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ボルベール〈帰郷〉 
2007年07月04日 (水) | EDIT |
 シネフロントにて鑑賞
ボルベールボルベール〈帰郷〉/VOLVER
2006年/スペイン/120分
監督: ペドロ・アルモドバル
出演: ペネロペ・クルス/カルメン・マウラ/ロラ・ドゥエニャス/ブランカ・ポルティージョ/ヨアンナ・コボ
公式サイト
公開: 2007年06月30日

マドリードに住むライムンダは、姉のソーレと娘のパウラと共に、墓の掃除をしに故郷ラ・マンチャを訪れる。ライムンダとソーレの両親は3年前に火事で亡くなっており、村に住んでいる伯母パウラは高齢のため、姉妹は隣に住むアグスティナに伯母の様子を見てもらうように頼んでいた。ライムンダが家に戻ると、夫パコが仕事を解雇され飲んだくれていた。ライムンダは生活を支えるために必死になって働くが、ある日ライムンダが仕事を終えると、パウラの様子がおかしく、問いつめても口を濁すばかり。そして家に着くと、そこには物言わぬ姿となったパコがいた。ライムンダの仕事中、酔ったパコがパウラを襲おうとし、パウラは抵抗して包丁で刺し殺してしまったのだった。ライムンダは娘を守るため、パコの死体を始末する決意をするが、そこへソーレから電話があり、伯母パウラが亡くなったと言う。ライムンダは家を離れられず、ソーレ1人でラ・マンチャへ向かうが、ソーレは、3年前に亡くなったはずの母イレネの姿を見たという村人の話を耳にする―――――


ペドロ・アルモドバルの新作 ドキドキハート
トーク・トゥ・ハー」でハマりまして、「バッド・エデュケーション」はイマイチ合わなかったものの。。。今回はカンヌで出演女優6人全員が主演女優賞を獲ったということもあって、期待してました
すっごく良かった ドキドキハート
号泣するとかそういう感じではないんだけれど、じんわり来ました。
コメディタッチでもあり、サスペンス風でもあり、人間ドラマでもある…展開も上手い。
migさんも書いていらっしゃるけど、これ、本当に男性が撮ったの?って言いたくなるくらい、女性心理に長けていると言いますか、非常に細やか。

女優陣はみんな良かったんだけど、特に…いや、みんな良かったです。
ペネロペはやっぱり綺麗だわ~ キラキラ つけ尻をしていたそうだけど、どっちかっていうと豊満な胸に目が釘付け 目 でした。
ペネロペの歌うタンゴ「VOLVER」も、すごく良かった。

難を言えば、最後の真相がイレネの告白だけで済まされてしまっているところかな。でも、サスペンスメインではないので、いっか。
きららさんも書かれていますが、ラストもいい感じで余韻を残しています。わたしは好みなんだよなあ。

評価:★★★★★(5.0)
ちょいと大盤振る舞いかな? ペネロペの歌にもおまけ。オススメです。
「オール・アバウト・マイ・マザー」も観なくっちゃ~


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ペネロペ・クルスカルメン・マウラ
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【ぽすれん】

監督:ペドロ・アルモドバル
出演者:ペネロペ・クルス、 カルメン・マウラ、 ロラ・ドゥエニャス、 ブランカ・ポルティージョ
収録時間:120分
レンタル開始日:2008-01-02

Story
巨匠、ペドロ・アルモドバル監督がタンゴの名曲に乗せて贈る、3世代の女性たちの人生賛歌。15歳の娘と失業中の夫と暮らすライムンダにある日突然、ふたつの死が降り掛かり…。2006年カンヌ国際映画祭最優秀主演女優賞、最優秀脚本賞受賞作。 (詳細はこちら

【TSUTAYA DISCUS】【DMM.com】
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THEMA:映画館で観た映画
GENRE:映画
TAG:ペドロ・アルモドバル ペネロペ・クルス カルメン・マウラ ロラ・ドゥエニャス ブランカ・ポルティージョ ヨアンナ・コボ 
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