2012年02月06日 (月) | EDIT |
■ WOWOWにて鑑賞
運命を分けたザイル/TOUCHING THE VOID
2003年/イギリス/107分
監督: ケヴィン・マクドナルド
出演: ジョー・シンプソン/サイモン・イェーツ/ブレンダン・マッキー/ニコラス・アーロン/リチャード・ホーキング
1985年、英国人登山家のジョー・シンプソン、サイモン・イェーツは、南米アンデス山脈のシウラ・グランデ峰にある未踏の西壁に挑む。リマで登山中に知り合ったリチャード・ホーキングにキャンプを頼み、標高6400メートルのシウラ・グランデを目指す2人。想像よりもひどい雪と風を乗り越え、遂に登頂に成功する。そして下山を始めるが、思うように進まず焦る中、確保を誤ったジョーが滑落し、足を骨折してしまう。サイモンはなんとかジョーを連れて山を下りる方法を考えだし、少しずつだが下ることに成功していた。ところが先に絶壁があることに気付かず、ジョーの体は宙吊り状態となってしまう―――――
「ブラック・セプテンバー ミュンヘン・テロ事件の真実」のケヴィン・マクドナルドの作品ということで前から気になっていました。

2003年/イギリス/107分
監督: ケヴィン・マクドナルド
出演: ジョー・シンプソン/サイモン・イェーツ/ブレンダン・マッキー/ニコラス・アーロン/リチャード・ホーキング
1985年、英国人登山家のジョー・シンプソン、サイモン・イェーツは、南米アンデス山脈のシウラ・グランデ峰にある未踏の西壁に挑む。リマで登山中に知り合ったリチャード・ホーキングにキャンプを頼み、標高6400メートルのシウラ・グランデを目指す2人。想像よりもひどい雪と風を乗り越え、遂に登頂に成功する。そして下山を始めるが、思うように進まず焦る中、確保を誤ったジョーが滑落し、足を骨折してしまう。サイモンはなんとかジョーを連れて山を下りる方法を考えだし、少しずつだが下ることに成功していた。ところが先に絶壁があることに気付かず、ジョーの体は宙吊り状態となってしまう―――――
「ブラック・セプテンバー ミュンヘン・テロ事件の真実」のケヴィン・マクドナルドの作品ということで前から気になっていました。
ドキュメンタリーだと思っていたんだけど、インタビューを交えているけどドキュメンタリーではなく、登山部分は再現なんだね。しかしどうやって撮ったんだろう。すごい臨場感でした。
冒頭で、2人ともインタビューに応じているので、結局2人とも助かったのはわかっている。彼らの生への執念というか、生命力、生命欲に圧倒されました。
ジョーが、クレバスに落ちてから、ここを登るのは無理だから下へ降りてみようという判断がすごい。もちろん、命の危険に晒されることはこれまでも多々あっただろうと思うので、普段からそういう判断力はあったのだろうけど。
助かったのは、本人たちの運と生きて戻るという執念のおかげ。「127時間」でも思ったけど、ああいう決断力とか、なんとしてでも生きて戻るという意志の強さ、タフさ。本当に尊敬してしまう。
ザイルを切らなかったら、恐らく2人とも生きて帰ることはなかったでしょうね。ジョーが骨折した時点で、サイモンはザイルを切ってもおかしくなかった。というか、普通はそうするでしょう。それなのに、2人で助かろうと、2人で降りる方法を考えたサイモンは、むしろすごいと思う。
ああいう極限状態では、倫理的にどうとか、そういう時点では測れないものがあると思う。その場にいなければ、その時の状況はわからない。ジョーだって、切ったこと自体はどうこう思っていないんじゃないかな。恐らく、立場が逆ならジョーも同じことをしただろうと思うから。
後で、外部から色々言うのは簡単ですが…実際、サイモンはかなり非難されたらしいですけどね。
こういう未踏の山を登りたい人は、征服欲が強いのかなあ。わたしは登山をやらないので、こんなところに登ろうと思う気持ちが、正直全く理解できない(笑) そりゃ達成感はあるだろうけねえ。
生きている実感を得たいために山に登るのであれば、「ハート・ロッカー」のジェームズみたいな、戦争依存症と同じかなと思ってしまう。実際、この後も2人は山登りを続けたようだし。
評価:★★★(3.0)
とにかく映像がすごかった。本当に、どうやって撮ったのか聞いてみたい(笑)
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【ぽすれん】
冒頭で、2人ともインタビューに応じているので、結局2人とも助かったのはわかっている。彼らの生への執念というか、生命力、生命欲に圧倒されました。
ジョーが、クレバスに落ちてから、ここを登るのは無理だから下へ降りてみようという判断がすごい。もちろん、命の危険に晒されることはこれまでも多々あっただろうと思うので、普段からそういう判断力はあったのだろうけど。
助かったのは、本人たちの運と生きて戻るという執念のおかげ。「127時間」でも思ったけど、ああいう決断力とか、なんとしてでも生きて戻るという意志の強さ、タフさ。本当に尊敬してしまう。
ザイルを切らなかったら、恐らく2人とも生きて帰ることはなかったでしょうね。ジョーが骨折した時点で、サイモンはザイルを切ってもおかしくなかった。というか、普通はそうするでしょう。それなのに、2人で助かろうと、2人で降りる方法を考えたサイモンは、むしろすごいと思う。
ああいう極限状態では、倫理的にどうとか、そういう時点では測れないものがあると思う。その場にいなければ、その時の状況はわからない。ジョーだって、切ったこと自体はどうこう思っていないんじゃないかな。恐らく、立場が逆ならジョーも同じことをしただろうと思うから。
後で、外部から色々言うのは簡単ですが…実際、サイモンはかなり非難されたらしいですけどね。
こういう未踏の山を登りたい人は、征服欲が強いのかなあ。わたしは登山をやらないので、こんなところに登ろうと思う気持ちが、正直全く理解できない(笑) そりゃ達成感はあるだろうけねえ。
生きている実感を得たいために山に登るのであれば、「ハート・ロッカー」のジェームズみたいな、戦争依存症と同じかなと思ってしまう。実際、この後も2人は山登りを続けたようだし。
評価:★★★(3.0)
とにかく映像がすごかった。本当に、どうやって撮ったのか聞いてみたい(笑)
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【ぽすれん】
監督:ケヴィン・マクドナルド
出演者:サイモン・イェーツ、 ブレンダン・マッキー、 ニコラス・アーロンl、 ジョー・シンプソン
収録時間:107分
レンタル開始日:2005-08-26
Story
オスカー受賞歴を持つドキュメンタリー監督、ケヴィン・マクドナルドが大ヒットノンフィクションを映画化。雪山で遭難したふたりの登山家が、自然の脅威の中から奇跡的に生還したという実話を、迫力の再現ドラマと当事者のインタビューで映し出す。 (詳細はこちら)
オスカー受賞歴を持つドキュメンタリー監督、ケヴィン・マクドナルドが大ヒットノンフィクションを映画化。雪山で遭難したふたりの登山家が、自然の脅威の中から奇跡的に生還したという実話を、迫力の再現ドラマと当事者のインタビューで映し出す。 (詳細はこちら)
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THEMA:WOWOW/スカパーで観た映画の感想
GENRE:映画
TAG:ケヴィン・マクドナルド ジョー・シンプソン サイモン・イェーツ ブレンダン・マッキー ニコラス・アーロン リチャード・ホーキング
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