2010年03月15日 (月) | EDIT |
■ シネ・リーブル池袋にて鑑賞
パレード
2010年/日本/118分
監督: 行定勲
出演: 藤原竜也/香里奈/貫地谷しほり/林遣都/小出恵介
公式サイト
公開: 2010年02月20日
H大学経済学部3年の杉本良介、21歳。売り出し中の若手俳優と恋愛中の無職、大河内琴美、23歳。 売れないイラストレーター兼雑貨屋店員の相馬未来、24歳。映画配給会社に勤務する健康オタクの伊原直輝、28歳。4人は直樹のアパートで同居していたが、ある日未来が18歳の男娼、小窪サトルをアパートに連れ込む。未来は酔っていて連れ込んだ記憶がないと言うものの、行くところがないサトルも4人とアパートで暮らし始める。最初は穏やかに過ぎていくかに見えたが、やがて4人の平和な毎日に波風が立ち始める――――
予告がかなりダークな感じで面白そうだったので、行って来ました。久々の邦画かな。

2010年/日本/118分
監督: 行定勲
出演: 藤原竜也/香里奈/貫地谷しほり/林遣都/小出恵介
公式サイト
公開: 2010年02月20日
H大学経済学部3年の杉本良介、21歳。売り出し中の若手俳優と恋愛中の無職、大河内琴美、23歳。 売れないイラストレーター兼雑貨屋店員の相馬未来、24歳。映画配給会社に勤務する健康オタクの伊原直輝、28歳。4人は直樹のアパートで同居していたが、ある日未来が18歳の男娼、小窪サトルをアパートに連れ込む。未来は酔っていて連れ込んだ記憶がないと言うものの、行くところがないサトルも4人とアパートで暮らし始める。最初は穏やかに過ぎていくかに見えたが、やがて4人の平和な毎日に波風が立ち始める――――
予告がかなりダークな感じで面白そうだったので、行って来ました。久々の邦画かな。
都会の若者の心の闇が明らかになるというような触れ込みだけど、どうも浅いなーという印象。正直、これくらいで深淵って…??って感じもする。
4人それぞれに視点を変えてストーリーが進む群像劇で、公式サイトには
結局誰よりもあの部屋に依存していた直樹が犯行に至った理由はなんとなくわかるものの、それまでも何件か起こっていた事件も直樹の犯行な訳だよね。最年長で、「皆俺に頼ってくるんだよなあ」とぼやいていたので、ある程度ストレスだったのだろうとは思うけど、でもそんな自分が好きというか、だからこそ皆が部屋を出て行くとなった時に再び犯行に及んでしまったんだと思うので、それまでの犯行の動機がいまいちわからない。
通り魔事件の犯人が誰とか、そういう話じゃないんだよね。それはわかるので、そこには重点を置いて観ていなかったし、雰囲気は悪くなかったんだけど…。
原作は第15回山本周五郎賞を獲った作品で、評価が高いようなので、おそらく2時間に収めるには無理があったのでしょう。
「お前が知っているサトルはお前しか知らない。俺が知っているサトルは俺しか知らない。皆が知っているサトルなんていないし、そんな人間は存在しないんだよ」という直樹の台詞は良かった。
貫地谷しほりと小出恵介は、結構役がハマっていたと思います。藤原竜也はいつもよりかなり抑えめな演技だったので、良かった。
評価:★★(2.0)
全体的には悪くなかったとは思うけど(不法滞在の外国人じゃあるまいし、あのルームシェアはありえないけどね)、個々の事情があまりに描かれなさすぎるので、いまいちな感じがしてしまうかな。
原作を読みたくなりました。
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4人それぞれに視点を変えてストーリーが進む群像劇で、公式サイトには
とあるけど、その辺りの個々の事情がいまいちよく見えないので、誰にも感情移入出来ないし。。。もうちょっと個人の事情を描いて欲しかった。それぞれが不安や焦燥感を抱えながらも、“本当の自分”を装うことで優しく怠惰に続く共同生活
結局誰よりもあの部屋に依存していた直樹が犯行に至った理由はなんとなくわかるものの、それまでも何件か起こっていた事件も直樹の犯行な訳だよね。最年長で、「皆俺に頼ってくるんだよなあ」とぼやいていたので、ある程度ストレスだったのだろうとは思うけど、でもそんな自分が好きというか、だからこそ皆が部屋を出て行くとなった時に再び犯行に及んでしまったんだと思うので、それまでの犯行の動機がいまいちわからない。
通り魔事件の犯人が誰とか、そういう話じゃないんだよね。それはわかるので、そこには重点を置いて観ていなかったし、雰囲気は悪くなかったんだけど…。
原作は第15回山本周五郎賞を獲った作品で、評価が高いようなので、おそらく2時間に収めるには無理があったのでしょう。
「お前が知っているサトルはお前しか知らない。俺が知っているサトルは俺しか知らない。皆が知っているサトルなんていないし、そんな人間は存在しないんだよ」という直樹の台詞は良かった。
貫地谷しほりと小出恵介は、結構役がハマっていたと思います。藤原竜也はいつもよりかなり抑えめな演技だったので、良かった。
評価:★★(2.0)
全体的には悪くなかったとは思うけど(不法滞在の外国人じゃあるまいし、あのルームシェアはありえないけどね)、個々の事情があまりに描かれなさすぎるので、いまいちな感じがしてしまうかな。
原作を読みたくなりました。
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【ぽすれん】
監督:行定勲
出演者:藤原竜也、 香里奈、 貫地谷しほり、 林遣都
収録時間:118分
レンタル開始日:2010-10-06
Story
第15回山本周五郎賞を受賞した吉田修一の小説を、行定勲監督が映画化した青春群像ドラマ。都内のマンションでルームシェアをする4人の男女は、さまざまな不安を抱えつつも怠惰な共同生活を満喫していた。そんな折、男娼のサトルが同居人に加わり…。 (詳細はこちら)
第15回山本周五郎賞を受賞した吉田修一の小説を、行定勲監督が映画化した青春群像ドラマ。都内のマンションでルームシェアをする4人の男女は、さまざまな不安を抱えつつも怠惰な共同生活を満喫していた。そんな折、男娼のサトルが同居人に加わり…。 (詳細はこちら)
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この記事へのコメント
すいません。通りすがりの者ですが、なぜ「個人の事情」を描く必要があるのでしょうか、たくさん映画を見られているようなのでご教示願えればうれしいのですが。
2010年03月15日(月) 18:25 |
| nobody #-[ EDIT]
> すいません。通りすがりの者ですが、なぜ「個人の事情」を描く必要があるのでしょうか、たくさん映画を見られているようなのでご教示願えればうれしいのですが。
「個人の事情を描く必要がある」とは書いていません。
それぞれの心の深淵が覗けるほどの事情がいまいち見えづらかったので、わたしには理解しづらかったと書いただけです。
「個人の事情を描く必要がある」とは書いていません。
それぞれの心の深淵が覗けるほどの事情がいまいち見えづらかったので、わたしには理解しづらかったと書いただけです。
2010年03月19日(金) 06:32 |
| りお(管理人) #xPbS6JcU[ EDIT]
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□作品オフィシャルサイト 「パレード」□監督・脚本 行定 勲 □原作 吉田修一□キャスト 藤原竜也、香里奈、貫地谷しほり、林 遣都、小出恵介、竹財輝之助、野波麻帆、中村ゆり ■鑑賞日 2月21日(日)■劇場 チネチッタ■cyazの満足度 ★★★☆(5★...
2010年03月21日(日) 10:07:46 | 京の昼寝~♪
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