週に1本は劇場で映画を観る!が合言葉。 主に映画、時々小説の感想を脳内垂れ流しで書きなぐるブログ。ネタバレあり。
HOME > スポンサー広告 > 警官の紋章HOME > 小説 著者:さ~そ > 警官の紋章
スポンサーサイト 
--年--月--日 (--) | EDIT |
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

記事が気に入りましたら、ぽちっとお願いします
fc2ブログランキングへ にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ


警官の紋章 
2011年11月20日 (日) | EDIT |
警官の紋章 (ハルキ文庫)警官の紋章
著  者: 佐々木譲
出版年: 2010年
出版社: ハルキ文庫/角川春樹事務所

洞爺湖サミットを1週間後に控え、北海道警は特別警備体制に入っていた。2年前の婦警殺人事件から遊軍扱いとなっている大通署の佐伯宏一警部補は、愛知県警の服部から2年間に佐伯が追っていた、中古車ディーラー前島博信が絡んだ覚醒剤密輸おとり捜査がでっちあげだった可能性があるとの情報提供を受け、独自に捜査を始める。小島百合巡査は、サミットでSPの応援としてサミット担当特命大臣のボディガードに抜擢され、津久井卓は、警察学校からサミット対策関係部署である本部警務部へ異動を命じられていた。大臣に対してテロ予告があり、緊張が走る中、北見署北見駅前交番勤務の日比野伸也巡査が勤務の途中で所在不明となったと連絡が入る。警官だった日比野の父親は2年前、郡司事件で証言を拒んで自殺しており、日比野が父親の命日に何かを企んでいるのではないかと、津久井は日比野の行方を探すが―――――


笑う警官」から続く道警シリーズ3作目です。
まさか郡司事件がここまで引っ張られるとはオドロキ  しかも「笑う警官」でちょこっと出てきた、覚醒剤密輸おとり捜査に実は裏があったなんて…。最初から構想されていたのならすごい。

このシリーズは基本群像劇で、複数の方向から全く違う事件を追っていると見せて、最後につながるというパターンが多い。今回は、相変わらず遊軍扱いの佐伯サイドの覚醒剤密輸おとり捜査と、サミット対策関係部署に異動になった津久井サイドが追う警官失踪事件、そしてサミット担当大臣の警備に抜擢された小島百合サイドの3つが大きな流れになっています。

現場の警察官と警察官僚は違う。当たり前だけど。
本当はあってはいけないことなんだろうけど、現場の警察官でも全てが警察の紋章を持っている訳ではないように、警察官僚の全てが、紋章を持っていない訳ではない。悲しいことに、このシリーズでは基本的に紋章を持っている官僚が出てこない。

このシリーズと同時期に読んでいるからかもしれないけど、このシリーズを読むと、作者は違うけれど「隠蔽捜査」シリーズを思い出します。このシリーズは現場の刑事たちが主役で、キャリアとの対立というか違いが明確だけど、「隠蔽捜査」シリーズはキャリアの立ち位置をきちんと理解して、自分の仕事をやろうと動いているキャリアが主役。佐伯たちの上司に竜崎がいたらものすごくスムーズに仕事が進みそうとか思ってみたり。

小島百合は、まさかこのSPのおにーちゃんに鞍替えしたのかと思いきや、最後であらあら… な展開に。バツイチ同士の2人、どうなっちゃうんでしょうか。しかし、いい大人が、思いを周りに知られているというのもどうかと思うけれど。

評価:★★★☆(3.5)
とりあえず、郡司事件はこの3部作で終わりらしいのだけど、でも決着がついたわけじゃないし、どうなっちゃうのかな。佐伯と小島百合の関係も今後どうなるのか気になるし、また続きを読んでみます。


本の購入はコチラ
【amazon】

警官の紋章 (ハルキ文庫)警官の紋章 (ハルキ文庫)
(2010/05)
佐々木 譲
商品詳細を見る

関連記事

記事が気に入りましたら、ぽちっとお願いします
fc2ブログランキングへ にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ

THEMA:ミステリ
GENRE:小説・文学
TAG:佐々木譲 「道警」シリーズ 
※当ブログ内の同一タグが張られた記事一覧が表示されます。
COMMENT
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:
COMMENT:
PASS:
SECRET: 管理者にだけ表示を許可
 
TRACKBACK
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。