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ミケランジェロの暗号 
2011年09月21日 (水) | EDIT |
 TOHOシネマズ シャンテにて鑑賞
ミケランジェロの暗号ミケランジェロの暗号/MEIN BESTER FEIND
2010年/オーストリア/106分
監督: ヴォルフガング・ムルンベルガー
出演: モーリッツ・ブライブトロイ/ゲオルク・フリードリヒ/ウーズラ・シュトラウス/マルト・ケラー/ウーヴェ・ボーム
公開: 2011年09月10日
公式サイト

1938年、ウィーンで画廊を営むユダヤ人、ヴィクトル・カウフマンの元に、長期旅行に出ていた幼馴染で親友のルディ・スメカルが戻ってくる。新進の画家モーリッツ・ハイデンの個展の日、客から「400年前にバチカンから盗まれた、ミケランジェロの画を手に入れた」という噂について問い詰められ、ヴィクトルの父ヤーコプはこれを肯定し、ただし既に買い主に渡していると告げる。しかし、実は画はカウフマン家に代々受け継がれていたものであり、屋敷の隠し部屋に保管されていた。ルディからせがまれたヴィクトルは画を見せるが、数日後、ヴィクトルはルディがナチスSSの制服を着ているところを見てしまう。そしてSSが画を探しに屋敷に乗り込み捜索するが、画はヤーコプが既にチューリヒに送った後だった。SSは画を引き渡すよう強要して引き上げていくが、隠し部屋のことを知っていたため、ヴィクトルはルディが画のことを密告したと悟る。ヴィクトルは画と引き換えにスイスへの旅券発行をルディに要求し承諾させるが、画を手に入れたヴィドリチェク大佐はこれを反故にし、カウフマン一家は収容所へ送り込まれる。ナチス・ドイツは、この画をムッソリーニ訪独の式典で同盟国イタリアへ引き渡し、政治的に利用しようとしていたが、その打ち合わせ中、鑑定家により画が本物ではないことが判明する。面目を保つために画を手に入れなければならないナチス・ドイツは、ルディを使いヴィクトルを尋問するが―――――


かなり混んでいるらしいと聞いたので平日に行ってきましたが、そこそこ入っていたなあ。土日やレディースデーはすごいことになっているであろう…
「ミケランジェロの暗号」と言われると、「ダ・ヴィンチ コード」みたいなものを想像してしまうところだけど、暗号推理ものではありません。
原題「MEIN BESTER FEIND」は「我が最高の敵」という意味。つまり、主人公であるヴィクトルと幼馴染ルディが、戦争を通じて、迫害される側と迫害する側になり繰り広げる愛憎劇という内容とばっちり合ってる。
予告を観ればそれは何となくわかるんだけど(むしろ、暗号 (-"-;) ?? って感じだった)、邦題からミステリを期待して行った人もいるだろうなあ。そのまま訳すのは難しいとは思うけど、この邦題は配給会社の失態でしょう。

なので、どこに画があるか?はあまり重要じゃない。隠し場所はすぐに察しが付くし。個人的には、もうちょっとひねって欲しかったくらい(笑)

予告を観て、かなりシリアスな展開を予想していたんだけど、これがコミカルな部分もかなりあり(劇場ではちょこちょこ笑いが起きていました)、意外でした。
しかし、SSと入れ替わるのは無理だよね。絶対見かけでわかるでしょー。絶対バレるバレると アワワ ヽ(´Д`;≡;´Д`)丿 アワワ していたけど、ここが結構笑えるシーンが多かったな。

ヴィクトルは純粋にルディを親友と思っていたかもしれないけど、ルディはそうじゃなかった。自分は使用人の息子、対等な立場じゃないという思いが常に消えず、どこか見下されていると思っていた。ヴィクトルは意識していなかっただろうけど、さりげない態度にそれは現れていたんだと思う。ルディがコンプレックスとか嫉妬とか抱いちゃうのはしょうがないと言えばしょうがない。レナへの思いももちろん影響していただろうし。随所にルディの躊躇いも見えるので、憎むだけではなく、友情は根底にあっただろうけどね。

一家でスイスへ逃げる時に財産をレナに譲ると言ったので、てっきり彼女が裏切るんだと思ってた。
ルディがSSにいると最初に聞いた時もかなり冷静だったし、この展開を予想してすべてを仕組んでいたパパ…かなりの切れ者 です。その眼力で、レナが本当にヴィクトルを愛している、財産はちゃんと戻ってくると判断したんだろうな。

それにしても、ルディがあまりにも都合よすぎで笑った。ルディのせいだけではないにせよ、結果的に家族を収容所送りにしてパパが亡くなり、最後に財産譲れと一筆書かせたり、そのくせオークション会場で握手を求めるって ( ゚Д゚)ポカーン あれだけの目に合わせておいて、許されると思うのも、頭が悪いとしか…
ラストはやっぱりー!!という展開でもあるけど、小気味いい感じで、すっきり できるのでいいですね。

モーリッツ・ブライブトロイ、予告を観た時から、どっかでこの人観たことあるなーなんて思っていたんだけど、「es[エス]」の主役の人だったのだねー。濃ゆいっていうか、特徴ある顔しているよね。

評価:★★★☆(3.5)
なかなか面白かったです。ミステリと思って行くと肩透かしを食らうと思うので、邦題に捕らわれずに観るのが良いでしょう。


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監督:ウォルフガング・ムルンベルガー
出演者:モーリッツ・ブライプトロイ、 ゲオルク・フリードリヒ、 ウルズラ・シュトラウス、 マルト・ケラー
収録時間:105分
レンタル開始日:2012-02-24

Story
『ヒトラーの贋札』のスタッフが手掛けたサスペンスミステリー。ナチス・ドイツの戦況を左右するミケランジェロの絵の行方を知るユダヤ人画商一族の息子・ヴィクトルは、母を救うためナチスを相手に危険な駆け引きに出る。 (詳細はこちら

【TSUTAYA DISCUS】【DMM.com】
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THEMA:映画館で観た映画
GENRE:映画
TAG:ヴォルフガング・ムルンベルガー モーリッツ・ブライブトロイ ゲオルク・フリードリヒ ウーズラ・シュトラウス マルト・ケラー ウーヴェ・ボーム 
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11-59.ミケランジェロの暗号■原題:Mein Bester Feind(英題:My Best Enemy)■製作年・国:2010年、オーストラリア■上映時間:106分■鑑賞日:9月19日、TOHOシネマズシャンテ(日比谷)■料金:1,800円□監督・脚色:ウォルフガング・ムルンベルガー□脚...
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