2009年10月03日 (土) | EDIT |
■ シアターN渋谷にて鑑賞
マーターズ/MARTYRS
2007年/フランス、カナダ/100分
監督: パスカル・ロジェ
出演: モルジャーナ・アラウィ/ミレーヌ・ジャンパノイ
公式サイト
公開: 2009年08月29日
1971年10月、虐待された形跡のある少女が保護される。児童保護施設で過ごすことになった少女は、リュシーと言う自分の名前以外は語ろうとしなかった。リュシーは同じ児童保護施設で暮らすアンナに懐き、2人は親友同士となる。
15年後、平和な日曜な朝を過ごす幸せなベルフォン家の元にリュシーが訪れる。アンナが連絡をもらいベルフォン家に駆けつけた時には、既に惨劇は行われた後だった。リュシーは自分を虐待した人間を偶然新聞で見かけ、復讐のために一家を皆殺しにしたと言うが、彼女はトラウマに悩まされ自傷行為を繰り返していたため、アンナはリュシーの精神状態を疑っていた。アンナが死体の片づけを始めると、一家の母親ガブリエルが虫の息ながらも一命を取り留めていた。アンナはガブリエルを助けようとするが、リュシーに見つかり、ガブリエルは殺されてしまう。そしてリュシーは自身をも傷つけ、死に至る。遺されて途方にくれたアンナだったが、家の中で隠し扉を見つけ―――――
migさんにオススメされていたのですが、単館上映でレイトのみ、仕事の帰りが連日日付を超える超えないかぐらいの状況なため、半分諦めていたのだけど、ぽっかり時間が空いたので滑り込みで観て来ました。

2007年/フランス、カナダ/100分
監督: パスカル・ロジェ
出演: モルジャーナ・アラウィ/ミレーヌ・ジャンパノイ
公式サイト
公開: 2009年08月29日
1971年10月、虐待された形跡のある少女が保護される。児童保護施設で過ごすことになった少女は、リュシーと言う自分の名前以外は語ろうとしなかった。リュシーは同じ児童保護施設で暮らすアンナに懐き、2人は親友同士となる。
15年後、平和な日曜な朝を過ごす幸せなベルフォン家の元にリュシーが訪れる。アンナが連絡をもらいベルフォン家に駆けつけた時には、既に惨劇は行われた後だった。リュシーは自分を虐待した人間を偶然新聞で見かけ、復讐のために一家を皆殺しにしたと言うが、彼女はトラウマに悩まされ自傷行為を繰り返していたため、アンナはリュシーの精神状態を疑っていた。アンナが死体の片づけを始めると、一家の母親ガブリエルが虫の息ながらも一命を取り留めていた。アンナはガブリエルを助けようとするが、リュシーに見つかり、ガブリエルは殺されてしまう。そしてリュシーは自身をも傷つけ、死に至る。遺されて途方にくれたアンナだったが、家の中で隠し扉を見つけ―――――
migさんにオススメされていたのですが、単館上映でレイトのみ、仕事の帰りが連日日付を超える超えないかぐらいの状況なため、半分諦めていたのだけど、ぽっかり時間が空いたので滑り込みで観て来ました。
いやーすごい映画でした…。
前半は普通のスプラッタ・ホラー。銃の音にびびりつつ、リュシーの経験する超常現象には、…まさかそんなオチではないよね? (;・∀・) と思ったけど、そんなオチどころか、その後の展開が普通ではなかった。
リュシーが見る女の正体は割とわかりやすいし、ああそうねと思うんだけど、マドモアゼルと呼ばれるイカレばばぁが出てくる辺りから、んん??って感じになってきて、後半まったく違う展開に。
最初、あのばあさんが何を言っているのかさっぱり理解できなかったんだけど、アンナが“殉教者”となってから、ああ、こういうことかと理解しました。良くある虐待のパターンとしては、快楽を求めるためというものだけど、これはその理由が宗教的なものという…。まぁ、はっきりとはどの宗教と名前が出てくる訳じゃないのですが。
ラスト、MARTYRSの意味は“殉教者”で、語源として、ギリシャ語の“目撃者”から来ているとテロップが出て、なるほど…と。
最後、アンナのささやきを聞いたばあさんの行動もびっくりだった。わたしは、死後の世界のことは生きている人間が知るべきことではない(どんな世界にせよ)と解釈したんだけど、素晴らしいところだから、他の人に知らせたくなくて…とか、逆に絶望してとか、色々解釈があるようです。
主演2人は新人らしいのですが、超体張ってます。あっぱれ。
評価:★★★★(4.0)
虐待シーンが延々と続くので、誰にでも薦められるものではないけど(後半それのみでしかもグロあるし)、耐性ある人には是非観て欲しい。
DVDの購入はコチラ
【amazon】
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【ぽすれん】
前半は普通のスプラッタ・ホラー。銃の音にびびりつつ、リュシーの経験する超常現象には、…まさかそんなオチではないよね? (;・∀・) と思ったけど、そんなオチどころか、その後の展開が普通ではなかった。
リュシーが見る女の正体は割とわかりやすいし、ああそうねと思うんだけど、マドモアゼルと呼ばれるイカレばばぁが出てくる辺りから、んん??って感じになってきて、後半まったく違う展開に。
最初、あのばあさんが何を言っているのかさっぱり理解できなかったんだけど、アンナが“殉教者”となってから、ああ、こういうことかと理解しました。良くある虐待のパターンとしては、快楽を求めるためというものだけど、これはその理由が宗教的なものという…。まぁ、はっきりとはどの宗教と名前が出てくる訳じゃないのですが。
ラスト、MARTYRSの意味は“殉教者”で、語源として、ギリシャ語の“目撃者”から来ているとテロップが出て、なるほど…と。
最後、アンナのささやきを聞いたばあさんの行動もびっくりだった。わたしは、死後の世界のことは生きている人間が知るべきことではない(どんな世界にせよ)と解釈したんだけど、素晴らしいところだから、他の人に知らせたくなくて…とか、逆に絶望してとか、色々解釈があるようです。
主演2人は新人らしいのですが、超体張ってます。あっぱれ。
評価:★★★★(4.0)
虐待シーンが延々と続くので、誰にでも薦められるものではないけど(後半それのみでしかもグロあるし)、耐性ある人には是非観て欲しい。
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【ぽすれん】
監督:パスカル・ロジェ
出演者:モルジャーナ・アラウィ、 ミレーヌ・ジャンパノイ、 カトリーヌ・ベジャン、 イザベル・ジャス
収録時間:100分
レンタル開始日:2010-01-06
Story
フランス映画界の鬼才、パスカル・ロジェが放つ新感覚ホラー。70年台初頭のフランス。少女・リュシーが衰弱しきった姿で路上を彷徨っているところを発見される。大人たちは誰がこのような仕打ちをしたのかを問いただすが、彼女は話すことを拒み…。 (詳細はこちら)
フランス映画界の鬼才、パスカル・ロジェが放つ新感覚ホラー。70年台初頭のフランス。少女・リュシーが衰弱しきった姿で路上を彷徨っているところを発見される。大人たちは誰がこのような仕打ちをしたのかを問いただすが、彼女は話すことを拒み…。 (詳細はこちら)
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THEMA:映画館で観た映画
GENRE:映画
TAG:パスカル・ロジェ モルジャーナ・アラウィ ミレーヌ・ジャンパノイ
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この記事へのコメント
りおさん、
わー、良かったみてくれて!
しかも高評価も嬉しい。
これかなり衝撃的だよね、最初単なる幻想のまたバケモノ系かとも思ったけど
後半の展開にはほんとびっくりだし女優もすごいしで
今年の上位に入っちゃうかも。
こんなの入れる自分が怖いけど(笑)
わー、良かったみてくれて!
しかも高評価も嬉しい。
これかなり衝撃的だよね、最初単なる幻想のまたバケモノ系かとも思ったけど
後半の展開にはほんとびっくりだし女優もすごいしで
今年の上位に入っちゃうかも。
こんなの入れる自分が怖いけど(笑)
2009年10月04日(日) 10:59 |
| mig #JTxNwRAU[ EDIT]
コメントありがとうございます
> これかなり衝撃的だよね、最初単なる幻想のまたバケモノ系かとも思ったけど
> 後半の展開にはほんとびっくりだし女優もすごいしで
> 今年の上位に入っちゃうかも。
> こんなの入れる自分が怖いけど(笑)
なんかわかる…わたしも結構上位に入る気がする(笑)
ホント、オススメしてくれてありがとって感じでした。

> これかなり衝撃的だよね、最初単なる幻想のまたバケモノ系かとも思ったけど
> 後半の展開にはほんとびっくりだし女優もすごいしで
> 今年の上位に入っちゃうかも。
> こんなの入れる自分が怖いけど(笑)
なんかわかる…わたしも結構上位に入る気がする(笑)
ホント、オススメしてくれてありがとって感じでした。
2009年10月04日(日) 21:48 |
| りお(管理人) #xPbS6JcU[ EDIT]
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2010年09月10日(金) 22:15:11 | 映画鑑賞★日記・・・
<マーターズ を観ました>
原題:Martyrs
製作:2007年フランス・カナダ合作
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つい最近までツタヤには置いてなかったみたい…。
ずーっと探していたんだけど見当たらなくて(面倒なので店員さんには聞いていない)、やっと発?...
2010年11月08日(月) 19:49:43 | ★紅茶屋ロンド★
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