2012年03月10日 (土) | EDIT |
■ TOHOシネマズ シャンテにて鑑賞
ヤング≒アダルト/YOUNG ADULT
2011年/アメリカ/94分
監督: ジェイソン・ライトマン
出演: シャーリーズ・セロン/パットン・オズワルト/パトリック・ウィルソン/エリザベス・リーサー/コレット・ウォルフ
公式サイト
公開: 2012年02月25日
故郷マーキュリーを飛び出して、ミネアポリスで作家として働くバツイチの37歳、メイビス・ゲイリー。実は、ヤングアダルト小説「花のハイスクール」の原案を文章に起こすことがメインで、作家として名は売れていない。その「花のハイスクール」もテレビドラマが終わり、人気は落ちる一方。最終回の原稿もなかなか筆が進まずにいた。ある日、高校時代の恋人バディ・スレイドとその妻ベスから、子供の誕生祝いパーティーへの招待メールが子供の写真付きで送られてくる。それを見たメイビスはバディと自分は結ばれる運命であると直感し、突如マーキュリーに舞い戻る。高校時代の同級生マット・フリーハウフと酒場で再会し、何故町へ戻ってきたのかと聞かれたメイビスは、バディとよりを戻すためと宣言し、マットの忠告も聞かず、バディを取り戻すべく動き始めるが―――――
「JUNO ジュノ」とか「マイレージ、マイライフ」がいまいち合わなかったので、これも駄目かなあ…
なんて思っていたのだけど、とりあえず観てみるかと思い行ってきました。

2011年/アメリカ/94分
監督: ジェイソン・ライトマン
出演: シャーリーズ・セロン/パットン・オズワルト/パトリック・ウィルソン/エリザベス・リーサー/コレット・ウォルフ
公式サイト
公開: 2012年02月25日
故郷マーキュリーを飛び出して、ミネアポリスで作家として働くバツイチの37歳、メイビス・ゲイリー。実は、ヤングアダルト小説「花のハイスクール」の原案を文章に起こすことがメインで、作家として名は売れていない。その「花のハイスクール」もテレビドラマが終わり、人気は落ちる一方。最終回の原稿もなかなか筆が進まずにいた。ある日、高校時代の恋人バディ・スレイドとその妻ベスから、子供の誕生祝いパーティーへの招待メールが子供の写真付きで送られてくる。それを見たメイビスはバディと自分は結ばれる運命であると直感し、突如マーキュリーに舞い戻る。高校時代の同級生マット・フリーハウフと酒場で再会し、何故町へ戻ってきたのかと聞かれたメイビスは、バディとよりを戻すためと宣言し、マットの忠告も聞かず、バディを取り戻すべく動き始めるが―――――
「JUNO ジュノ」とか「マイレージ、マイライフ」がいまいち合わなかったので、これも駄目かなあ…

シャーリーズがイタイ女を演じていると評判の本作。結論から言うと、それほどでもなかった。イタイ女ってのは間違いないけど、思ったほどイタくないというか…いや、イタいか(笑)
過去の栄光を引きずっているから自己評価が高いというか、今の自分を客観視できていないというか。嫌な女だし、友だちにはなりたくないけど、理解は出来なくない。けど、共感は出来ないという感じ。
メイビスは現在の自分がいまいち上手くいっていない、こんな田舎町におさまる自分じゃないわ!って町を飛び出したのに、実際の生活は理想の自分からかけ離れているので、現実逃避したということなんだろうな。ま、わからなくはないけど…それで元カレとよりを戻そうという思考になるのが理解不能だ。
突如バディとよりを戻そうと思うのは、実は20歳の時にバディとの子を失った過去があって、子供の写真を見ちゃったから…という理由はあるんだけども、メイビスの行動を観ていて、ストーカーってこういう考え方の人が起こすのかなあなんて、ちょっと本筋とは違うことを考えていました。
メイビスがバディのことを折に触れて思い出していたならともかく、そんな様子もないのに、その相手が結婚しても何故自分を思っているはずと思うのか。自分が思っているのだから、相手も思っている“はず”。この思い込み、どこから来るのか。この思考回路が謎でしょうがなかった。バディにとったらいい迷惑だよなあ。
高校時代に目立つグループにいたメイビスと、いじめで下半身に障害を追ってしまったマット。高校時代には全く接点がなかった2人が、妙に仲良くなっているのがおかしい。現在の境遇は似たもの同士ってところかな。2人とも、同じように高校時代から抜けられずにいる…
メイビスは、夫がいて子供がいて、という“幸せ”を手に入れた人たちに嫉妬していたけど、あっちだって、いつまでも綺麗で自由奔放なメイビスをどこかで羨ましがっているんだから、どっちもどっちだよね。どっちがいいってこともないし、どっちを選ぶかは自分の判断。
マットの妹に「あなたはみんなの憧れよ」って言われてミネアポリスに帰っていったけど、たぶん彼女は何も変わっていない。小説の展開が最初とは変わっているので、少しは自覚できたんでしょうが、人間そんな簡単には変われない。自分の生き方を肯定して生きていくしかない。
あんなことをしでかして、メイビスはもうマーキュリーには寄り付きもしないだろうし、恐らくメイビスはマットのことなんて、これから先思い出しもしないんだろうなー。
命名パーティーで、町の人はメイビスを可哀想と思っているという台詞があったけど、結婚していないから可哀想だ、そう思うのは勝手だからいいとしても、だから呼んだというベスも相当嫌な女だと思った。
メイビスがヘビロテする思い出の曲「ザ・コンセプト」が結構耳に残りました。ちょっと懐かしい感じのメロディ。オープニングタイトルで、「ザ・コンセプト」が流れる中テープが回る様子が映っていて、なんかテープ切れそう (;・∀・) と思っていました(笑)
「人生はビギナーズ」もそうだったけど、こっちも犬が可愛かったなー
酷い扱い受けてましたが…というか、あんな生活で犬飼うなよ
って感じだ。
評価:★★★(3.0)
思ったよりは観られたかな。でも「川の底からこんにちは」みたく、駄目でもいいじゃん、前向きに生きていこうとは思わなかった。主人公のメイビスに共感できるかが鍵かも。
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【ぽすれん】
過去の栄光を引きずっているから自己評価が高いというか、今の自分を客観視できていないというか。嫌な女だし、友だちにはなりたくないけど、理解は出来なくない。けど、共感は出来ないという感じ。
メイビスは現在の自分がいまいち上手くいっていない、こんな田舎町におさまる自分じゃないわ!って町を飛び出したのに、実際の生活は理想の自分からかけ離れているので、現実逃避したということなんだろうな。ま、わからなくはないけど…それで元カレとよりを戻そうという思考になるのが理解不能だ。
突如バディとよりを戻そうと思うのは、実は20歳の時にバディとの子を失った過去があって、子供の写真を見ちゃったから…という理由はあるんだけども、メイビスの行動を観ていて、ストーカーってこういう考え方の人が起こすのかなあなんて、ちょっと本筋とは違うことを考えていました。
メイビスがバディのことを折に触れて思い出していたならともかく、そんな様子もないのに、その相手が結婚しても何故自分を思っているはずと思うのか。自分が思っているのだから、相手も思っている“はず”。この思い込み、どこから来るのか。この思考回路が謎でしょうがなかった。バディにとったらいい迷惑だよなあ。
高校時代に目立つグループにいたメイビスと、いじめで下半身に障害を追ってしまったマット。高校時代には全く接点がなかった2人が、妙に仲良くなっているのがおかしい。現在の境遇は似たもの同士ってところかな。2人とも、同じように高校時代から抜けられずにいる…
メイビスは、夫がいて子供がいて、という“幸せ”を手に入れた人たちに嫉妬していたけど、あっちだって、いつまでも綺麗で自由奔放なメイビスをどこかで羨ましがっているんだから、どっちもどっちだよね。どっちがいいってこともないし、どっちを選ぶかは自分の判断。
マットの妹に「あなたはみんなの憧れよ」って言われてミネアポリスに帰っていったけど、たぶん彼女は何も変わっていない。小説の展開が最初とは変わっているので、少しは自覚できたんでしょうが、人間そんな簡単には変われない。自分の生き方を肯定して生きていくしかない。
あんなことをしでかして、メイビスはもうマーキュリーには寄り付きもしないだろうし、恐らくメイビスはマットのことなんて、これから先思い出しもしないんだろうなー。
命名パーティーで、町の人はメイビスを可哀想と思っているという台詞があったけど、結婚していないから可哀想だ、そう思うのは勝手だからいいとしても、だから呼んだというベスも相当嫌な女だと思った。
メイビスがヘビロテする思い出の曲「ザ・コンセプト」が結構耳に残りました。ちょっと懐かしい感じのメロディ。オープニングタイトルで、「ザ・コンセプト」が流れる中テープが回る様子が映っていて、なんかテープ切れそう (;・∀・) と思っていました(笑)
「人生はビギナーズ」もそうだったけど、こっちも犬が可愛かったなー



評価:★★★(3.0)
思ったよりは観られたかな。でも「川の底からこんにちは」みたく、駄目でもいいじゃん、前向きに生きていこうとは思わなかった。主人公のメイビスに共感できるかが鍵かも。
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レンタルはコチラ

【ぽすれん】
監督:ジェイソン・ライトマン
出演者:シャーリーズ・セロン、 パットン・オズワルト、 パトリック・ウィルソン、 エリザベス・リーサー
収録時間:94分
レンタル開始日:2012-07-13
Story
シャーリーズ・セロン×ジェイソン・ライトマン監督のタッグで贈るラブコメディ。仕事も恋も今ひとつなメイビス。対して幸せいっぱいなバディとベスからパーティーに招待された彼女は、バディとヨリを戻そうと自信満々に故郷へと帰るのだが…。 (詳細はこちら)
シャーリーズ・セロン×ジェイソン・ライトマン監督のタッグで贈るラブコメディ。仕事も恋も今ひとつなメイビス。対して幸せいっぱいなバディとベスからパーティーに招待された彼女は、バディとヨリを戻そうと自信満々に故郷へと帰るのだが…。 (詳細はこちら)
【TSUTAYA DISCUS】 | 【DMM.com】 |
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THEMA:映画館で観た映画
GENRE:映画
TAG:ジェイソン・ライトマン シャーリーズ・セロン パットン・オズワルト パトリック・ウィルソン エリザベス・リーサー コレット・ウォルフ
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□作品オフィシャルサイト 「ヤング≒アダルト」□監督 ジェイソン・ライトマン □脚本 ディアブロ・コディ □キャスト シャーリーズ・セロン、パトリック・ウィルソン、パットン・オズワルト、 J・K・シモンズ、エリザベス・リーサー、コレット・ウォルフ...
2012年03月12日(月) 08:24:21 | 京の昼寝~♪
予告編が、メチャクチャ面白そうで惹かれた 『ヤング≒アダルト』(公式サイト)を、観て参りました。 『セイジ 陸
2012年03月20日(火) 07:48:21 | ほし★とママのめたぼうな日々♪
くー、イタい、イタ過ぎる。。。
何がイタいって、37歳独身の女性ライター、田舎から出てきて都会で一人暮らし、ほぼアル中気味…。
なんだか、この主人公のメイビスの行動が他人とは思えないようなこの映画『ヤング≒アダルト』。
とは言え、主人公のメイビスを演じ...
2012年05月02日(水) 01:01:56 | Viva La Vida! <ライターCheese の映画やもろもろ>
12-20.ヤング≒アダルト■原題:Young Adult■製作国・年:アメリカ、2011年■上映時間:94分■観賞日:3月1日、TOHOシネマズシャンテ
□監督・製作:ジェイソン・ライトマン□脚本・製作:ディアブロ・コディ◆シャーリーズ・セロン(メイヴィス・ゲイリー)◆?...
2012年05月06日(日) 23:03:13 | kintyre's Diary 新館
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2012年06月29日(金) 13:04:15 | ここなつ映画レビュー
YOUNG ADULT/11年/米/94分/コメディ・ドラマ/劇場公開(2012/02/25)
-監督-
ジェイソン・ライトマン
過去監督作:『JUNO/ジュノ』
-製作-
ジェイソン・ライトマン
-製作総指揮-
ジョン・マルコヴィッチ
-出演-
*シャーリーズ・セロン…メイビス?...
2012年07月20日(金) 23:00:02 | 銀幕大帝α
シャーリーズ・セロン主演。痛くて笑えないけどすっごいリアル。
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2012年07月25日(水) 08:55:13 | いやいやえん
監督 ジェイソン・ライトマン 主演 シャーリーズ・セロン 2011年 アメリカ映画 94分 ドラマ 採点★★★ 「子供のままじゃやってけない」ってのを中学くらいで学び、何をやっても楽しい高校・大学を経て、社会に出た途端に再度壁にぶち当たるってのが人間の成長のパ…
2012年08月04日(土) 18:22:53 | Subterranean サブタレイニアン
本日、2013年8月17日(土曜日)は、またもや某看護専門学校(元首相系)のオープンキャンパスに行くという娘と、付き添いで行くという嫁さんを、朝から駅まで送った後、二度寝
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