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硫黄島からの手紙 
2006年12月08日 (金) | EDIT |
 試写会にて鑑賞
硫黄島からの手紙硫黄島からの手紙/LETTERS FROM IWO JIMA
2006年/アメリカ/141分
監督: クリント・イーストウッド
出演: 渡辺謙/二宮和也/伊原剛志/加瀬亮/中村獅童
公開: 2006年12月09日
公式サイト

太平洋戦争末期、小笠原諸島の硫黄島。一兵卒である西郷は、本土に残してきた身重の妻を思い、この戦争に疑問を抱きつつも、海岸線で塹壕を堀っていた。そこへ、栗林忠道中将が新しい指揮官としてやってくる。栗林はアメリカ留学の経験があり、本土決戦をくい止めるための最後の砦として、今までの指揮官にはなかった感覚で布陣を敷いていく。伊藤中尉を始めとして、そんな栗林に反感を抱く者もあったが、西郷は上官の体罰から救って貰ったこともあり、栗林に好感を持っていた。そしてアメリカ軍は刻々と硫黄島に迫ってきており、凄惨を極める戦いが始まろうとしていた。栗林は兵たちに万歳突撃を禁じ、最後まで戦うことを兵に申し渡す―――――


ワールドプレミアに応募しまくったものの全て外れてしまったため、 (´・ω・`)ショボーン 普通に観に行くか~と思っていたら、別の日の試写会が当たってびっくり。忘れているくらいがちょうどいいようで。
昨日に引き続いて重い映画ですね…
父親たちの星条旗」とは同じ題材ですが、切り口が全く違う。こちらの方が、所謂戦争映画としてスタンダードな作りになっています。

前半の、ただ黙々と塹壕を掘ったり、敵の来襲に備えて準備している時の“静”と、戦闘が始まってからの“動”の差がすごい。これは「父親たちの星条旗」でも同じだったけど。

心配していた「パール・ハーバー」にあったような“有り得ない日本”ですが、これがほとんどなかった。これをアメリカ人であるイーストウッドが撮ったってすごい。日本の映画界は、ちょっと恥じなくてはいけないかもですよ。

謙さんはやっぱり謙さんでした(笑) まぁそれはいいけど、ニノが、あの髪型のせいもあるだろうけど16~17に見えるんで、少年兵かと思っていたら妻がいる設定で ( ゚Д゚)ヒョエー その辺がちょっと違和感あり。あ、設定はどうなんだろ?

しかし、長ーーい! 試写会場になるようなホールって、たいてい椅子がよろしくないので、お尻が痛くなっちゃった。もうちょっと短くてもいいような気もします。
あと、エンディングテロップで「父親たちの星条旗」と同じように、実在の写真とかを使ってくれるのかと思っていたら何もなくて、拍子抜け。まぁ、現存している写真がないのかもしれないけど。

評価:★★★★(4.0)
「アメリカ人であるイーストウッドがこの映画を撮った」という評価も入っています。
日本人だから、どうしても「父親たちの星条旗」よりもこちらに感情移入してしまうのはしょうがないと思ってください。


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出演者:渡辺謙、 二宮和也、 伊原剛志、 中村獅童
収録時間:140分
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Story
『ミリオンダラー・ベイビー』のクリント・イーストウッド監督が、硫黄島の戦いを日本側の視点から描いた戦争ドラマ。硫黄島で36日間にも渡る激戦を繰り広げた兵士たちの素顔が、数十年後に発見された手紙から明かされていく。 (詳細はこちら

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THEMA:☆試写会☆
GENRE:映画
TAG:クリント・イーストウッド 渡辺謙 二宮和也 伊原剛志 加瀬亮 中村獅童 「硫黄島二部作」シリーズ 
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