元々漫画がなんだっけ、これ。全然原作も知らず、ストーリーもほぼ前知識なしで観たのですが…観ていて、なんだっけこの感じ…と自分の感想を表す言葉をずっと探していたのだけど、“安っぽい”という言葉が思い浮かんで、 ｿﾚﾀﾞ!!ヽ(´∀｀)９ ﾋﾞｼ!! と。とにかく安っぽいんだ。

ワイルド7の設定自体は別にいいんですよ。こういうの良くあるし。でも、こういう組織のお約束は、法で裁けない、あるいは犯した罪と同等の罰を与えられない犯人を処刑するというもので、だから観ている方はすっきりする訳じゃないですか。最初の事件で思ったのは、これって単に警察がへぼくて逃しちゃった凶悪犯を殺してるだけじゃんということ。あの銀行強盗、捕まったら間違いなく普通に法で裁けますよね。ワイルド7って単なる殺人集団じゃないの？

導入部の銀行強盗はいいんだけど、飛葉とユキのラブ、ライダー の正体、バイオテロ、バイオテロの裏にある陰謀、セカイの親子愛、盛り込み過ぎなんだよなあ。。。 　盛り込み過ぎのせいか、1つ1つがどうも中途半端な感じがしちゃって。もっとエピソードを絞ってすっきりさせりゃいいのに。

飛葉とセカイ以外のメンバーがあんまり掘り下げられていないのも、勿体ない感じ(この掘り下げも十分とは言えないレベルですが)。時間の関係で入れられないなら、もっとエピソードをそぎ落とすべきですね。繰り返しになるけど。

俳優陣の演技も割とひどい 　というか、人選を間違っている気が… (；・∀・)
深田恭子は確かに可愛いよ。でも彼女に演技をさせちゃダメでしょう。主役級に大根がいると失笑しか出ませんがな。もっと他にいたでしょうに。演技の出来る可愛い子。
要潤の「わいるど…せぶん… (ﾟДﾟ) 」とかいう台詞にも笑った。
後は桐生役の吉田鋼太郎。舞台畑の俳優のようですが、何故こんな演技なのか。役柄的にもっと重厚感がなきゃ駄目なんじゃないかと思うけど、ものすごく小物っぽかった。まぁ、監督の指示なんだろうけどさ。

評価：☆(0.5)
とにかく安っぽいという印象しかない。個人的には、大人の鑑賞に堪えうるレベルではない気がする。バイクアクションは迫力ありましたよ。でもそれだけ。

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