2006年11月29日 (水) | EDIT |
■ ユナイテッド・シネマとしまえんにて鑑賞
手紙
2006年/日本/121分
監督: 生野慈朗
出演: 山田孝之/玉山鉄二/沢尻エリカ/吹石一恵/尾上寛之
公式サイト
公開: 2006年11月03日
リサイクル工場の食堂で働く白石由美子は、職場へ向かうバスの後部座席で帽子を目深に被って座っている青年をいつも見つめていた。その青年、武島直貴は、たった1人の家族である兄、剛志が強盗殺人犯として服役中であったため、周りの人間と打ち解けようとせず、いつも1人で黙々と働いていた。しかし、そんな直貴には夢があった。中学時代からの友人、寺尾祐輔と組んでお笑い芸人としてデビューすることだ。ある日、剛志から届いた手紙を同僚たちに見られて思わず殴りかかった直貴だったが、しかし喧嘩の相手、倉田から「夢があったら諦めるな」と励まされ、工場を辞めてお笑い芸人への道を目指すことを決める。やがて直貴と祐輔は見出されてテレビに出演するようになる。そして出会った中条朝美との恋、全てが上手くいくかに見えたが、直貴が殺人犯の家族であることがどこからか漏れて噂になり、直貴はお笑い芸人としての道を諦めざるを得なくなる。そして朝美とも破局を迎え、自暴自棄になる直貴。しかし、そんな直貴をいつも見守っていてくれたのは由美子だった。やがて2人は結ばれ家族となるが、剛志の存在がそのささやかな幸せを壊しかねないと悟った時、直貴は剛志に決別の手紙を書く―――――
悩みに悩んだ末、結局観に行ってきました。(またケータイくんがいたぞ! 後ろから蹴るぞ (゚Д゚)ゴルァ!! )
実は、前の部署に居た時に、映画のロケ場所として使わせて欲しいとオファーがあったんですね。結局は実現しなかったんだけど、そういう経緯があったため、映画化&キャスティングは随分前から知っていたのでした。

2006年/日本/121分
監督: 生野慈朗
出演: 山田孝之/玉山鉄二/沢尻エリカ/吹石一恵/尾上寛之
公式サイト
公開: 2006年11月03日
リサイクル工場の食堂で働く白石由美子は、職場へ向かうバスの後部座席で帽子を目深に被って座っている青年をいつも見つめていた。その青年、武島直貴は、たった1人の家族である兄、剛志が強盗殺人犯として服役中であったため、周りの人間と打ち解けようとせず、いつも1人で黙々と働いていた。しかし、そんな直貴には夢があった。中学時代からの友人、寺尾祐輔と組んでお笑い芸人としてデビューすることだ。ある日、剛志から届いた手紙を同僚たちに見られて思わず殴りかかった直貴だったが、しかし喧嘩の相手、倉田から「夢があったら諦めるな」と励まされ、工場を辞めてお笑い芸人への道を目指すことを決める。やがて直貴と祐輔は見出されてテレビに出演するようになる。そして出会った中条朝美との恋、全てが上手くいくかに見えたが、直貴が殺人犯の家族であることがどこからか漏れて噂になり、直貴はお笑い芸人としての道を諦めざるを得なくなる。そして朝美とも破局を迎え、自暴自棄になる直貴。しかし、そんな直貴をいつも見守っていてくれたのは由美子だった。やがて2人は結ばれ家族となるが、剛志の存在がそのささやかな幸せを壊しかねないと悟った時、直貴は剛志に決別の手紙を書く―――――
悩みに悩んだ末、結局観に行ってきました。(またケータイくんがいたぞ! 後ろから蹴るぞ (゚Д゚)ゴルァ!! )
実は、前の部署に居た時に、映画のロケ場所として使わせて欲しいとオファーがあったんですね。結局は実現しなかったんだけど、そういう経緯があったため、映画化&キャスティングは随分前から知っていたのでした。
同じく原作を読んでいるlatifaさんが、かなり良く出来ていたと誉めていらしたので、じゃあ大丈夫かな~なんて思って観たんだけど…
甘かった。
やっぱり原作付きは先に原作を読んじゃ駄目だ。「ダ・ヴィンチ コード」みたいに、随分前に原作を読んで詳細を忘れているとか、思い入れがあんまりないとかいうのならいいけど、そうじゃないならやはり観てはならなかった…。
とにかく、アラというか、違いが目に付いちゃって、純粋に映画を楽しめなかった。これは自分の問題なので、映画が悪い訳ではないんだけど…
原作とは、結構設定を変えていますね。直貴は夢も諦めたけどお金にも苦労した、上手くいきそうになって希望を抱いたところでくじかれた、という印象なので、お笑い芸人としてちょっと成功していたり、結構高そうなマンションに住んでいたりしているので、その辺は違和感がありました。原作では突っ返したお金も受け取っちゃって、駄目じゃん…
キャスティングは、沢尻エリカがちょっと。工場でのダサ具合はいいんだけど、いきなりめちゃめちゃ垢抜けてるんだもん。あの関西弁も萎えた。ここまで設定変えていて、由美子が関西弁を使っていることがいかされていないなら、無理矢理関西弁にしなくてもいいんじゃないの?
山田孝之は、可もなく不可もなくと言ったところでしょうか。玉鉄は結構良かった。
原作では、剛志の様子は手紙の内容から想像するしかないんだけど、映画では剛志の様子もきちんと描かれていたので、これは良かったです。latifaさんが書かれているとおり、同室の人間にはみな手紙が来ているのに、剛志には来ない…というシーンは良かったですね。剛志が感情を表に出さずに同室の人間を見ていて、そのバックに流れる「葉書に一言でもいい、直貴、手紙をくれないか」というナレーション、上手いなと思いました。
ラストはまぁ、 (゜ーÅ)ホロリ とはしたんですが(「涙そうそう」よりは泣けた(笑))、なんかちょっと違う…というのがどうも拭えなくて…
評価:★★(2.0)
原作を先に読んではならない。わかっていたのにやっちまったー
…という感じ。
■ 原作のレビューはコチラ
手紙
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【ぽすれん】
甘かった。
やっぱり原作付きは先に原作を読んじゃ駄目だ。「ダ・ヴィンチ コード」みたいに、随分前に原作を読んで詳細を忘れているとか、思い入れがあんまりないとかいうのならいいけど、そうじゃないならやはり観てはならなかった…。
とにかく、アラというか、違いが目に付いちゃって、純粋に映画を楽しめなかった。これは自分の問題なので、映画が悪い訳ではないんだけど…
原作とは、結構設定を変えていますね。直貴は夢も諦めたけどお金にも苦労した、上手くいきそうになって希望を抱いたところでくじかれた、という印象なので、お笑い芸人としてちょっと成功していたり、結構高そうなマンションに住んでいたりしているので、その辺は違和感がありました。原作では突っ返したお金も受け取っちゃって、駄目じゃん…
キャスティングは、沢尻エリカがちょっと。工場でのダサ具合はいいんだけど、いきなりめちゃめちゃ垢抜けてるんだもん。あの関西弁も萎えた。ここまで設定変えていて、由美子が関西弁を使っていることがいかされていないなら、無理矢理関西弁にしなくてもいいんじゃないの?
山田孝之は、可もなく不可もなくと言ったところでしょうか。玉鉄は結構良かった。
原作では、剛志の様子は手紙の内容から想像するしかないんだけど、映画では剛志の様子もきちんと描かれていたので、これは良かったです。latifaさんが書かれているとおり、同室の人間にはみな手紙が来ているのに、剛志には来ない…というシーンは良かったですね。剛志が感情を表に出さずに同室の人間を見ていて、そのバックに流れる「葉書に一言でもいい、直貴、手紙をくれないか」というナレーション、上手いなと思いました。
ラストはまぁ、 (゜ーÅ)ホロリ とはしたんですが(「涙そうそう」よりは泣けた(笑))、なんかちょっと違う…というのがどうも拭えなくて…
評価:★★(2.0)
原作を先に読んではならない。わかっていたのにやっちまったー

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【ぽすれん】
監督:生野慈朗
出演者:山田孝之、 玉山鉄二、 沢尻エリカ、 吹石一恵
収録時間:121分
レンタル開始日:2007-04-27
Story
山田孝之、玉山鉄二、沢尻エリカという人気若手実力派俳優が共演、東野圭吾の同名小説を映画化した社会派ドラマ。兄が殺人を犯し、人目を避けるように生きる青年。ある女性の支えにより幸せを掴みかけた彼は、兄からの“手紙”を断ち切る決意をする。 (詳細はこちら)
山田孝之、玉山鉄二、沢尻エリカという人気若手実力派俳優が共演、東野圭吾の同名小説を映画化した社会派ドラマ。兄が殺人を犯し、人目を避けるように生きる青年。ある女性の支えにより幸せを掴みかけた彼は、兄からの“手紙”を断ち切る決意をする。 (詳細はこちら)
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『兄貴、元気ですか? これが最後の手紙です。』
コチラの「手紙」は、11/3公開になる東野圭吾さんの同名ベストセラー小説の映画化なんですが、試写会で観て来ました♪この映画の感想を冷静に書くことなんて、とてもじゃないけど無理。途中でおすぎが憑依しちゃいそ...
2008年02月04日(月) 20:52:52 | ☆彡映画鑑賞日記☆彡
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