2012年07月22日 (日) | EDIT |
■ 新宿ピカデリーにて鑑賞
リンカーン弁護士/THE LINCOLN LAWYER
2011年/アメリカ/119分
監督: ブラッド・ファーマン
出演: マシュー・マコノヒー/マリサ・トメイ/ライアン・フィリップ/ジョシュ・ルーカス/ジョン・レグイザモ
公開: 2012年07月14日
公式サイト
ミック・ハラーは、愛車リンカーンでLA中を駆け回り、金次第で麻薬の売人や売春婦などの弁護も引き受け、多少強引な手も使いながら、司法取引によって軽度の罪で収めるやり手の弁護士。検事の元妻マギー・マクファーソンとはお互いに仕事でやり合うこともあるが、娘ヘンリーを挟んでいい関係を保っていた。ある日、ミックは保証金立替業者のヴァル・ヴァレンズエラから、女性を殴って逮捕された、不動産業を営むメアリー・ウィンザーの息子ルイス・ルーレの弁護というおいしい仕事を紹介される。ミックはいつも通りに司法取引に持ち込むことを提案するが、ルイスは、自分は無実なので司法取引には応じないと主張する。ルイスから聞いた話を元に、調査員のフランク・レヴィンと事件を調べ始めたミッチは、この事件が4年前に弁護した殺人事件と酷似していることに気付く。娼婦を殺した容疑者として逮捕された依頼人ヘスス・マルティネスは、無実を主張していたが、状況的に無罪判決は難しいと判断したミッチは、事件を認めれば司法取引で死刑ではなく終身刑に持ち込めるとマルティネスを無理矢理説得し、彼は今も服役中だった。ミッチはマルティネスの元を訪ね、当時マルティネスがバーで見かけたという男について聞き、ルイスの写真を見せたところ、マルティネスは激しく反応する。ミッチは、4年前の事件の真犯人はルイスではないかと疑い始める―――――
タイトルのリンカーンって、アメリカ大統領だった彼のことだと思っていたら、車のことだったのね。「リンカーン 秘密の書」みたいなトンデモ映画かと思って(笑)、全然観る気なかったのですが、何となく。

2011年/アメリカ/119分
監督: ブラッド・ファーマン
出演: マシュー・マコノヒー/マリサ・トメイ/ライアン・フィリップ/ジョシュ・ルーカス/ジョン・レグイザモ
公開: 2012年07月14日
公式サイト
ミック・ハラーは、愛車リンカーンでLA中を駆け回り、金次第で麻薬の売人や売春婦などの弁護も引き受け、多少強引な手も使いながら、司法取引によって軽度の罪で収めるやり手の弁護士。検事の元妻マギー・マクファーソンとはお互いに仕事でやり合うこともあるが、娘ヘンリーを挟んでいい関係を保っていた。ある日、ミックは保証金立替業者のヴァル・ヴァレンズエラから、女性を殴って逮捕された、不動産業を営むメアリー・ウィンザーの息子ルイス・ルーレの弁護というおいしい仕事を紹介される。ミックはいつも通りに司法取引に持ち込むことを提案するが、ルイスは、自分は無実なので司法取引には応じないと主張する。ルイスから聞いた話を元に、調査員のフランク・レヴィンと事件を調べ始めたミッチは、この事件が4年前に弁護した殺人事件と酷似していることに気付く。娼婦を殺した容疑者として逮捕された依頼人ヘスス・マルティネスは、無実を主張していたが、状況的に無罪判決は難しいと判断したミッチは、事件を認めれば司法取引で死刑ではなく終身刑に持ち込めるとマルティネスを無理矢理説得し、彼は今も服役中だった。ミッチはマルティネスの元を訪ね、当時マルティネスがバーで見かけたという男について聞き、ルイスの写真を見せたところ、マルティネスは激しく反応する。ミッチは、4年前の事件の真犯人はルイスではないかと疑い始める―――――
タイトルのリンカーンって、アメリカ大統領だった彼のことだと思っていたら、車のことだったのね。「リンカーン 秘密の書」みたいなトンデモ映画かと思って(笑)、全然観る気なかったのですが、何となく。
オープニング映像がすごく格好良かったー
それで、おっ?と思ったのですが、内容もリーガルサスペンスとして良く出来ています。期待していなかったせいか、どうしてなかなか見応えがありました。と思ったら、これ、原作がこのミス2010年版の海外編にランクインした作品なのね。そりゃちゃんとしているはずだわ。
っていうか、これ、タイトルでかなり損している感じがする。原題がそうなので、しょうがないのかもしれないけどさ。
冒頭でミッチの人となりが理解できるようになっていて、やり手だけどかなり強引だし、金儲け主義の悪徳弁護士かー
という印象を受けるようになっているのだけど、物語が進むにつれ、ちょっと違うなということがわかってくる。
ルイスの事件の真相がうっすらわかってくると、もしかして自分は無実の人間を有罪にしてしまったのではないか?という焦り、弁護士の秘匿特権や、依頼人の不利益になることは出来ないことから、ミッチはルイスが犯人ではないかと思っても彼を弁護しなければならないというもどかしさ、そしてミッチ自身も殺人の容疑をかけられてしまうという展開で飽きさせない。観ているこちらも、これどうなるの?という感じで、入り込みやすかったです。
しかし、本筋とは関係ないが、元妻と寝るってありなのでしょうか。いくらいい関係を保っていると言っても…だったら復縁すりゃいいんでないのって感じだけど。
マコの映画なんて久々に観たわ、と思っていたけど、出演作をチェックしたら、実はそもそもそんなに観てなかった(笑) 強引でちょっとクセのある弁護士役がハマっていました。
ライアン・フィリップは、表向きの好青年としてはいいんだけど、もう少し内に秘めた狂気みたいなものが足りなかった。何故彼がああいう犯罪を重ねるにあたったかという背景が全然見えないので(原作ではあるのかもしれないが)、その辺は演技で見せて欲しかったなあ
あと、ウィリアム・H・メイシーがロンゲなの~~~~
ちょっと衝撃でしたわ。
評価:★★★☆(3.5)
そもそも期待していなかったせいか、なかなか面白かったです。リーガルサスペンス好きにはいいんじゃないかな。
原作は続いていて、続編の企画もあるらしい。あちらでもそこそこ当たっているんですね。続編も楽しみ

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っていうか、これ、タイトルでかなり損している感じがする。原題がそうなので、しょうがないのかもしれないけどさ。
冒頭でミッチの人となりが理解できるようになっていて、やり手だけどかなり強引だし、金儲け主義の悪徳弁護士かー

ルイスの事件の真相がうっすらわかってくると、もしかして自分は無実の人間を有罪にしてしまったのではないか?という焦り、弁護士の秘匿特権や、依頼人の不利益になることは出来ないことから、ミッチはルイスが犯人ではないかと思っても彼を弁護しなければならないというもどかしさ、そしてミッチ自身も殺人の容疑をかけられてしまうという展開で飽きさせない。観ているこちらも、これどうなるの?という感じで、入り込みやすかったです。
しかし、本筋とは関係ないが、元妻と寝るってありなのでしょうか。いくらいい関係を保っていると言っても…だったら復縁すりゃいいんでないのって感じだけど。
マコの映画なんて久々に観たわ、と思っていたけど、出演作をチェックしたら、実はそもそもそんなに観てなかった(笑) 強引でちょっとクセのある弁護士役がハマっていました。
ライアン・フィリップは、表向きの好青年としてはいいんだけど、もう少し内に秘めた狂気みたいなものが足りなかった。何故彼がああいう犯罪を重ねるにあたったかという背景が全然見えないので(原作ではあるのかもしれないが)、その辺は演技で見せて欲しかったなあ

あと、ウィリアム・H・メイシーがロンゲなの~~~~


評価:★★★☆(3.5)
そもそも期待していなかったせいか、なかなか面白かったです。リーガルサスペンス好きにはいいんじゃないかな。
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【ぽすれん】
監督:ブラッド・ファーマン
出演者:マシュー・マコノヒー、 ライアン・フィリップ、 マリサ・トメイ、 ウィリアム・H・メイシー
収録時間:119分
レンタル開始日:2013-01-08
Story
マシュー・マコノヒー主演で、マイクル・コナリー原作のベストセラー小説を映画化した法廷サスペンス。高級車の後部座席をオフィスとして働く異端弁護士・ミックは、資産家の息子の弁護を引き受けたことから思いもよらぬトラブルに巻き込まれていく。 (詳細はこちら)
マシュー・マコノヒー主演で、マイクル・コナリー原作のベストセラー小説を映画化した法廷サスペンス。高級車の後部座席をオフィスとして働く異端弁護士・ミックは、資産家の息子の弁護を引き受けたことから思いもよらぬトラブルに巻き込まれていく。 (詳細はこちら)
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THEMA:映画館で観た映画
GENRE:映画
TAG:ブラッド・ファーマン マシュー・マコノヒー マリサ・トメイ ライアン・フィリップ ジョシュ・ルーカス ジョン・レグイザモ ウィリアム・H・メイシー
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2012年08月02日(木) 22:48:37 | 【徒然なるままに・・・】
『リンカーン弁護士』は、娯楽性、テーマ性そして今日性に優れた映画である。
とりわけ二つの点で感心した。
第一は「カネ」の描き方だ。
本作の主人公ミック・ハラーは
2013年01月09日(水) 07:53:03 | 映画のブログ
リンカーンは車のこと、リンカーンの後部座席を事務所として使用しているという無茶な設定だけれど、まあそれもありかな。
司法取引を最大限に利用して軽い刑で収める得意戦略で依
2013年01月28日(月) 09:16:03 | いやいやえん
監督 ブラッド・ファーマン 主演 マシュー・マコノヒー 2011年 アメリカ映画 118分 サスペンス 採点★★★★ 検察と裁判官が同じチームにいるかのようなこの国の司法の現状はどうしようもないと思うんですけど、法の原理原則よりも自分らの理念や理想論をアピール…
2016年04月16日(土) 17:18:00 | Subterranean サブタレイニアン
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