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週に1本は劇場で映画を観る!が合言葉。 主に映画、時々小説の感想を脳内垂れ流しで書きなぐるブログ。ネタバレあり。
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白いリボン 
2011年01月08日 (土) | EDIT |
 新宿武蔵野館にて鑑賞
白いリボン白いリボン/DAS WEISSE BAND - EINE DEUTSCHE KINDERGESCHICHTE
2009年/ドイツ、オーストリア、フランス、イタリア/144分
監督: ミヒャエル・ハネケ
出演: クリスティアン・フリーデル/レオニー・ベネシュ/ウルリッヒ・トゥクール/フィオン・ムーテルト/ミヒャエル・クランツ
公式サイト
公開: 2010年12月04日


第一世界大戦の前年、ドイツのある小さな村で、大地主である男爵の家からの帰り道、ドクターが落馬事故を起こして大怪我を負ったことがすべての始まりだった。事故の原因は庭に張られていた細い針金に引っかかったことであり、人為的な事故であるとして警察が調べるものの、目撃者は見つからず、犯人は判明しない。そしてドクターの事故の翌日、男爵の製鉄所で働く小作人の妻が事故で亡くなる。その後も男爵のキャベツ畑が荒らされたり、男爵の息子が行方不明になり、何者かに暴行されて見つかるなどの事件が続き、村にも不穏な空気が漂っていく―――――


年末に「黒く濁る村」に続けて観てきました。平日だったけど結構混んでいましたよ。
ハネケの映画はあんまり本数観ていないんだけれど、基本的に不条理劇と思っているので、やっぱりハネケだなあ…という感じ。
犯人探しではなくて村に流れる不穏な空気を描き出すことが主とは言え、やっぱり観ている方にとってはカタルシスは得られないので、観終わった後にもやもや する。それにしては思わせぶりに犯人を示唆しているんだよね。。。まさに「隠された記憶」で感じたのと同じ。今回は最初から犯人探しが主ではないと思って観たので、自分の気持ち的には幾分かはましだけど…

何とも感想の書きようが無い、合わないわたしにとっては、ふぅ~ん… としか言いようが無い作品でした。

全編モノクロでBGMは一切無いので、途中眠気に襲われました。寝はしなかったけど。

評価:★☆(1.5)
好きだという人がいるのもわかるけど、やっぱりわたしには合わないな。黒沢清の映画を観た時の気分とちょっと似ているかも。


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監督:ミヒャエル・ハネケ
出演者:クリスチャン・フリーデル、 レオニー・ベネシュ、 ウルリッヒ・トゥクール、 ブルクハルト・クラウスナー
収録時間:144分
レンタル開始日:2011-06-24

Story
2009年カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞した鬼才、ミヒャエル・ハネケが第一次大戦前夜のドイツを舞台に描いたドラマ。小さな村で不可解な事件が次々に発生。村中が不穏な空気に包まれる中、村人の心の闇が次第に浮き彫りになっていく。 (詳細はこちら

【TSUTAYA DISCUS】【DMM.com】
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THEMA:映画館で観た映画
GENRE:映画
TAG:ミヒャエル・ハネケ クリスティアン・フリーデル レオニー・ベネシュ ウルリッヒ・トゥクール フィオン・ムーテルト ミヒャエル・クランツ 第62回カンヌ国際映画祭 
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