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週に1本は劇場で映画を観る!が合言葉。 主に映画、時々小説の感想を脳内垂れ流しで書きなぐるブログ。ネタバレあり。
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行きずりの街 
2010年12月12日 (日) | EDIT |
 池袋シネマサンシャインにて鑑賞
行きずりの街行きずりの街
2010年/日本/123分
監督: 阪本順治
出演: 仲村トオル/小西真奈美/南沢奈央/菅田俊/佐藤江梨子
公式サイト
公開: 2010年11月20日


丹波篠山で塾講師をしている波多野和郎は、高校卒業を機に上京した教え子、広瀬ゆかりの祖母が危篤状態となり、連絡の取れない彼女を探すために、12年ぶりに東京へ向かう。麻布にあるゆかりのマンションは荒らされており、怪しげな男たちがゆかりの行方を追っていた。ゆかりの元ルームメイト、藤本江理からゆかりがバイトしていた六本木のクラブを聞き出した波多野は、その店で、波多野が以前勤務していた敬愛女学園の父母会長だった池辺忠賢と会う。波多野は教え子の手塚雅子との恋愛を池辺によりスキャンダルにされ、敬愛女学園を辞めざるを得なくなり、自らを責め続けた波多野は雅子とも上手くいかなくなり離婚したのだった。ゆかりを探す中で、今はバーのママをやっている雅子と再会し、波多野は彼女への思いを再確認する―――――


ミステリとのことだったので興味はあったんだけど、上映館が少ないんだよね。出かけた時、たまたま時間が空いたので観てきました。
ミステリと銘打っていたのに、これはミステリではない…
どちらかと言うと、過去を引きずっている男の過去の清算に、教え子失踪をミステリにして無理に絡めている感じ。だからミステリ面にちょっと無理がある。
そもそも、単なる塾講師が、元教え子の家族が危篤で教え子と連絡が取れないからって、上京するかねえ。高校の担任教師だってそんなことしやしないと思うが。ましてや連絡が取れないなら、プロに頼んだ方が早いでしょう。
あとは偶然が多すぎる。
ゆかりの職場に行ったら偶然池部に会うとか、雅子のバーの客の中に偶然角田がいたとか、角田は殺人現場を偶然カメラ に収めたとか、波多野が昔黒板の桟の上に隠していた?木刀が偶然残っていたとか。
クライマックスの旧校舎のシーンで、突然アクションになっちゃうのも唖然としました。

ミステリよりもラブストーリーの方に力を注いだのかな。ラブ面は悪くなかったです。
波多野と雅子がお互いに未練を残していて、でも言葉が足りなくて上手く伝わらないもどかしさがとても良かった。

小西真奈美は好きなタイプじゃなかったんだけど、かなり印象変わりましたね。しっとりとした色気というんでしょうか。ベッドシーンもエロくていい感じでした(注:脱ぎません)。
窪塚はやっぱりいいですねー。彼の存在がいいアクセントになっていました。まぁ、この中込がストーリーに必要なキャラクターかというとかなり疑問だけど。
黒幕である池辺役の石橋蓮司は、さすがの存在感でした。

評価:★★☆(2.5)
ミステリ面はお粗末なんだけど、1人の男の過去の清算の物語と考えると、まぁいいんじゃないでしょうか。2時間ドラマで十分な内容とも言えるけどね。


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監督:阪本順治
出演者:仲村トオル、 小西真奈美、 南沢奈央、 窪塚洋介
収録時間:123分
レンタル開始日:2011-05-13

Story
志水辰夫の同名小説を仲村トオル主演で映画化したサスペンスミステリー。失踪した教え子を追って12年ぶりに上京し、別れた妻と運命的に再会した波多野。彼はかつて自分を追放した名門高校が失踪に関与していたことを知り、背後に潜む陰謀に立ち向かう。 (詳細はこちら

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原作
行きずりの街 (新潮文庫)行きずりの街 (新潮文庫)
(1994/01)
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THEMA:映画館で観た映画
GENRE:映画
TAG:阪本順治 仲村トオル 小西真奈美 南沢奈央 菅田俊 佐藤江梨子 石橋蓮司 
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