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猿の惑星:創世記(ジェネシス) 
2011年10月11日 (火) | EDIT |
 ユナイテッド・シネマ豊洲にて鑑賞
猿の惑星:創世記猿の惑星:創世記(ジェネシス)/RISE OF THE PLANET OF THE APES
2011年/アメリカ/106分
監督: ルパート・ワイアット
出演: ジェームズ・フランコ/フリーダ・ピント/ジョン・リスゴー/ブライアン・コックス/トム・フェルトン
公式サイト
公開: 2011年10月07日

ジェネシス社の研究者ウィル・ロッドマンは、認知症の治療薬開発の過程で生まれた、脳細胞を再生させるウィルス“ALZ112”をチンパンジーに投与し、経過を観察していたところ、1匹のチンパンジー“ブライト・アイズ”に著しい変化が見られたため、臨床試験に持ち込むことを所長のジェイコブズに交渉し、了解を得る。しかしプレゼンの最中、何故か興奮して暴れた“ブライト・アイズ”がプレゼン会場に乱入、射殺されてしまう。プレゼンを台無しにされ怒ったジェイコブズは、計画の中止とチンパンジーを全て安楽死させることを命令、飼育係のフランクリンは、“ブライト・アイズ”が赤ん坊を産み、子供を守るために暴れたことを知り、赤ん坊のチンパンジーをウィルに託す。ウィルは認知症の父親チャールズの慰めになればと、飼い主が見つかるまでのつもりでチンパンジーを連れ帰るが、産まれたばかりとは思えない能力の高さに驚き、チンパンジーにシーザーと名付け、そのまま飼い続けることを決める。3年後、シーザーは人間の3歳児よりも高い能力を示していた。シーザーの能力の高さは“ALZ112”が母から子に遺伝したからだと考えたウィルは、“ALZ112”を会社に黙って持ち帰り、チャールズに投与する。チャールズはみるみるうちに回復し、通常の生活が送れるようになるが、時間を経ると病気が進行し、認知症の症状が出始める。隣人の車を傷つけたチャールズが責められているのを見たシーザーは、チャールズをかばって隣人に襲い掛かり、動物保護局に引き取られることになってしまう。ウィルは父を救いシーザーを取り戻そうと、“ALZ112”を進化させた“ALZ113”を作り出すが―――――


「猿の惑星」と「PLANET OF THE APES 猿の惑星」は観たけど、続編は全然観ていません。まぁこの2本観ていれば大丈夫かなということで、予告も面白そうだったし早速鑑賞~
普通に面白かった。時間が短いせいもあって、中だるみすることなく綺麗にまとまっていると思います。
全体的に、シーザーに同情するような作りになっているので(特に動物保護局のシーン)、感情移入しまくりですよ。シーザーを演じたアンディ・サーキス(「ロード・オブ・ザ・リング」のゴラムとか演じている人だよね)が、言葉がないので表情で伝えるのに苦労したと言っていて、その甲斐あってか、シーザーの表情が素晴らしかった。動物保護局に隔離されたシーザーとウィルの別れは切なかった… (´Д⊂グスン シーザーが壁に窓の画を描くところなんて、ぐっときたわ。

シーザーが初めて言葉を発するシーンはすごく衝撃を受けました  ここで喋ると思わなかったので、余計に。

ウィルと(というより人間と)一緒に暮らしていくのは難しいと悟ったシーザーが、家に戻ろうと言うウィルに、森が家だと言って決別するシーンで、ウィルはシーザーの意思を尊重して納得するけど、ウィルの表情にちょっと違和感ありました。あそこ、笑って送り出していいのかなー。ウィルも無理だと悟ったってこと? でも僕がお前を守るとか言っていたけど…

猿たちが町を襲うシーンもすごい迫力あった。劇場でも、わっ とか声あがっていたくらい。3Dにしなくったって、こういう迫力あるシーンは作れるんだよ…。正直「キャプテン・アメリカ ファースト・アベンジャー」なんかよりよっぽど迫力ありました。

隣人がパイロット とか関係ないじゃん(笑)なんて思っていたら、ラストでこの伏線が回収されて、見事なエンディング。エンドロールも、この後どうなったかがわかるようになっていて、上手いなあ~と唸らされました。

ちょっと無理もありますけどね。
サーカスにいたマントヒヒ、モーリスと手話で会話をするのは無茶だわ。モーリスはシーザーと違うので、意味もわからず動きを覚えただけだと思いますので、会話は無理でしょう。

赤ちゃんシーザー がめちゃめちゃ可愛いのー  人間に近いし、猿は一番いいペットというものね。連れて帰りたいわー。
逆に、大人になったシーザーのあまりのデカさにびびりました。チンパンジーってあんなに大きくなるの? あれはシーザーだからなのかなあ。

評価:★★★★(4.0)
エンターテイメントとして、よく出来ているんじゃないでしょうか。オリジナルストーリーだけど、「猿の惑星」にも上手く繋がっているんじゃない? オリジナルをもう一度観たくなっちゃった。


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監督:ルパート・ワイアット
出演者:ジェームズ・フランコ、 フリーダ・ピント、 ジョン・リスゴー、 アンディ・サーキス
収録時間:105分
レンタル開始日:2012-02-22

Story
SF映画の名作『猿の惑星』の“起源”を、『127時間』のジェームズ・フランコ主演で描いたSFアクション。製薬会社の研究所に勤める神経科学者・ウィルによってアルツハイマー病の新薬を投与された1匹のチンパンジーが、驚くべき知能を示すが…。 (詳細はこちら

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GENRE:映画
TAG:ルパート・ワイアット ジェームズ・フランコ フリーダ・ピント ジョン・リスゴー ブライアン・コックス トム・フェルトン アンディ・サーキス 「猿の惑星」シリーズ 
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