fc2ブログ
週に1本は劇場で映画を観る!が合言葉。 主に映画、時々小説の感想を脳内垂れ流しで書きなぐるブログ。ネタバレあり。
| LOGIN |
HOME > な~の > ナルニア国物語 第1章:ライオンと魔女
ナルニア国物語 第1章:ライオンと魔女 
2006年03月18日 (土) | EDIT |
 池袋シネマサンシャインにて鑑賞
ナルニア国物語 第1章:ライオンと魔女ナルニア国物語 第1章:ライオンと魔女/THE CHRONICLES OF NARNIA: THE LION, THE WITCH AND THE WARDROBE
2005年/アメリカ/140分
監督: アンドリュー・アダムソン
出演: ウィリアム・モーズリー/アナ・ポップルウェル/スキャンダー・ケインズ/ジョージー・ヘンリー/ティルダ・スウィントン
公式サイト
公開: 2006年03月04日


第二次大戦下のイギリス。戦火が激しくなる中、ペベンシー家の4兄弟、しっかりものの長男ピーター、現実的な長女スーザン、好奇心が強くちょっと生意気な次男エドマンド、おしゃまな末っ子ルーシーは子供たちだけで疎開することに。疎開先のカーク教授の家でかくれんぼをしていたルーシーが空き部屋の衣装箪笥に忍び込むと、その向こうに雪の森が広がっていた。そこで半人半獣(フォーン)のタムナスと出会い、ルーシーはそこが“ナルニア”と呼ばれる国で、“白い魔女”がナルニアを支配するようになってから、もう100年も春が来ていないことを知る。興奮して3人に話すルーシーだが、兄弟たちはもちろん信じない。しかしある日、家の窓ガラスを割ってしまい、逃げるために4人は衣装箪笥の中へ入る。するとそこは、ルーシーの言うとおりナルニアに通じていた。危ういところを助けてくれたビーバー夫妻の話によると、ナルニアには「ふたりのアダムの息子とふたりのイヴの娘がケア・パラベル城の4つの王座を満たす時、白い魔女の支配は終わりナルニアに春がくる」という予言があるという。自分たちに課せられた運命の重さに戸惑うピーターとスーザン。そんな時、白い魔女の甘言に騙されたエドマンドがビーバーの家を抜け出し、白い魔女の元へと向かっていた。3人はエドマンドを助け出すために、この世界を作ったという伝説の王“アスラン”に会いに行く―――――


上映前の予告を観ていたら、いきなり本編が途中から始まって、しかも音声が出ていない。しばらくその状態が続いて、言いに行こうかなーと思っていたら、別のお客さんが館員に言いに行ってくれて、きちんと上映された訳ですが、しかし映画館から何の説明(というか謝罪)もないのが気に障った。申し訳ございませんでしたぐらい言えよ。 o(`ω´*)oプンスカプンスカ!!
原作未読です。つーか、この手のファンタジーって、ほとんど読んでいない。なんでだろう。親が駄目だったんですかねー。動物が喋ったりするの気持ち悪いとか言う人ですし。

さて本編。
主役のお子たちが可愛くない… ( ´Д`)

うーん、これって致命的。。。

ナルニアを絶大な魔力で支配する女王がいて、それに太刀打ち出来ない住民たちは伝説の子供たちの力を借りて、春(平和)を取り戻すために立ち向かう。最後は無事に春を取り戻して、子供たちは自分の世界に戻りめでたしめでたし…という話かと思っていたんだけど、どうも違う。お子たちがナルニアを救うためではなく、支配する(ケア・パラベル城の王座に座る)ための戦い? (;・∀・)

魔女を倒すと春が来る訳ではなくて、既にお子たちがナルニアにやってきた時点で魔女の魔力が弱まって、春になってる。どんだけ弱い魔力なんだと。これについては、たましょくさんも突っ込んでいらっしゃいます。それだけで魔力が弱まるなら、そりゃ4人を捕らえて殺そうと思うわ。魔女としての存在意義がなくなるもんね。

突然サンタクロースが現れて、自己紹介もないままに「メリー・クリスマス!」とか言われても、最初は
「何このオッサン? (;・∀・) 」

って感じでした。唐突すぎるんだよ。

女王は人を石に変えてしまう訳ですが、アスランが息を吹きかけると石になった人たちが復活する。魔女も、アスランががおーってやって逝っておしまいになった。つーか、

アスランがもっと早く行動していればこんな事態にならなかったのでは…。

そもそも、1つの国に4人も王は必要なのか。アスラン1人が王でいーじゃん。
kossyさん
また、子供をわざわざ戦わせなくても彼等だけでも充分なのに、敢えて戦わせるストーリー。美男美女を起用しなかったことで、普通の子であっても戦争の英雄になれることを訴えたかったのかもしれません。
という鋭い読みにおおーと思いました。確かに、お子たちが戦う意味ってよくわからんのですよ。アスランがその気になれば、それで終わった気がするの。

これは原作にあるのかどうか知りませんが、アスランがあっさり生き返ったのにも萎えた。お前が死んだと思ったから兵を出したピーターの立場は?

ここはツッコンでもしょうがないのかもしれないけど、時間の経過がおかしいのも気になった。最初にルーシーがナルニアにいた時の現実世界の時間の経過と、最後に4人が戻って来た時の時間の経過がどうも合わない気がする。

評価:★★☆(2.5)
つまらなくはないと思う。世界観にハマれればOKでしょう。でも、わたしは最後までイマイチ入り込めず、置いてきぼりでした。CGはすごかったけどね。全部で7作らしいけど、次作は多分観に行かない。

ティルダ・スウィントンを、パンフレット見るまでケイト・ブランシェットだと思っていたのは内緒… (^_^;) (似てませんか?)


DVDの購入はコチラ
【amazon】

ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女 [DVD]ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女 [DVD]
(2008/04/23)
ジョージー・ヘンリースキャンダー・ケインズ
商品詳細を見る

ナルニア国物語 第1章:ライオンと魔女 [DVD]ナルニア国物語 第1章:ライオンと魔女 [DVD]
(2006/07/26)
ジョージー・ヘンリーウィリアム・モーズリー
商品詳細を見る

ナルニア国物語 第1章:ライオンと魔女 4Disk エクステンデッド・エディション [DVD]ナルニア国物語 第1章:ライオンと魔女 4Disk エクステンデッド・エディション [DVD]
(2006/12/06)
ジョージー・ヘンリーウィリアム・モーズリー
商品詳細を見る

ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女 [Blu-ray]ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女 [Blu-ray]
(2008/05/21)
ジョージー・ヘンリースキャンダー・ケインズ
商品詳細を見る


レンタルはコチラ
【ぽすれん】

監督:アンドリュー・アダムソン
出演者:ティルダ・スウィントン、 ジョージー・ヘンリー、 スキャンダー・ケインズ、 ウィリアム・モーズリー
収録時間:142分
レンタル開始日:2006-07-26

Story
C.S.ルイスによるイギリス児童文学を壮大なスケールで映画化したファンタジーの第1弾。第二次大戦下、田舎に疎開した4人兄妹が、冷酷な白い魔女が支配する、冬に閉ざされたナルニア国を取り戻すため冒険を繰り広げる。THE CHRONICLES OF NARNIA, NARNIA and all book titles, characters and locales original thereto are trademarks of C.S. Lewis Pte Ltd. and are used with permission. (C)Disney Enterprises, Inc. and Walden Media, LLC. All rights reserved. (詳細はこちら

【TSUTAYA DISCUS】【DMM.com】
ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女ナルニア国物語 第1章:ライオンと魔女ナルニア国物語 第1章:ライオンと魔女


関連商品はコチラ
【amazon】

原作 全7巻
「ナルニア国ものがたり」全7冊セット 美装ケース入り (岩波少年文庫)「ナルニア国ものがたり」全7冊セット 美装ケース入り (岩波少年文庫)
(2000/11)
C.S.ルイス
商品詳細を見る

関連記事

記事が気に入りましたら、ぽちっとお願いします
fc2ブログランキング    にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ  にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ

THEMA:映画館で観た映画
GENRE:映画
TAG:アンドリュー・アダムソン ウィリアム・モーズリー アナ・ポップルウェル スキャンダー・ケインズ ジョージー・ヘンリー ティルダ・スウィントン 「ナルニア国物語」シリーズ 
※当ブログ内の同一タグが張られた記事一覧が表示されます。
COMMENT
この記事へのコメント
ナルニアってヘルニア?
ナルニアシリーズとハリポタが同時期で・・・

ロードオブザリングとかもありましたね・・・

なんかちょっと前の方が冒険や童話の映画

多かった気がします!(^^)!

ハリポタの方が恋愛模様が交差していたので

好みだったんですけどナルニアも幻想的でいいですね

雪の女王が少年連れてっちゃうのが・・・

クローゼットの中に入って出て・・・

1がおもしろかったですね~
2013年03月04日(月) 20:31 |   | オルガ #-[ EDIT]
オルガさん
コチラにもコメントありがとうございますv-411

> ナルニアシリーズとハリポタが同時期で・・・
> ロードオブザリングとかもありましたね・・・

ファンタジー大作が多く公開された時期がありましたね。
どれも観ていますが、元々ファンタジーはそれほど得意ではないので、これ!というものはないんですよね。。。

> クローゼットの中に入って出て・・・

クローゼットの中が異世界に繋がっているというのは面白かったですね。
まぁ日本にも、机の中がタイムマシンとはありますが。
2013年03月05日(火) 06:06 |   | りお(管理人) #xPbS6JcU[ EDIT]
コメントを投稿
URL:
COMMENT:
PASS:
SECRET: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック