる人”という意味を」ラモンが「旅立ち」を決め、ロサの元へ行く日がやってきた。黙って息子を失う悲しみに耐えている父。最後まで尊厳死に反対するホセ。涙を堪えて笑いかけようとするマヌエラ。ラモンは家族に別れを告げ、車に乗り込む。ハビは、ラモンの乗った車をいつまでも追いかけた…
非常に重い話でした。尊厳死って難しい問題だよね…わたしがラモンと同じ状態になったら、同じように死を望むだろうと思う。ラモンに対して「生きろ」とは言えない。






THEMA:映画館で観た映画
GENRE:映画
TAG:アレハンドロ・アメナーバル ハビエル・バルデム ベレン・ルエダ ロラ・ドゥエニャス 第77回米アカデミー賞
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2005年09月16日 (金) | EDIT |

2002年/韓国/119分
監督: イム・グォンテク
出演: チェ・ミンシク/アン・ソンギ/ソン・イェジン/ユ・ホジョン
公式サイト
公開: 2004年12月18日
1850年代の朝鮮。開化派の学者、キム・ビョンムンは街で粗末な身なりの少年、チャン・スンオプを助ける。スンオプは素晴らしい絵の才能を持っていたため、キムはスンオプを教養人の家に預け、その才能を伸ばそうとする。やがてスンオプはその類まれなる絵の才能を発揮しはじめ、世に認められて、ついに宮廷画家にまで登りつめる。しかしその半面で、酒に溺れ女と遊び、放蕩生活を続けているスンオプに、キムは言う。「本物の芸術家になれ」キムの言葉を重く受け止め、スンオプの苦悩の日々が始まった…
韓国の伝説の画家と呼ばれるチャン・スンオプの一生を描いた伝記映画。
最初は観るつもりなかったんだよね、この映画。「大統領の理髪師」と2本立てだったので、時間もあったし、イェジンも出てるし(そこかい! ( ・_・)┌θ☆( >_<) ドカッ )で観たんだけど…
2005年09月15日 (木) | EDIT |

2004年/韓国/116分
監督: イム・チャンサン
出演: ソン・ガンホ/ムン・ソリ/リュ・スンス/イ・ジェウン
公式サイト
公開: 2005年02月11日
僕の父はソン・ハンモ。大統領のお膝元の町、孝子洞で理髪店を営んでいます。ごくごく普通の人だったのですが、店を訪れた大統領警護室長によって父の運命は変わり始めます。大統領専属の理髪師となった父は、大統領のお供をして渡米した後、町の羨望の的となりました。僕の家の穏やかで平凡な幸せが終わったのは、1968年の1月、北朝鮮の武装ゲリラ事件が起こったことがきっかけでした。ゲリラたちが下痢をしていたことから、下痢は「マルクス病」と呼ばれ、下痢になったものはゲリラと接触したとして逮捕されることになったのです。僕が下痢になった原因は未だにわかりません。父は僕を警察に連れて行き、無実であることを証明してもらうつもりが、僕は中央情報部へ送られ、体に電流を流される拷問を受けました。やっと帰された時には、僕の脚は立たなくなっていたのです…
劇場で観そびれていたんだけど、二番館に降りてきたので観に行ってきました。
2005年09月12日 (月) | EDIT |

1995年/アメリカ/112分
監督: マイク・フィギス
出演: ニコラス・ケイジ/エリザベス・シュー/ジュリアン・サンズ
アル中で妻子に逃げられ、仕事もクビになり、死に場所を求めてラスベガスへやってきたベン。暴力的な情夫と別れてラスベガスへやってきた娼婦のサラ。出会ってしまった2人。やがて2人は一緒に暮らし始めるが、周りと相容れず、徐々に破滅へと向かっていく…
ニコラス・ケイジはこれでオスカーを獲ったんだけど、エリザベス・シューもかなりイイ







THEMA:WOWOW/スカパーで観た映画の感想
GENRE:映画
TAG:マイク・フィギス ニコラス・ケイジ エリザベス・シュー ジュリアン・サンズ 第68回米アカデミー賞
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2005年09月10日 (土) | EDIT |

2003年/韓国/130分
監督: ポン・ジュノ
出演: ソン・ガンホ/キム・サンギョン/パク・ヘイル
1986年、韓国のある小さな農村で、女性ばかり狙われる連続殺人事件が起こった。所轄のパク刑事とソウル市警から派遣されたソ刑事は、性格も捜査方法も正反対であるため、気が合わなくて衝突ばかりしている。反発しあいながらも捜査を続けていくうちに、犯行はある一定の法則に従って行われていることに気付く。2人は何度も失敗を重ねつつ、ついに有力な容疑者を見つけだす。犯人の遺留物と容疑者のDNA鑑定の結果を待つばかり、という時に、また新たな事件が起こる…
1986年から1991年にかけて、韓国で実際に起こった未解決殺人事件を題材にしたサスペンス。
所轄刑事とソウル市警から派遣されたエリート刑事との対立とか、ありがちだけど上手く演出していると思います。
ソ刑事が捜査中に知り合った女子高生が犠牲者になった時は (|| ゚Д゚)ガーン!! という感じでした…
2005年09月09日 (金) | EDIT |


著 者: 奥田英朗
出版年: 2004年
出版社: 講談社文庫/講談社
及川恭子はサラリーマンの夫と2人の子供を持つ平凡な主婦。夫の勤務先で放火事件があり、それをきっかけに、今までの夫の行動の不審さに気付いてしまう。
久野薫は所轄勤務の警部補。7年前、交通事故で妻を亡くしてから不眠症になっているが、配置換えを恐れて周りには隠している。八王子に住む義母と、妻、子を亡くした心をお互いに慰め合い、支え合っている。
渡辺裕輔は授業をサボり、街で遊ぶ高校生。しかし、高校を中退している遊び仲間の将来を考えると、高校を辞めてしまう勇気も持てない。
及川の会社で起こった放火事件をきっかけに、3人の運命は微妙に絡まり合い、動いていく…
かなり良かったです。よく「最悪」と比べる人がいるようですが、個人的には「最悪」よりこちらの方が好き。
ちょっとしたきっかけでどんどん悪い方へ悪い方へ流れてしまうというのは、どちらも同じですが。






THEMA:奥田英朗
GENRE:小説・文学
TAG:奥田英朗 「このミステリーがすごい!」2002年版
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2005年09月04日 (日) | EDIT |

2002年/スペイン/113分
監督: ペドロ・アルモドバル
出演: レオノール・ワトリング/ハビエル・カマラ/ダリオ・グランディネッティ/ロサリオ・フローレス
公式サイト
バレエ教室で見かけるアリシアに憧れていた看護士ベニグノ。交通事故で昏睡状態となったアリシアに、ベニグノは優しく話しかけながら彼女の身の回りの世話をし続ける。一方、競技中の事故で昏睡状態となった女闘牛士リディアを、恋人のマルコは直視出来ない。同じような境遇から次第に親しくなるマルコとベニグノ。リディアが事故に遭った日、元の恋人とよりを戻していたと知ったマルコは、リディアの元を去り1人で旅に出る。旅に出ている間、ベニグノが引き起こした事件を知ったマルコはベニグノの元へ急ぐが…
重い話です…が、わたしはこういう映画はかなり好き








THEMA:WOWOW/スカパーで観た映画の感想
GENRE:映画
TAG:ペドロ・アルモドバル レオノール・ワトリング ハビエル・カマラ ダリオ・グランディネッティ ロサリオ・フローレス
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2005年09月01日 (木) | EDIT |

著 者: 横山秀夫
出版年: 2004年
出版社: 新潮社
県警の機関誌の編集担当をしている悦子。定年退職者の回想手記を載せるのに、たった1人分、看守をやっているという近藤の原稿がない。近藤の家まで原稿を催促に行くと、本人は不在。近藤の妻は言う。
「ほら、ウチの人、刑事さんだから」
刑事になりたかったがなれずにずっと看守を勤めた近藤は、1年前に起こった“死体なき殺人”の“捜査”をしているらしい。成り行きで“捜査”に巻き込まれた悦子が、近藤に連れられて行った先は―――――(「看守眼」)
他「自伝」「口癖」「午前五時の侵入者」「静かな家」「秘書課の男」収録
この人は短編とか中編が上手い人だなー。これも短編集です。
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