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週に1本は劇場で映画を観る!が合言葉。 主に映画、時々小説の感想を脳内垂れ流しで書きなぐるブログ。ネタバレあり。
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ザ・ファイター 
2011年05月01日 (日) | EDIT |
 新宿ピカデリーにて鑑賞
ザ・ファイターザ・ファイター/THE FIGHTER
2010年/アメリカ/116分
監督: デヴィッド・O・ラッセル
出演: マーク・ウォールバーグ/クリスチャン・ベイル/エイミー・アダムス/メリッサ・レオ/ジャック・マクギー
公開: 2011年03月26日
公式サイト

マサチューセッツ州の小さな町ローウィンに住むボクサーのミッキー・ウォードは、母親アリスをマネージャー、元ボクサーの異父兄ディッキー・エクランドをセコンドにつけてこれまで戦ってきたが、ジャンキーのディッキーは過去の栄光にすがり、練習をすっぽかすことも多く、もう1人のセコンド、オキーフも手を焼いていた。しかしアリスは家族以外の意見を取り入れず、そんな2人に振り回されてミッキーは思うように成績を伸ばせずにいた。ある試合でミッキーの相手が予定と変わり重量級の選手になったが、ディッキーはファイト・マネー惜しさにミッキーを戦わせ、ミッキーは大けがを負う。ミッキーは、この試合やシャーリーン・フレミングと付き合うことになったのをきっかけに、アリスやディッキーと距離を置くことを考え始める―――――


GANTZ」と一緒に観ていたんだけど…ちょっとこの時期毎日残業続きでなかなか記事にできず。
第83回米アカデミー賞で助演男優・女優賞を獲得しています。
ボクシング映画 というより、主人公がボクサーだけなだけで、基本は家族の在り方を描いた映画。ほとんどが家族の事情で、ボクシングはクライマックスの試合くらいかなあ。だから女性にも観やすいと思います

ディッキーやアリスはミッキーにとって害でしかない、シャーリーンやオキーフ、実父のジョージでさえそう思ってミッキーのために2人と離れることを勧めるけど、でもミッキー自身は2人に振り回されながらも2人を愛している…。どっちを取るべきかというミッキーの葛藤は良かった。シャーリーンみたいに、きちんとそれを彼に理解させる存在に出会えて良かったなと思った。
でも、害にしかなっていなかったディッキーもアリスも、ミッキーのことを思っていなかった訳じゃない。ミッキーのために自分を嫌っているシャーリーンの元へ行って復縁を頼むディッキーの姿に、ちょっとじーん (´Д⊂グスン

主役はマークではなくてクリスチャンではなかろうかと思うくらい、喰いまくってましたクリスチャン。そりゃオスカーも納得ですよ。体重だけではなくて、髪 や歯 を抜いたり、すごい役者魂。
クリスチャンの怪演で、ものすごーく影の薄い主役になってしまったマーク。彼もかなり体重を絞っていました。「シンデレラマン」でラッセル・クロウが重量級のボクサー役を演じていましたが、マークの鍛え方は素晴らしい。試合のシーンもなかなか迫力あありました。

評価:★★★☆(3.5)
ボクシング映画と思っていくと、ちょっと肩透かしを食うかもしれない。俳優陣の熱演を観るという感じかなあ。個人的には、メリッサよりもクリスチャンが凄かった印象。
エンディングでご本人が登場するのはよかったな~


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監督:デヴィッド・O・ラッセル
出演者:マーク・ウォールバーグ、 クリスチャン・ベール、 エイミー・アダムス、 メリッサ・レオ
収録時間:116分
レンタル開始日:2011-10-04

Story
マーク・ウォールバーグとクリスチャン・ベール共演で、実在のプロボクサー、ミッキー・ウォードの半生を映画化。寂れた労働者街に生まれたミッキーは、かつての名ボクサーである兄・ディッキーをコーチに迎え、二人三脚で世界の頂点を目指す。 (詳細はこちら

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THEMA:映画館で観た映画
GENRE:映画
TAG:デヴィッド・O・ラッセル マーク・ウォールバーグ クリスチャン・ベイル エイミー・アダムス メリッサ・レオ ジャック・マクギー 第83回米アカデミー賞 
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COMMENT
この記事へのコメント
以前 みました。 家族の絆が かえって"足かせ"になるケース
 一風変わったボクサー映画でした。

「ロッキー」や「ミリオンダラーベイビー」、「シンデレラマン」とはまた違った・・・

ボクサーとしてよりも ミッキーウォードとその家族のドラマですか・・・とってもよかったです。

でも その"家族の絆"が ミッキーにとって "足かせ"になって ボクサーとしてのステップアップを かなり妨げていました。 体重階級違いの試合でボロ負けしたあと よそのボクシングプロモーターが
「キミはよく戦ったが 相手を選べ!私のジムに来い!トレーニング中も金を払うし 練習環境もキチンとサポートするから・・・」

 こんな願ってもない ボクサーとしてステップアップできるの話をミッキーは家族の絆優先してしまったからで 蹴ったんですよ!・・・おめでたい・・・(呆れ)

おまけにクリス演じたアニキのディッキーは金の工面に カンボジア人を言いくるめて巻き上げようとしたり、警察を装って 美人局やったり・・・ で 本物の警察に連行されるところを ミッキーは助けようとして 拳を潰されてしまって・・・・ アニキもそうですが 母親アリスも 問題児でした。


>ある試合でミッキーの相手が予定と変わり重量級の選手になったが、ディッキーはファイト・マネー惜しさにミッキーを戦わせ、ミッキーは大けがを負う。
 友達にも DVDをみせたのですが 体重階級の違う選手とは ボクシングの常識では 絶対に試合を組ませてははいけないと言ってました。
拳の威力や フットワークが活かしきれなくなるそうですが、 試合の流れからそうですよね・・・・。

>主役はマークではなくてクリスチャンではなかろうかと思うくらい、喰いまくってましたクリスチャン。
 デニーロアプローチ並みに役作り・・・オスカー助演男優賞も納得です。

>どっちを取るべきかというミッキーの葛藤は良かった。
 たしかに ボクシングビジネスと家族は分ければよかったのですが ただ 血のつながりは 世間一般が思ってるほど 簡単に 割り切れるものではないのかもしれません・・・
2013年06月13日(木) 20:04 |   | zebra #ngCqAwRo[ EDIT]
zebraさん
コメントありがとうございますv-411

> ボクサーとしてよりも ミッキーウォードとその家族のドラマですか・・・とってもよかったです。

そうですね。ボクシング映画というより、家族の映画でした。
だからボクシングに興味のないわたしでも観やすかったのでしょう。

>  たしかに ボクシングビジネスと家族は分ければよかったのですが ただ 血のつながりは 世間一般が思ってるほど 簡単に 割り切れるものではないのかもしれません・・・

そこを上手く描いている映画だと思うので、多くの人の共感を得たのでしょうね。
2013年06月16日(日) 00:01 |   | りお(管理人) #xPbS6JcU[ EDIT]
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2011年05月22日(日) 06:18:06 |  Viva La Vida! <ライターCheese の映画やもろもろ>