2010年12月05日 (日) | EDIT |
■ Bunkamuraル・シネマにて鑑賞
Ricky リッキー/RICKY
2009年/フランス、イタリア/90分
監督: フランソワ・オゾン
出演: アレクサンドラ・ラミー/セルジ・ロペス/メリュジーヌ・マヤンス/アルチュール・ペイレ
公式サイト
公開: 2010年11月27日
工場で働くシングル・マザーのカティは、7歳の娘リザと2人で暮らしていたが、新入りのスペイン人パコと恋に落ち、彼と暮らすことに。母親の関心を奪う存在パコに不満を抱くリザ。やがてカティは妊娠、息子リッキーを出産し4人家族となるが、リザはますます疎外感を募らせていく。そんなある日、パコにリッキーに預けて出かけたカティは、家に戻った時リッキーの背中に痣を見つける。カティはパコがリッキーを虐待したのではと疑い、パコはそれに怒って家を出て行ってしまう。リッキーの背中の痣はますます大きくなっていき、それが小さな翼となって生えてきているのに気付いたカティとリザは、リッキーの翼を隠そうとするが―――――
フランソワ・オゾンの新作です。11月に公開とは知らなくて、これもチェック漏れでした。

2009年/フランス、イタリア/90分
監督: フランソワ・オゾン
出演: アレクサンドラ・ラミー/セルジ・ロペス/メリュジーヌ・マヤンス/アルチュール・ペイレ
公式サイト
公開: 2010年11月27日
工場で働くシングル・マザーのカティは、7歳の娘リザと2人で暮らしていたが、新入りのスペイン人パコと恋に落ち、彼と暮らすことに。母親の関心を奪う存在パコに不満を抱くリザ。やがてカティは妊娠、息子リッキーを出産し4人家族となるが、リザはますます疎外感を募らせていく。そんなある日、パコにリッキーに預けて出かけたカティは、家に戻った時リッキーの背中に痣を見つける。カティはパコがリッキーを虐待したのではと疑い、パコはそれに怒って家を出て行ってしまう。リッキーの背中の痣はますます大きくなっていき、それが小さな翼となって生えてきているのに気付いたカティとリザは、リッキーの翼を隠そうとするが―――――
フランソワ・オゾンの新作です。11月に公開とは知らなくて、これもチェック漏れでした。
途中は普通に観ていたんだけど、観終わった後に (°_。) ? (。_°) となってしまった。
要は、急仕立ての家族が、リッキーという普通ではない赤ん坊を通して本物の家族になっていくという話。ファンタジー要素と同時に妙なリアリティもあって(生え始めの翼
がリアル手羽先で、ちょいグロでした・笑)、「8人の女たち」も「スイミング・プール」もがちがちのリアルではなく、やっぱり少しファンタジー要素があると思うんだけど、ちょーっとこれはなんか入り込めなかった。最終的に、リッキーがどうなってしまったのかわからないのが受け入れがたかったのかもしれない。
リッキーは何のために現れたんだろう。家族を上手くいかせるため? 普通だったら、他の鳥に襲われて死んでしまうであろうところを生きている訳だから、リッキーは突然変異ではなくて…
ってことなのかなあ。でも天使という感じでもないんだよね。家族をまとめるためだけに現れたのなら、何と言うか、気の毒というか、どうにもそんな気持ちが拭えなくて。
リッキーを世間に晒そうっていうパコの考え方もちょっと受け入れがたいけど、カティがヒモを離してしまうのも信じられないわ。それが、自由に飛んでいる姿に見とれたから? ( ̄~ ̄;)ウーン・・・
この映画、時間の経過が非常にわかりづらい。そもそもトイレ
でのセックス(あんなとこでよくそんな気になるなあ…)の後、カティとパコが付き合うようになるまでどれくらい時間が経っているんだろう。その辺が解り辛かったので、そんなによく知らないのに家に連れてくんのかよ!っていうか一緒に暮らすって早すぎない!? バツイチ子持ち女と付き合うならもっと時間が必要でしょー
、え、妊娠!?
産まれる!?
みたいな感じで、展開が速すぎて
まぁ、重要なのはリッキーが産まれてからなのでいいんですが。
冒頭で、カティがパコがいなくなったので子供を施設に預けたいと言うシーンが出てくるけど、時系列に直すと、どこであのシーンが入るんだろ? パコが出て行った後、カティはそんなに参ってる風でもなかったけど。
リザ役のメリュジーヌ・マヤンスがばっちりハマっていて、リザに一番感情移入していたかも。リザが健気で可愛くて、可哀想でねえ…カティとパコが言い争っていてもリッキーをあやしていたり、いい子なんだこれが。カティはまだ若いし、恋をするなとは言わないけども、やっぱり母親である以上、女よりも母を優先して欲しいわ。
評価:★★(2.0)
決して面白くない訳ではないんだけど…ファンタジーとリアルのバランスに置いていかれたという感じかなあ。微妙という感想が一番合っている気がする。
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【ぽすれん】
要は、急仕立ての家族が、リッキーという普通ではない赤ん坊を通して本物の家族になっていくという話。ファンタジー要素と同時に妙なリアリティもあって(生え始めの翼


リッキーは何のために現れたんだろう。家族を上手くいかせるため? 普通だったら、他の鳥に襲われて死んでしまうであろうところを生きている訳だから、リッキーは突然変異ではなくて…

リッキーを世間に晒そうっていうパコの考え方もちょっと受け入れがたいけど、カティがヒモを離してしまうのも信じられないわ。それが、自由に飛んでいる姿に見とれたから? ( ̄~ ̄;)ウーン・・・
この映画、時間の経過が非常にわかりづらい。そもそもトイレ





冒頭で、カティがパコがいなくなったので子供を施設に預けたいと言うシーンが出てくるけど、時系列に直すと、どこであのシーンが入るんだろ? パコが出て行った後、カティはそんなに参ってる風でもなかったけど。
リザ役のメリュジーヌ・マヤンスがばっちりハマっていて、リザに一番感情移入していたかも。リザが健気で可愛くて、可哀想でねえ…カティとパコが言い争っていてもリッキーをあやしていたり、いい子なんだこれが。カティはまだ若いし、恋をするなとは言わないけども、やっぱり母親である以上、女よりも母を優先して欲しいわ。
評価:★★(2.0)
決して面白くない訳ではないんだけど…ファンタジーとリアルのバランスに置いていかれたという感じかなあ。微妙という感想が一番合っている気がする。
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【ぽすれん】
監督:フランソワ・オゾン
出演者:アレクサンドラ・ラミー、 セルジ・ロペス、 メリュジーヌ・マヤンス、 アルチュール・ペイレ
収録時間:90分
レンタル開始日:2011-07-02
Story
『8人の女たち』のフランソワ・オゾン監督が描くファンタジー。娘のリザとふたり暮らしのシングルマザー・カティ。勤め先の工員・パコと恋に落ちた彼女は、彼と暮らし始め赤ちゃんのリッキーにも恵まれる。そんなある日、リッキーにある異変が起きる。 (詳細はこちら)
『8人の女たち』のフランソワ・オゾン監督が描くファンタジー。娘のリザとふたり暮らしのシングルマザー・カティ。勤め先の工員・パコと恋に落ちた彼女は、彼と暮らし始め赤ちゃんのリッキーにも恵まれる。そんなある日、リッキーにある異変が起きる。 (詳細はこちら)
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THEMA:映画館で観た映画
GENRE:映画
TAG:フランソワ・オゾン アレクサンドラ・ラミー セルジ・ロペス メリュジーヌ・マヤンス アルチュール・ペイレ
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2010年12月06日(月) 11:03:44 | 我想一個人映画美的女人blog
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