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英国王のスピーチ 
2011年04月10日 (日) | EDIT |
 ユナイテッド・シネマとしまえんにて鑑賞
英国王のスピーチ英国王のスピーチ/THE KING'S SPEECH
2010年/イギリス、オーストラリア/118分
監督: トム・フーパー
出演: コリン・ファース/ジェフリー・ラッシュ/ヘレナ・ボナム=カーター/ガイ・ピアース/ティモシー・スポール
公式サイト
公開: 2011年02月26日

1925年、時のイギリス国王ジョージ5世の次男アルバート・フレデリック・アーサー・ジョージ・ウィンザー、ヨーク公は吃音症があり、人前でのスピーチを苦手としていた。妻エリザベスは夫のために医者を探し回り、ある伝手で知った言語聴覚士ライオネル・ローグの元を訪ねる。風変りと評判の彼の振る舞いに戸惑い、一度は診療を拒んだものの、ライオネルに促されて録った自分の声に吃音がなかったことで彼を信用したヨーク公は、再びライオネルの元を訪れ、診療を続けるようになる。やがてジョージ5世が没し、ヨーク公の兄エドワード・アルバート・クリスチャン・ジョージ・アンドルー・パトリック・デイヴィッド・ウィンザーが即位、エドワード8世となる。しかしエドワード8世は以前から人妻であるシンプソン夫人と親密な関係にあり、彼女と結婚したいと思うまでになっていた。離婚歴のあるアメリカ人女性というシンプソン夫人の経歴に周囲は猛反対し、内閣は退位を促すまでになる。ライオネルはヨーク公に、立派な王になれると励ますが、自分に自信が持てず、帝王学も学んでこなかったヨーク公は、近づいてくる王位に怖気づき、ライオネルと口論となってしまう。そしてついにエドワード8世は彼女との恋を貫く覚悟をし退位を決意し、ヨーク公は、意に反してイギリス国王ジョージ6世として即位することになる―――――


第83回米アカデミー賞で、作品賞を始め4部門でオスカーを獲得したこの作品。どうしようか迷っていたんだけど、評判はいいようだし、やはり観ておかないとってことで、公開から随分時間が経ってしまいましたが行ってきました。
大筋としては「わが教え子、ヒトラー」と似たストーリーではあるんだけど、あちらはブラックコメディだったのに対して、こちらは取り上げているのが王室だということもあるのでしょうけど、上品な王道作品です。これと言った悪役というのが出てこないので、観やすいというのもありますね。

ジョージ6世の苦悩がとても人間臭く、コリン・ファースも上手いもんだから、かなり感情移入しやすい。吃音がなくたって、ああいう場面でスピーチをしなければいけないのは緊張するし、わたしも人前でスピーチするのが得意ではないので、とても共感しました。加えて彼は失敗できない立場で、失敗しても皆は直接何か言って来る訳ではなく、ただ憐みの目で見られるだけ。ジョージ6世のスピーチを聞いていた国民が、途中ですっと目をそらすシーンがあったけれど(ああいうの上手かったなあ)、そういう空気を肌で感じれば感じるほど余計に口元は怪しくなっていくという悪循環…
主人公であるジョージ6世に感情移入しやすいからこそ、クライマックスのスピーチでは失敗しやしないかはらはらしつつ、最後まで乗り切れて良かったー ホッ と思える。終わった後の、ライオネルとのやり取りもいい。

ライオネルのキャラがかなりいい  ジェフリー・ラッシュに (・∀・)モエッ ですよ。
ヘレナ・ボナム=カーターは変わった役が多いけど、普通に上手いんだよね。ジョージ6世を支える妻エリザベスを好演。夫のために一生懸命な感じがよく伝わってきました。

実際、本当にジョージ6世とエドワード8世は乳母に虐待を受けていたみたいですね。幼い頃の出来事って本当に人格に影響を与えるんだなあ…

評価:★★★★(4.0)
全体的に上手くまとまっているというのもあるけど、主役2人の演技力、これに尽きる。アカデミーはこういうの好きだろうなー。作品賞は納得。

イギリス王室は映画の題材になることがしばしばあるけど、日本に比べて寛大だなあと思ったり。国民における意識というか位置づけが日本とは違うんでしょうね。


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監督:トム・フーパー
出演者:コリン・ファース、 ジェフリー・ラッシュ、 ヘレナ・ボナム=カーター、 ガイ・ピアース
収録時間:118分
レンタル開始日:2011-09-02

Story
『シングルマン』のコリン・ファース主演による伝記ドラマ。子供の頃から吃音のために無口で内向的なジョージ6世が国王に即位。折しもヒトラーの率いるナチスドイツとの開戦を余儀なくされる中、王は国民の心をひとつにすべく渾身のスピーチに挑む。 (詳細はこちら

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THEMA:映画館で観た映画
GENRE:映画
TAG:トム・フーパー コリン・ファース ジェフリー・ラッシュ ヘレナ・ボナム=カーター ガイ・ピアース ティモシー・スポール 第83回米アカデミー賞 
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