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警察庁から来た男 
2011年08月25日 (木) | EDIT |
警察庁から来た男警察庁から来た男
著  者: 佐々木譲
出版年: 2008年
出版社: ハルキ文庫/角川春樹事務所

北海道警察本部ビルに、警察庁長官官房監察官室から、2人の監察官がやってくる。百条委員会で道警内部の腐敗について証言した報復として道警警察学校に異動となっていた津久井卓巡査部長は、監察官の藤川春也から呼び出され、監査に協力を依頼される。藤川は、ある筋から仕入れた情報により、未だに汚職が蔓延っているのではないかと疑いを抱いていた。一方、津久井を助けたことで閑職に回されている大通署の佐伯宏一警部補と新宮昌樹巡査は、あるホテルの部屋荒らしの捜査を命じられる。被害に遭った客は、半年ほど前に薄野のある飲食店のビルから転落死した栗林啓一の父親、正晴だった。息子の死に不審を抱き、再捜査を頼みに来た正晴の話を聞き、事故にかすかな不信感を抱いていた佐伯は、独自にこの事件を調べることにするが―――――


笑う警官」の続編です。シリーズになっているとは思わなかったわ。
まさか、郡司事件から連なる不祥事の件がまだ引き続いているとは驚き。ああいう終わり方をしちゃったら、あの映画、続編は作れないな…(監督を変えない限り作らなくていいけど)

今回は、津久井たち監査官チームと佐伯たちの転落事故捜査チームの両方から描かれていて、最後にクロスするという方式。これ、繋がるのか?と思っていたら、そこはもちろん綺麗に繋がりました。繋がり方も、佐伯と津久井が電話でおとり捜査の話をしていて、そこから津久井チームと繋がるのは上手いですね。ああいう、ちょっとしたことでこれまでこんがらがっていた糸がすうっと解ける、というのが好きなんだなあ

津久井チームは書類を調べるのが主なので、あまり動きがないのがちょいとつらいかな。まぁ監査ってそういうもんだからしょうがないけど。
藤川は最初、嫌な奴に描かれているけど、彼は自分の職務を全うしようとしているだけで、別に嫌な奴ではないんだよね。だからこそ津久井も協力しようと思うようになる。
小島百合はまたまた本領発揮ですね。彼女の発想力というか、これがヒントになって解決に結びつくのはいいね。

動きがあるのは佐伯&新宮チーム。ただの転落事故かと思いきや、実は裏に道警不祥事が隠れているという展開で、黒幕も意外性があって良かった。薄野のピンクボタンの亜矢ちゃんは可愛そうだったなー

笑う警官」もそうだけど、ラスト近くなってからのアクションシーン、藤川の台詞にはぐっときました。

評価:★★★☆(3.5)
このシリーズ、結構気に入っちゃった


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THEMA:ミステリ
GENRE:小説・文学
TAG:佐々木譲 「道警」シリーズ 
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