2011年11月03日 (木) | EDIT |
■ 第24回東京国際映画祭にて鑑賞
最強のふたり/INTOUCHABLES
2010年/フランス/112分
監督: エリック・トレダノ/オリヴィエ・ナカシュ
出演: フランソワ・クリュゼ/オマール・シー/オドレイ・フルーロ/アンヌ・ル・ニ
公開: 2012年09月01日
公式サイト
宝石強盗で服役し、出所したばかりのドリスは、失業手当を受け取るため、形ばかりの就職活動をしていた。介護士の募集を見てやってきた先でドリスを迎えたのは、パラグライダーの事故で全身まひとなったフィリップだった。面接の場で、就職活動をした証にサインをくれればそれだけでいいというドリスに、フィリップはサインしておくから明日再び訪れるようにと告げる。翌日、フィリップの家にやってきたドリスは、採用を告げられ驚く。自分をまるで障碍を持っていないかのように扱うドリスに、フィリップは周りの人間とは違うものを感じていたのだった。介護士の資格もなく、経験もないドリスだったが、持ち前の素直さで仕事を覚えていき、全く違う世界で生きてきた2人だったが、お互いに刺激し合い、理解し合い、やがて2人の間にはかけがえのない絆が生まれていた―――――
これまで東京国際映画祭に行ったことがなく、どこから手を付けていいか迷い(笑)、サクラグランプリなら間違いないと思って、初参加。日曜の夜だったけど、結構席は埋まっていました。
フランスでの公開を間近に控えてプロモーション中とのことで、監督、キャストとも来日しなかったのが残念。上映前に、日本公開時には必ず来日することを約束するとの監督のメッセージが流れました。

2010年/フランス/112分
監督: エリック・トレダノ/オリヴィエ・ナカシュ
出演: フランソワ・クリュゼ/オマール・シー/オドレイ・フルーロ/アンヌ・ル・ニ
公開: 2012年09月01日
公式サイト
宝石強盗で服役し、出所したばかりのドリスは、失業手当を受け取るため、形ばかりの就職活動をしていた。介護士の募集を見てやってきた先でドリスを迎えたのは、パラグライダーの事故で全身まひとなったフィリップだった。面接の場で、就職活動をした証にサインをくれればそれだけでいいというドリスに、フィリップはサインしておくから明日再び訪れるようにと告げる。翌日、フィリップの家にやってきたドリスは、採用を告げられ驚く。自分をまるで障碍を持っていないかのように扱うドリスに、フィリップは周りの人間とは違うものを感じていたのだった。介護士の資格もなく、経験もないドリスだったが、持ち前の素直さで仕事を覚えていき、全く違う世界で生きてきた2人だったが、お互いに刺激し合い、理解し合い、やがて2人の間にはかけがえのない絆が生まれていた―――――
これまで東京国際映画祭に行ったことがなく、どこから手を付けていいか迷い(笑)、サクラグランプリなら間違いないと思って、初参加。日曜の夜だったけど、結構席は埋まっていました。
フランスでの公開を間近に控えてプロモーション中とのことで、監督、キャストとも来日しなかったのが残念。上映前に、日本公開時には必ず来日することを約束するとの監督のメッセージが流れました。
これは、実話が元なんだそうな。
生きている世界が違う、会うこともなかっただろう2人が出会って、過ごすうちに、固い友情が生まれるというもの。実話なのにこういうこと書くのはなんだけど、ストーリーは割と良くある展開です。
金持ちで深い教養があるけれど、重い障碍を持ち1人では自殺さえもできないフィリップ、資格もなく、多くの兄弟を抱え貧しい生活を送ってきた前科もちだけど、フィリップの命を握っているともいえるドリス。
生きてきた環境も性格も趣味もまるで違うこの2人の過ごす日々が、とても和やかで楽しそうで。これまで真面目に聞いたこともなかったクラシックに馴染んでいくドリス(街に戻ってから、BGMで流れているのはクラシックなんだよね)、ドリスの使うスラングを使ってみたりするフィリップ、お互いにいいように作用しあっていて、2人は出会うべくして出会ったんだなあと思える。
障碍者を障碍者として扱わないというのは、なかなか出来ることじゃない。意識しないようにしようと思っていても、そう思うことが意識しているってことだから。でもドリスは全く意識せずにこれをやっている。これがすごい。これまで、友人たちからも腫れ物に触るように扱われていたフィリップが、ドリスを側から離したがらなかったのもわかる。
ドリスの性格が明るく素直なおかげもあるだろうね。最初は心配していたイヴォンヌもマガリーも、ドリスとフィリップの良好な関係につられて明るくなっていくのも良かった。
障碍という重いテーマを持つにも関わらず、全体のトーンは重くなく、笑いもあり(ドリスが熱湯をフィリップの足にかけてしまい、何も感じないことに驚いて更に熱湯をかけるという、ちょっと笑えないものもあったけど、これはわたしが常識にとらわれているから笑えないのか…)、感動の押し付けになっていないのが良かった。
この主演2人がかなりいいコンビで、2人揃って主演男優賞も獲得しています。
評価:★★★☆(3.5)
感動で涙するというのではなく、主人公2人の関係性に心が温かくなる感じ。目新しいところはないかもしれないけど、わたしは好きなタイプの映画です。
ラストに、ご本人の映像が登場します。今でも2人の友情は続いているのだとか。
追記: 2012年06月23日
日本公開が決定。チラシを入手しましたので、画像を入れ替えました。
DVDの購入はコチラ
【amazon】
レンタルはコチラ
【ぽすれん】
生きている世界が違う、会うこともなかっただろう2人が出会って、過ごすうちに、固い友情が生まれるというもの。実話なのにこういうこと書くのはなんだけど、ストーリーは割と良くある展開です。
金持ちで深い教養があるけれど、重い障碍を持ち1人では自殺さえもできないフィリップ、資格もなく、多くの兄弟を抱え貧しい生活を送ってきた前科もちだけど、フィリップの命を握っているともいえるドリス。
生きてきた環境も性格も趣味もまるで違うこの2人の過ごす日々が、とても和やかで楽しそうで。これまで真面目に聞いたこともなかったクラシックに馴染んでいくドリス(街に戻ってから、BGMで流れているのはクラシックなんだよね)、ドリスの使うスラングを使ってみたりするフィリップ、お互いにいいように作用しあっていて、2人は出会うべくして出会ったんだなあと思える。
障碍者を障碍者として扱わないというのは、なかなか出来ることじゃない。意識しないようにしようと思っていても、そう思うことが意識しているってことだから。でもドリスは全く意識せずにこれをやっている。これがすごい。これまで、友人たちからも腫れ物に触るように扱われていたフィリップが、ドリスを側から離したがらなかったのもわかる。
ドリスの性格が明るく素直なおかげもあるだろうね。最初は心配していたイヴォンヌもマガリーも、ドリスとフィリップの良好な関係につられて明るくなっていくのも良かった。
障碍という重いテーマを持つにも関わらず、全体のトーンは重くなく、笑いもあり(ドリスが熱湯をフィリップの足にかけてしまい、何も感じないことに驚いて更に熱湯をかけるという、ちょっと笑えないものもあったけど、これはわたしが常識にとらわれているから笑えないのか…)、感動の押し付けになっていないのが良かった。
この主演2人がかなりいいコンビで、2人揃って主演男優賞も獲得しています。
評価:★★★☆(3.5)
感動で涙するというのではなく、主人公2人の関係性に心が温かくなる感じ。目新しいところはないかもしれないけど、わたしは好きなタイプの映画です。
ラストに、ご本人の映像が登場します。今でも2人の友情は続いているのだとか。
追記: 2012年06月23日
日本公開が決定。チラシを入手しましたので、画像を入れ替えました。
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【ぽすれん】
監督:エリック・トレダノ、オリヴィエ・ナカシュ
出演者:フランソワ・クリュゼ、 オマール・シー、 オドレイ・フルーロ、 アンヌ・ル・ニ
収録時間:113分
レンタル開始日:2013-03-22
Story
本国フランスをはじめ各国で大ヒットを記録したヒューマンコメディ。首から下が麻痺した大富豪と、彼を介護するスラムの黒人青年の友情を描く。主演は『主婦マリーがしたこと』のフランソワ・クリュゼと『ミックマック』のオマール・シー。PG12 (詳細はこちら)
本国フランスをはじめ各国で大ヒットを記録したヒューマンコメディ。首から下が麻痺した大富豪と、彼を介護するスラムの黒人青年の友情を描く。主演は『主婦マリーがしたこと』のフランソワ・クリュゼと『ミックマック』のオマール・シー。PG12 (詳細はこちら)
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THEMA:映画祭
GENRE:映画
TAG:エリック・トレダノ オリヴィエ・ナカシュ フランソワ・クリュゼ オマール・シー オドレイ・フルーロ アンヌ・ル・ニ 映画祭
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