2011年07月03日 (日) | EDIT |
■ ヒューマントラストシネマ渋谷にて鑑賞
ロスト・アイズ/LOS OJOS DE JULIA
2010年/スペイン/112分
監督: ギリェム・モラレス
出演: ベレン・ルエダ/ルイス・オマール/パブロ・デルキ
公開: 2011年06月18日
公式サイト
フリアは双子の姉サラが自殺したとの連絡を受け、夫イサクとともに半年ぶりにサラの家を訪れる。フリアもサラも視力が低下する進行性の病気に罹っており、サラは1年前に全盲となっていた。警察もイサクもそれを悲観した自殺と見ていたが、CDプレイヤーに残されていたCDがサラが嫌いだった曲だったため、死ぬ前に嫌いな曲を聴くはずがないと、フリアはサラの自殺を信じずにいた。サラが通っていた盲人福祉センターの友人たちから、サラには最近恋人がいたようだと聞いたフリアは、失明の恐怖と戦いながら、サラの恋人を探し出そうとするが…
ギレルモ・デル・トロプロデュースのホラーということで、気になっていました。既にレイトのみとなっていたので、「アリス・クリードの失踪」とはしご。はしごっていうか、同じ劇場だから移動の手間はないけど。

2010年/スペイン/112分
監督: ギリェム・モラレス
出演: ベレン・ルエダ/ルイス・オマール/パブロ・デルキ
公開: 2011年06月18日
公式サイト
フリアは双子の姉サラが自殺したとの連絡を受け、夫イサクとともに半年ぶりにサラの家を訪れる。フリアもサラも視力が低下する進行性の病気に罹っており、サラは1年前に全盲となっていた。警察もイサクもそれを悲観した自殺と見ていたが、CDプレイヤーに残されていたCDがサラが嫌いだった曲だったため、死ぬ前に嫌いな曲を聴くはずがないと、フリアはサラの自殺を信じずにいた。サラが通っていた盲人福祉センターの友人たちから、サラには最近恋人がいたようだと聞いたフリアは、失明の恐怖と戦いながら、サラの恋人を探し出そうとするが…
ギレルモ・デル・トロプロデュースのホラーということで、気になっていました。既にレイトのみとなっていたので、「アリス・クリードの失踪」とはしご。はしごっていうか、同じ劇場だから移動の手間はないけど。
雰囲気は悪くないんだけど、ストーリーとしては良くある感じのホラーだなあ。。。 
フリアの視力低下に合わせて画面が暗くなったり、イバンやリアの顔がちゃんと映らないところは、視力低下が現実となってくるフリアの恐怖が感じ取れて効果的だったと思う。目の見えないフリアの通信機を通じてイバンが目の代わりになるというのも良かった。
ただ、イバンの顔があまりにも映らないので、これは本物のイバンではないのでは?という疑問はすぐにわいてしまうんだよなあ。
犯人のミスリードはいいんだけど、回収されないままの伏線を入れ過ぎ。荒いというか、細かいところの説明不足が目立った。
ベリャビスタのホテルでサラの宿泊データが消えた真相とか、ソルダドが盲目のふりをしていた意味もわからないし…。ブラスコは単なるエロ親父?
犯人の動機も、自分があまりにも地味で目立たないため、盲人に頼りにされることで生きがいを感じるというのはわからなくもないが…。だったら何故盲人の母親を置いて家を出たんだ? その時はそう思っていなかったんだろうか? そのために殺人を犯すというのも理解不能…ま、犯人はサイコということでいいんだろうけど。
サラが手術によって視力を取り戻そうとしたのを妨害するために包帯を取った(取らせた?)んだろうと思うけど、結局殺してはいない…のか?

包帯を取ったフリアがナイフを突きつけられてもビビらないのは凄いけど(本能として、目に何かが迫ると瞳が動いてしまうと思うの)、ケースに隠されていた死体を見てビビっちゃうのはなあ。あのシチュエーション、絶対中にやばいものがあるってわかるじゃないですか(笑)
イバンと争っているシーンを、暗闇の中でフラッシュを焚いてその光を利用して撮っていて、手法としてはいいけど、目がちかちかする…
評価:★☆(1.5)
あまりびっくりシーンはないのでホラー苦手でもOKかも。一部グロはありますが。
ホラーなのに最後に感動を入れるのはギレルモ・デル・トロの好きな手法なのかしら。ま、瞳
に宇宙
が見えてもいいんだけどさ、それよりももうちょっと説明して欲しかったわ。
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【ぽすれん】

フリアの視力低下に合わせて画面が暗くなったり、イバンやリアの顔がちゃんと映らないところは、視力低下が現実となってくるフリアの恐怖が感じ取れて効果的だったと思う。目の見えないフリアの通信機を通じてイバンが目の代わりになるというのも良かった。
ただ、イバンの顔があまりにも映らないので、これは本物のイバンではないのでは?という疑問はすぐにわいてしまうんだよなあ。
犯人のミスリードはいいんだけど、回収されないままの伏線を入れ過ぎ。荒いというか、細かいところの説明不足が目立った。
ベリャビスタのホテルでサラの宿泊データが消えた真相とか、ソルダドが盲目のふりをしていた意味もわからないし…。ブラスコは単なるエロ親父?
犯人の動機も、自分があまりにも地味で目立たないため、盲人に頼りにされることで生きがいを感じるというのはわからなくもないが…。だったら何故盲人の母親を置いて家を出たんだ? その時はそう思っていなかったんだろうか? そのために殺人を犯すというのも理解不能…ま、犯人はサイコということでいいんだろうけど。
サラが手術によって視力を取り戻そうとしたのを妨害するために包帯を取った(取らせた?)んだろうと思うけど、結局殺してはいない…のか?


包帯を取ったフリアがナイフを突きつけられてもビビらないのは凄いけど(本能として、目に何かが迫ると瞳が動いてしまうと思うの)、ケースに隠されていた死体を見てビビっちゃうのはなあ。あのシチュエーション、絶対中にやばいものがあるってわかるじゃないですか(笑)
イバンと争っているシーンを、暗闇の中でフラッシュを焚いてその光を利用して撮っていて、手法としてはいいけど、目がちかちかする…

評価:★☆(1.5)
あまりびっくりシーンはないのでホラー苦手でもOKかも。一部グロはありますが。
ホラーなのに最後に感動を入れるのはギレルモ・デル・トロの好きな手法なのかしら。ま、瞳


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【ぽすれん】
監督:ギリェム・モラレス
出演者:ベレン・ルエダ、 ルイス・オマール
収録時間:117分
レンタル開始日:2011-11-11
Story
『パンズ・ラビリンス』のギレルモ・デル・トロ製作で贈るサスペンスホラー。先天的な眼の病気で徐々に視力を失う運命の女性・フリアは、同じ病に冒された双子の姉が自殺したことを知りショックを受ける。しかし彼女は姉の死に不審なものを感じ…。R15+ (詳細はこちら)
『パンズ・ラビリンス』のギレルモ・デル・トロ製作で贈るサスペンスホラー。先天的な眼の病気で徐々に視力を失う運命の女性・フリアは、同じ病に冒された双子の姉が自殺したことを知りショックを受ける。しかし彼女は姉の死に不審なものを感じ…。R15+ (詳細はこちら)
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監督:ギリェム・モラレス
製作:ギレルモ・デル・トロ
出演:ベレン・ルエダ、ルイス・オマール、パブロ・デルキ
<ストーリー>
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【LOS OJOS DE JULIA/JULIA’S EYES】 2011/06/18公開 スペイン R15+ 112分監督:ギリェム・モラレス出演:ベレン・ルエダ、ルイス・オマール、パブロ・デルキ
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先天的な眼の病気で徐々に視力を失う運命にある女性、フリア。あ...
2011年12月06日(火) 13:33:13 | 新・映画鑑賞★日記・・・
『ロスト・アイズ』
JULIA'S EYES/LOS OJOS DE JULIA
【製作年度】2010年
【製作国】スペイン
【監督】ギリェム・モラレス
【出演】ベレン・ルエダ/ルイス・オマール/パブロ・デルキ/ジョアン・...
2011年12月19日(月) 23:22:47 | こわいものみたさ
ロスト・アイズ
双子の姉が角膜移植手術の
失敗を苦に自殺!?
不審に思った妹が真相を探る...
【個人評価:★★☆ (2.5P)】 (自宅鑑賞)
原題:LOS OJOS DE JULIA
2012年04月22日(日) 01:33:26 | cinema-days 映画な日々
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