2011年12月23日 (金) | EDIT |
■ シネクイントにて鑑賞
ハラがコレなんで
2011年/日本/109分
監督: 石井裕也
出演: 仲里依紗/中村蒼/石橋凌/稲川実代子/並樹史朗
公開: 2011年11月05日
公式サイト
「粋か粋じゃないか」で物事を判断し、“いい風”が吹いたら流れにのる、空に浮かぶ雲のように生きてきた原光子。流れに乗ってアメリカ人の子供を妊娠したが捨てられてしまい、1人で子供を産もうとしていた光子は、住んでいたアパートを引き払い、子供の頃に暮らしていた長屋へやってくる。開発の波から取り残された長屋では、人々が昔ながらの助け合った生活をしており、光子の考え方のルーツはここにあった。足を痛めて寝たきりとなっている長屋の大家、重田清の家に居候し、ここで子供を産むことを決めた光子は、幼馴染の児玉陽一が伯父の次郎と営む寂れたレストランを見て、レストランのテコ入れを始める。自分の状況を顧みず人のことに一生懸命になる光子を見て、15年間彼女を忘れられずにいた陽一は、ますます思いを募らせていく。陽一と次郎は、寝たきりの清の面倒をずっと見続けてきたが、次郎は15年に渡って、近所の喫茶店“べる”のママに片思いしていた。ママも次郎を憎からず思っていたが、清の面倒を見るために結婚はしないと決めている次郎は、ママに思いを伝えられずにいた。そんな時、ママが店をたたんで故郷へ帰ることになり、その話を聞いた光子はひと肌脱ぐことにするが―――――
「あぜ道のダンディ」がどうかって感じだったので、どうしようかと思ったのですが…終映前に滑り込みで観てきました。

2011年/日本/109分
監督: 石井裕也
出演: 仲里依紗/中村蒼/石橋凌/稲川実代子/並樹史朗
公開: 2011年11月05日
公式サイト
「粋か粋じゃないか」で物事を判断し、“いい風”が吹いたら流れにのる、空に浮かぶ雲のように生きてきた原光子。流れに乗ってアメリカ人の子供を妊娠したが捨てられてしまい、1人で子供を産もうとしていた光子は、住んでいたアパートを引き払い、子供の頃に暮らしていた長屋へやってくる。開発の波から取り残された長屋では、人々が昔ながらの助け合った生活をしており、光子の考え方のルーツはここにあった。足を痛めて寝たきりとなっている長屋の大家、重田清の家に居候し、ここで子供を産むことを決めた光子は、幼馴染の児玉陽一が伯父の次郎と営む寂れたレストランを見て、レストランのテコ入れを始める。自分の状況を顧みず人のことに一生懸命になる光子を見て、15年間彼女を忘れられずにいた陽一は、ますます思いを募らせていく。陽一と次郎は、寝たきりの清の面倒をずっと見続けてきたが、次郎は15年に渡って、近所の喫茶店“べる”のママに片思いしていた。ママも次郎を憎からず思っていたが、清の面倒を見るために結婚はしないと決めている次郎は、ママに思いを伝えられずにいた。そんな時、ママが店をたたんで故郷へ帰ることになり、その話を聞いた光子はひと肌脱ぐことにするが―――――
「あぜ道のダンディ」がどうかって感じだったので、どうしようかと思ったのですが…終映前に滑り込みで観てきました。
粋だ粋だと言葉では言っているけど、全然粋じゃない… 
アメリカで恋人の子供を妊娠して捨てられて日本に帰ってきて、それを親に黙っていることは粋なの? 自分はこれから子供を産んで育てなくてはいけないのに金がない、それなのに知らない人に全財産(小銭だけど)を与えることは粋なの?
それはただの馬鹿でしょ。なんか粋を勘違いしているように見える。
「川の底からこんにちは」みたいな、粋に生きようとしてるけど出来ない、でもだからこそ頑張るとかそういう感じでもなくて、本人はこれが粋だと心から信じているみたいなので、救いようがない。
冒頭で、初対面の人の家に勝手に上がり込んで沢庵を押し付ける時点で、光子にかなり嫌悪感を抱いてしまったので、余計にね…。「あぜ道のダンディ」もそうだったけど。
光子の口癖「いい風が吹いたら、その時どーんと行けばいい」という言葉はわかるけど、それは余計なことをせずに普段通りに過ごして待つと言うことでしょ? その場で昼寝するという意味がわからない。そしてすぐに「OK!」って (;・∀・) そんな簡単に風向きは変わらないでしょう。ただ単に行き当たりばったりなだけにしか見えないんだよね。
主人公に感情移入できないし、主人公を囲む周りの人も皆無茶苦茶で、現実感離れしすぎ。
次郎がママを15年思い続けているのは百歩譲っていいとしても(ママは近くにいるからね)、子供の頃一時一緒に過ごしただけで、その後何の連絡も取っていない女を15年思い続けるって、ちょっと無茶でしょ。それで、どこの誰かも知れない男の子供の面倒を見ると言い出すとか、おかしいとしか思えない。何言ってんのこの人 ( ゚Д゚)ポカーン という感じでした。
長屋で皆が鉢合わせするシーンが、もううるさーい!!
と怒鳴りたくなった(笑)んだけど、その後の展開も無茶すぎてついてゆけず。
不発弾の話がやたらと出てきたので、これが後で絡むのかなとは思っていたけど、何故いきなり大家が歩けるようになるのだ。
出産シーンも、近くにママの家があるんだから普通は運ぶよね。それなのに、何故わざわざ外で産もうとするの?
全く意味不明。
評価:☆(0.5)
粋ってのは、口に出したら粋じゃなくなっちゃうんだよね。
「川の底からこんにちは」も一歩間違えばこうなっただろうけど、あちらは上手い方へ転んだ。これは悪い方へ転んだ感じでした。
映画の途中でいびきみたいな音が聞こえてて、うるさいなー
と思っていたら、映画が終わって電気が点いてもマジ寝している人がいました。
まぁ、気持ちはわからなくはないがね…
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【amazon】
レンタルはコチラ
【ぽすれん】

アメリカで恋人の子供を妊娠して捨てられて日本に帰ってきて、それを親に黙っていることは粋なの? 自分はこれから子供を産んで育てなくてはいけないのに金がない、それなのに知らない人に全財産(小銭だけど)を与えることは粋なの?
それはただの馬鹿でしょ。なんか粋を勘違いしているように見える。
「川の底からこんにちは」みたいな、粋に生きようとしてるけど出来ない、でもだからこそ頑張るとかそういう感じでもなくて、本人はこれが粋だと心から信じているみたいなので、救いようがない。
冒頭で、初対面の人の家に勝手に上がり込んで沢庵を押し付ける時点で、光子にかなり嫌悪感を抱いてしまったので、余計にね…。「あぜ道のダンディ」もそうだったけど。
光子の口癖「いい風が吹いたら、その時どーんと行けばいい」という言葉はわかるけど、それは余計なことをせずに普段通りに過ごして待つと言うことでしょ? その場で昼寝するという意味がわからない。そしてすぐに「OK!」って (;・∀・) そんな簡単に風向きは変わらないでしょう。ただ単に行き当たりばったりなだけにしか見えないんだよね。
主人公に感情移入できないし、主人公を囲む周りの人も皆無茶苦茶で、現実感離れしすぎ。
次郎がママを15年思い続けているのは百歩譲っていいとしても(ママは近くにいるからね)、子供の頃一時一緒に過ごしただけで、その後何の連絡も取っていない女を15年思い続けるって、ちょっと無茶でしょ。それで、どこの誰かも知れない男の子供の面倒を見ると言い出すとか、おかしいとしか思えない。何言ってんのこの人 ( ゚Д゚)ポカーン という感じでした。
長屋で皆が鉢合わせするシーンが、もううるさーい!!


不発弾の話がやたらと出てきたので、これが後で絡むのかなとは思っていたけど、何故いきなり大家が歩けるようになるのだ。
出産シーンも、近くにママの家があるんだから普通は運ぶよね。それなのに、何故わざわざ外で産もうとするの?
全く意味不明。
評価:☆(0.5)
粋ってのは、口に出したら粋じゃなくなっちゃうんだよね。
「川の底からこんにちは」も一歩間違えばこうなっただろうけど、あちらは上手い方へ転んだ。これは悪い方へ転んだ感じでした。
映画の途中でいびきみたいな音が聞こえてて、うるさいなー


まぁ、気持ちはわからなくはないがね…
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【ぽすれん】
監督:石井裕也
出演者:仲里依紗、 中村蒼、 石橋凌、 斉藤慶子
収録時間:109分
レンタル開始日:2012-05-02
Story
家も金も失った妊婦が逆境に負けずに生きる姿を描いた、仲里依紗主演のコメディドラマ。妊娠9ヵ月でお腹の子供の父親と別れ、窮地に追い込まれながらも“粋”に生きることを忘れない光子の生き様を綴る。監督は『川の底からこんにちは』の石井裕也。 (詳細はこちら)
家も金も失った妊婦が逆境に負けずに生きる姿を描いた、仲里依紗主演のコメディドラマ。妊娠9ヵ月でお腹の子供の父親と別れ、窮地に追い込まれながらも“粋”に生きることを忘れない光子の生き様を綴る。監督は『川の底からこんにちは』の石井裕也。 (詳細はこちら)
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