2010年06月04日 (金) | EDIT |
■ ユナイテッド・シネマとしまえんにて鑑賞
第9地区/DISTRICT 9
2009年/アメリカ、ニュージーランド/111分
監督: ニール・ブロムカンプ
出演: シャールト・コプリー/デヴィッド・ジェームズ/ジェイソン・コープ/ヴァネッサ・ハイウッド
公開: 2010年04月10日
公式サイト
1986年、それはヨハネスブルクの上空に突然現れた。それ―――――正体不明の巨大な宇宙船は、故障したせいでヨハネスブルクの上空に留まり続け、乗っていた大勢のエイリアンたちは故郷に帰ることもかなわない状態であった。南アフリカ政府はやむなく彼らを収容するための居住区“第9地区”を作る。20年経った今、第9地区はスラム化し、辺りに住む住民たちは彼らの立ち退きを要求、住民とエイリアンの間に軋轢が生じるようになっていた。そこで、第9地区の管理を行っている多国籍企業MNUは、新しい居住区を作り、エイリアンを移住させるプロジェクトを立ち上げる。エイリアンの権利を守ろうとする人権団体を刺激せぬよう、エイリアン一人一人から同意書を取ってから立ち退きを要求することになり、エイリアン課のヴィカス・ファン・デ・メルヴェがプロジェクトの責任者として抜擢される。順調にエイリアンから同意書を取っていくヴィカス。しかし、ある小屋で見つけた謎の液体を誤って浴びてしまい、ヴィカスに変化が起こり始める―――――
予告ではかなり胡散臭かったこの映画。監督のニール・ブロンカンプは、これが長編デビューだそうな。

2009年/アメリカ、ニュージーランド/111分
監督: ニール・ブロムカンプ
出演: シャールト・コプリー/デヴィッド・ジェームズ/ジェイソン・コープ/ヴァネッサ・ハイウッド
公開: 2010年04月10日
公式サイト
1986年、それはヨハネスブルクの上空に突然現れた。それ―――――正体不明の巨大な宇宙船は、故障したせいでヨハネスブルクの上空に留まり続け、乗っていた大勢のエイリアンたちは故郷に帰ることもかなわない状態であった。南アフリカ政府はやむなく彼らを収容するための居住区“第9地区”を作る。20年経った今、第9地区はスラム化し、辺りに住む住民たちは彼らの立ち退きを要求、住民とエイリアンの間に軋轢が生じるようになっていた。そこで、第9地区の管理を行っている多国籍企業MNUは、新しい居住区を作り、エイリアンを移住させるプロジェクトを立ち上げる。エイリアンの権利を守ろうとする人権団体を刺激せぬよう、エイリアン一人一人から同意書を取ってから立ち退きを要求することになり、エイリアン課のヴィカス・ファン・デ・メルヴェがプロジェクトの責任者として抜擢される。順調にエイリアンから同意書を取っていくヴィカス。しかし、ある小屋で見つけた謎の液体を誤って浴びてしまい、ヴィカスに変化が起こり始める―――――
予告ではかなり胡散臭かったこの映画。監督のニール・ブロンカンプは、これが長編デビューだそうな。
予告ではトンデモSFかと思っていたけど、なかなかどうして深かったです。
ドキュメンタリータッチで進んでいくものの、出てくるのはエイリアンだから、現実離れしているなあ、エイリアンの外見も気持ち悪いし、結構グロいし…なんて思って観ていたんだけど、観ているうちに、だんだんエイリアンが人間よりも人間らしく観えてきてしまう。
人間って、自分と違うものに対しては本当に残酷になれるよね。エイリアンという媒体を使ってはいるものの、人間がこういう行動を取るのはエイリアンに対してだけじゃない。場所がヨハネスブルクっていうのも、強烈なアイロニーになっている。
ヴィカスの身に起こったことは確かに気の毒なんだけど、そこに至るまでの(至った後もそうだけど)ヴィカスの態度が悪すぎて、同情できないんだよね。結局自分のことしか考えていない。ヴィカスは、自分がエイリアンに対してやってきたことが自分に返って来ていることがイマイチわかっていないっぽいし、自分勝手過ぎて、逆にクリストファーがすごくいい人に見えてくる。
最後がかなり安っぽい展開になってしまって残念。ヴィカスが人間に戻ったりしなかったところは良かったけど。
エイリアンがネコ缶好きっていうのは (* ̄m ̄) ププッって感じでした。
評価:★★★(3.0)
そんなに前情報を入れずにいったせいか、思っていたのと違っていて、いい意味で期待を裏切られました。最後の展開がもうちょっと上手ければ、もう少し評価は高くなったかな。でも、長編デビュー作でこれなら、今後かなり期待できるかも。
しかし、予告編で観た、エイリアン尋問?の場面はどこに行ったのでしょうねー
DVDの購入はコチラ
【amazon】
レンタルはコチラ
【ぽすれん】
ドキュメンタリータッチで進んでいくものの、出てくるのはエイリアンだから、現実離れしているなあ、エイリアンの外見も気持ち悪いし、結構グロいし…なんて思って観ていたんだけど、観ているうちに、だんだんエイリアンが人間よりも人間らしく観えてきてしまう。
人間って、自分と違うものに対しては本当に残酷になれるよね。エイリアンという媒体を使ってはいるものの、人間がこういう行動を取るのはエイリアンに対してだけじゃない。場所がヨハネスブルクっていうのも、強烈なアイロニーになっている。
ヴィカスの身に起こったことは確かに気の毒なんだけど、そこに至るまでの(至った後もそうだけど)ヴィカスの態度が悪すぎて、同情できないんだよね。結局自分のことしか考えていない。ヴィカスは、自分がエイリアンに対してやってきたことが自分に返って来ていることがイマイチわかっていないっぽいし、自分勝手過ぎて、逆にクリストファーがすごくいい人に見えてくる。
最後がかなり安っぽい展開になってしまって残念。ヴィカスが人間に戻ったりしなかったところは良かったけど。
エイリアンがネコ缶好きっていうのは (* ̄m ̄) ププッって感じでした。
評価:★★★(3.0)
そんなに前情報を入れずにいったせいか、思っていたのと違っていて、いい意味で期待を裏切られました。最後の展開がもうちょっと上手ければ、もう少し評価は高くなったかな。でも、長編デビュー作でこれなら、今後かなり期待できるかも。
しかし、予告編で観た、エイリアン尋問?の場面はどこに行ったのでしょうねー
DVDの購入はコチラ

【amazon】
![]() | 第9地区 Blu-ray&DVDセット(初回限定生産) (2010/08/11) シャールト・コプリーデヴィッド・ジェームズ 商品詳細を見る |
レンタルはコチラ

【ぽすれん】
監督:ニール・ブロンカンプ
出演者:シャールト・コプリー、 デヴィッド・ジェームズ、 ジェイソン・コープ、 ヴァネッサ・ハイウッド
収録時間:112分
レンタル開始日:2010-08-11
Story
「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのピーター・ジャクソン製作によるSFアクション。南アフリカ上空に突如現れた正体不明の宇宙船。襲って来ることもなく、難民として降り立ったエイリアンと人類との共同生活が始まる。それから28年が経過し…。PG12。 (詳細はこちら)
「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのピーター・ジャクソン製作によるSFアクション。南アフリカ上空に突如現れた正体不明の宇宙船。襲って来ることもなく、難民として降り立ったエイリアンと人類との共同生活が始まる。それから28年が経過し…。PG12。 (詳細はこちら)
【TSUTAYA DISCUS】 | 【DMM.com】 |
![]() | ![]() |






THEMA:映画館で観た映画
GENRE:映画
TAG:ニール・ブロムカンプ シャールト・コプリー デヴィッド・ジェームズ ジェイソン・コープ ヴァネッサ・ハイウッド 第82回米アカデミー賞
※当ブログ内の同一タグが張られた記事一覧が表示されます。
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
{/hikari_blue/}{/heratss_blue/}ランキングクリックしてね{/heratss_blue/}{/hikari_blue/}
←please click
同じアカデミー賞作品賞ノミニーだったら「アバター」、「ハート・ロッカー」よりもわたしは断然こっち{/atten/}
あ、「プレシャス」もお忘れなく{/fuki_osusu...
2010年06月10日(木) 09:42:30 | 我想一個人映画美的女人blog
独創的なストーリーと、リアリティのある映像。ワクワクする展開でアクションシーンも見ごたえあり。風刺は利いているが笑いに嫌みがないスマートな社会派SFドラマ。
2010年06月18日(金) 00:27:25 | 心をこめて作曲します♪
作品情報
タイトル:第9地区
制作:2009年・アメリカ/ニュージーランド
監督:ニール・ブロムカンプ
出演:シャルト・コプリー、デヴィッド・ジェームズ、ジェイソン・コープ、ヴァネッサ・ハイウッドほか
あらすじ:ある日、ほかの惑星から正体不明の難民を乗せた謎...
2010年08月04日(水) 02:00:06 | ★★むらの映画鑑賞メモ★★
[第9地区] ブログ村キーワード第9地区 (原題:District 9)キャッチコピー:人類、立入禁止。製作国:アメリカ/ニュージーランド製作年:2009年配給:ワーナー・ブラザース映画、ギャガジ...
2010年08月19日(木) 02:56:24 | 映画を感じて考える~大作、カルトムービー問わず映画批評
監督 ニール・ブロンカンプ 主演 シャールト・コプリー 2009年 アメリカ/ニュージーランド/南アフリカ映画 111分 SF 採点★★★★ 強いメッセージ性なりテーマ性を持った作品を観た直後こそ、そのことに対し色々と思いを馳せるもんですが、如何せん日々だらだ…
2010年09月07日(火) 15:13:25 | Subterranean サブタレイニアン
南アフリカ共和国出身の米新鋭監督、ニール・ブロンカンプが長編デビューを飾ったSFムービー「第9地区」(2009年、米、111分、N.ブロンカンプ脚本、ワーナー映画配給)。この映画は、巨大な宇宙船が漂着し、異星人が難民扱いとなった南アを舞台に、政府の新た...
2010年10月18日(月) 00:41:32 | シネマ・ワンダーランド
| HOME |