2007年06月01日 (金) | EDIT |

著 者: 乃南アサ
出版年: 2004年
出版社: 新潮エンターテイメント倶楽部SS/新潮社
音道貴子、34歳、バツイチ、恋人あり。
警視庁第三機動捜査隊にいた貴子は、巡査部長に昇進したことに伴って、隅田川東署に異動になる。貴子が夜勤に当たった日、アパートを経営する関根芙佐子という主婦が、就寝中に何者かに殴られ意識不明の重体という110番通報が入る。貴子はコンビを組んでいる玉城警部補と捜査にあたるが、芙佐子は誰からも好かれるいい人で、悪く言う者は誰もいない。犯人の見当がつかず、事件は膠着状態に陥るが、芙佐子の入院する妙員を訪れた際、夫、息子とともに、芙佐子に良くしてもらっていたというアパートの住民、白石が訪れているのを見て、玉城が何かをひらめいて―――――(「その夜の二人)
他「残りの春」「木綿の部屋」「嗤う闇」収録
「凍える牙」からなる女刑事音道貴子のシリーズです。シリーズは前に読んでるはずと思っていたら、どうも途中何冊かすっとばしているみたい orz オマケに細かい設定はすっかり忘却の彼方に。
また最初から読み直そうかなあ。。。
そんなことは忘れてて読み始めたんだけど、短編なので気楽に読めます。前作を知らなくても大丈夫。
「その夜の二人」が一番理解不能な犯人かも…でも最近、ホント理解不能な事件が増えてるし、こういうのも起こっておかしくないんだろうなあ。
ここに収められている短編は、貴子が下町の所轄に異動になったせいもあるのだろうけど、犯人たちがごくごく普通の人で、その辺にいそうな気がします。だからちょっと怖い。「その夜の二人」にしろ、「残りの春」にしろ、本当になんだか起きそうな感じがするの。明日の朝刊に載っていそうな。事件自体も大きくない、連続殺人とかそういうのじゃないから、余計にそう感じるのかも…
評価:★★★☆(3.5)
やっぱり最初からシリーズ読み直そう。
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「その夜の二人」が一番理解不能な犯人かも…でも最近、ホント理解不能な事件が増えてるし、こういうのも起こっておかしくないんだろうなあ。
ここに収められている短編は、貴子が下町の所轄に異動になったせいもあるのだろうけど、犯人たちがごくごく普通の人で、その辺にいそうな気がします。だからちょっと怖い。「その夜の二人」にしろ、「残りの春」にしろ、本当になんだか起きそうな感じがするの。明日の朝刊に載っていそうな。事件自体も大きくない、連続殺人とかそういうのじゃないから、余計にそう感じるのかも…
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