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開かせていただき光栄です―DILATED TO MEET YOU― 
2012年07月17日 (火) | EDIT |
開かせていただき光栄です―DILATED TO MEET YOU―開かせていただき光栄です―DILATED TO MEET YOU―
著  者: 皆川博子
出版年: 2011年
出版社: 早川書房

18世紀、ロンドン。聖ジョージ病院の外科医ダニエル・バートンは、内科医の兄ロバートの財力により自宅に私的解剖室を設置、容姿端麗エドワード・ターナー、天才細密画家ナイジェル・ハート、饒舌(チャターボックス)クラレンス・スプナー、肥満体(ファッティ)ベンジャミン・ビーミス、骨皮(スキニー)アルバート・ウッドという5人の弟子とともに、解剖学の発展のため、日々解剖に勤しんでいた。ある日、ダニエルたちが墓暴きから違法に買い取った妊婦の遺体の解剖に取り掛かっていると、ウェストミンスター地区治安判事付きの犯罪捜査犯人逮捕係、通称ボウ・ストリート・ランナーズが、準公爵チャールズ・ラフヘッド卿の令嬢エレインの遺体が盗まれたと言ってダニエルの自宅を訪れる。とっさに暖炉に遺体を隠しボウ・ストリート・ランナーズをやり過ごすが、ダニエルたちが再び解剖に取り掛かろうとしたその時、治安判事ジョン・フィールディングの姪で、ボウ・ストリート・ランナーズの一員であるアン=シャーリー・モアとデニス・アボットがダニエルの屋敷を訪れ、ついに遺体が見つかってしまう。しかしそれは、エレインの遺体ではなく、四肢を切断された少年のものだった。アンとアボットが引き上げた後、エドが、実はナイジェルとともに少年の遺体を隠したと告白する。そして暖炉からエレインの遺体を引き出そうとした時、暖炉の底に顔をつぶされた身元不明の男の遺体が発見される。3体の遺体を目にして途方に暮れるダニエルたち。そこへ、アンとアボットはジョンを連れて現れる。ダニエルたちから全てを聞いたジョンは、アンとアボットを使い捜査を開始する―――――


皆川博子の本って初めて読みました。このミス2012年版で3位だったからなんだけど、この方かなりのベテランなんですね。1929年生まれって!!
元々、海外を舞台にした小説をあまり読まないせいもあるかもしれないけど、最初はものすごく読みにくくて、なかなか進みませんでした
あらすじを書くためにぱらぱら見直してみたら、最初の方が結構バタバタで、色々な人が入れ代わり立ち代わりやってくるので、何がなんだか ┐(´д`)┌ 状態。登場人物が多くて(ダニエルの部下にしても5人いる)、出てくるキャラクターたちはかなり個性的できちんと書き分けられているのだけど、なんかこちゃこちゃしているというか。途中からは進むようになるんですけどね。この時代の背景に詳しくないから余計にそう思うのかな。

何というか、全体的に耽美なニオイがすると言いますか。ほとんど女性が出てこなかったり、物語の核となるエドが美青年であるとか、ナイジェルとの結びつきの深さとか、どうにもこう…BL的な雰囲気が漂っているというか。BLと耽美が合わさると、ちょっと個人的には合わないんだよなぁ

謎解き自体は別にどうということもなく。意外な犯人ではあったけど、どうも動機が弱いというか…弱くはないけど、そのためにそこまでする?というのが、わたしにはちょっと理解しがたいところがありました。

先にも書いたように、登場人物が多い割にそれぞれきちんとキャラが立っているのはすごい。個人的には、盲目の治安判事ジョン・フィールディングが良かったです(ここでもオヤジ好きが… )。

評価:★★☆(2.5)
最初の読みにくさを乗り切っちゃえばすいすい進むし、面白くなくはないのだけど、自分にはいまいち合わないかな。もう何冊か読まないと判断は出来ないけど、今のところちょっと手が伸びそうにありません。。。


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(2011/07/15)
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THEMA:ミステリ
GENRE:小説・文学
TAG:皆川博子 「このミステリーがすごい!」2012年版 
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