2012年11月12日 (月) | EDIT |
■ TOHOシネマズ 六本木ヒルズにて鑑賞
終の信託
2012年/日本/144分
監督: 周防正行
出演: 草刈民代/役所広司/浅野忠信/細田よしひこ/中村久美
公開: 2012年10月27日
公式サイト
平成16年、天音中央病院呼吸器内科の元医師である折井綾乃は、検察庁に呼び出され、待合室で3年前のことを思い起こしていた。不倫相手だった同僚の高井則之医師に捨てられ、落ち込んだ綾乃は、睡眠薬とアルコールを同時に摂取し、自殺未遂騒動を起こしてしまう。重度の喘息を患い、入退院を繰り返している患者、江木秦三は、そんな綾乃に優しく思いやりを持って接し、綾乃はその優しさに癒され、日々を過ごすうち2人の間には強い絆が生まれていく。ある日、死期が迫りつつあることを悟った江木は「“その時”は早く楽にして欲しい」と綾乃に最期を託す。2か月後、心肺停止状態となった江木が病院に運び込まれてくる。意識がなくほぼ植物状態となった江木を見た綾乃は、江木の妻に、これ以上の延命治療を止めるように助言するが―――――
第25回東京国際映画祭のチケットを事前に取り損ね、当日券目当てで朝から並んで取れたはいいけど、夜8時まで(サクラグランプリのチケットなので)さてどうしようと。で、時間が合ったので、この作品を観ることにしました。

2012年/日本/144分
監督: 周防正行
出演: 草刈民代/役所広司/浅野忠信/細田よしひこ/中村久美
公開: 2012年10月27日
公式サイト
平成16年、天音中央病院呼吸器内科の元医師である折井綾乃は、検察庁に呼び出され、待合室で3年前のことを思い起こしていた。不倫相手だった同僚の高井則之医師に捨てられ、落ち込んだ綾乃は、睡眠薬とアルコールを同時に摂取し、自殺未遂騒動を起こしてしまう。重度の喘息を患い、入退院を繰り返している患者、江木秦三は、そんな綾乃に優しく思いやりを持って接し、綾乃はその優しさに癒され、日々を過ごすうち2人の間には強い絆が生まれていく。ある日、死期が迫りつつあることを悟った江木は「“その時”は早く楽にして欲しい」と綾乃に最期を託す。2か月後、心肺停止状態となった江木が病院に運び込まれてくる。意識がなくほぼ植物状態となった江木を見た綾乃は、江木の妻に、これ以上の延命治療を止めるように助言するが―――――
第25回東京国際映画祭のチケットを事前に取り損ね、当日券目当てで朝から並んで取れたはいいけど、夜8時まで(サクラグランプリのチケットなので)さてどうしようと。で、時間が合ったので、この作品を観ることにしました。
終末医療をテーマにしているので、かなり重い話です。知らなかったけど、本当にあった事件(川崎協同病院事件)をベースにしているのね。
周防流ラブストーリーと銘打っていますが、観ていて感じたのは、男と女というより人間同士の繋がりという意味のラブストーリーかなと。
全体として悪い映画じゃないと思うけど、色々気になるところが。
前半がやたら長くて眠くなっちゃった…っていうか寝た
最近多いなートシかなー (´・ω・`)
後半の検事室のやり取りは緊張感あっていいんだけどね。そこに繋げるための前半なので、なきゃいけないのはわかるんだけど、それにしてもちょっと退屈でした。
一番違和感があったのは、綾乃が江木の処置をしてから、家族がいる前で子守唄を歌ったり号泣したりしたこと。医者としてあり得ないでしょう。2人の絆を表現したかったんでしょうが、江木の妻からしたら、この2人何かあったんじゃ?
と疑われてもしょうがない状況だと思う。
江木のチューブを抜いたシーンはビビった
やっぱり役所広司は上手いわ。江木の様子に焦って処置をする綾乃を見ていたら、遺族としては、ちょっと訴えたくなる気持ちがわかる。
綾乃は警察に自首した訳じゃないんだよね? 誰が訴えたんだろう。江木が死んで3年経ってからというのも不思議だわ。警察が捜査しなかった?のに、突然検察から呼び出されたりするのかなあ。それとも、捜査したんだけど、そこが演出上省かれているのか。
綾乃が簡単に供述書にサインしちゃうのにも、ええー
って感じでした。そこサインしちゃダメでしょ!ってツッコミまくり。
最後に裁判の結果がテロップで出るけど、検事室のシーン、普通に裁判にするのじゃ駄目だったのかな。そうしたら、江木の日記だって効果的に使えたと思うんだけど…。江木の日記が証拠として提出されるということは、訴えたのは遺族じゃないんだね。いったい誰が? いや、作品の本質には関係ないけどさ。
草刈民代はやっぱりセリフ回しに難ありですよね。「Shall we ダンス?」の頃よりはマシかなあとは思うけど、やっぱり脇が上手いから余計に目立っちゃってねえ…
ヌードを披露していましたが、これ必要か?とはちょっと思いました。不倫相手と職場でするのに、全部は脱がないでしょう。見つかったら言い訳出来ないもん。
評価:★★★(3.0)
悪くはないのですが、ちょっと長すぎるかなー。もう少しコンパクトに出来たのではと思う。個人的には、同じ社会派作品なら「それでもボクはやってない」の方が好きですね。
DVDの購入はコチラ
【amazon】
レンタルはコチラ
【ぽすれん】
周防流ラブストーリーと銘打っていますが、観ていて感じたのは、男と女というより人間同士の繋がりという意味のラブストーリーかなと。
全体として悪い映画じゃないと思うけど、色々気になるところが。
前半がやたら長くて眠くなっちゃった…っていうか寝た


後半の検事室のやり取りは緊張感あっていいんだけどね。そこに繋げるための前半なので、なきゃいけないのはわかるんだけど、それにしてもちょっと退屈でした。
一番違和感があったのは、綾乃が江木の処置をしてから、家族がいる前で子守唄を歌ったり号泣したりしたこと。医者としてあり得ないでしょう。2人の絆を表現したかったんでしょうが、江木の妻からしたら、この2人何かあったんじゃ?


江木のチューブを抜いたシーンはビビった

綾乃は警察に自首した訳じゃないんだよね? 誰が訴えたんだろう。江木が死んで3年経ってからというのも不思議だわ。警察が捜査しなかった?のに、突然検察から呼び出されたりするのかなあ。それとも、捜査したんだけど、そこが演出上省かれているのか。
綾乃が簡単に供述書にサインしちゃうのにも、ええー

最後に裁判の結果がテロップで出るけど、検事室のシーン、普通に裁判にするのじゃ駄目だったのかな。そうしたら、江木の日記だって効果的に使えたと思うんだけど…。江木の日記が証拠として提出されるということは、訴えたのは遺族じゃないんだね。いったい誰が? いや、作品の本質には関係ないけどさ。
草刈民代はやっぱりセリフ回しに難ありですよね。「Shall we ダンス?」の頃よりはマシかなあとは思うけど、やっぱり脇が上手いから余計に目立っちゃってねえ…

評価:★★★(3.0)
悪くはないのですが、ちょっと長すぎるかなー。もう少しコンパクトに出来たのではと思う。個人的には、同じ社会派作品なら「それでもボクはやってない」の方が好きですね。
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【ぽすれん】
監督:周防正行
出演者:草刈民代、 役所広司、 浅野忠信、 大沢たかお
収録時間:144分
レンタル開始日:2013-04-19
Story
『それでもボクはやってない』の周防正行監督が、終末医療の現場を舞台に愛と死に直面した人間を冷静な視点で描いたヒューマンドラマ。主演は『Shall we ダンス?』以来16年ぶりのコンビとなった草刈民代と役所広司。共演は浅野忠信、大沢たかおほか。PG12 (詳細はこちら)
『それでもボクはやってない』の周防正行監督が、終末医療の現場を舞台に愛と死に直面した人間を冷静な視点で描いたヒューマンドラマ。主演は『Shall we ダンス?』以来16年ぶりのコンビとなった草刈民代と役所広司。共演は浅野忠信、大沢たかおほか。PG12 (詳細はこちら)
【TSUTAYA DISCUS】 | 【DMM.com】 |
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さすがは周防正行監督だ。『終(つい)の信託』は144分もの長さがありながら、名人芸ともいえるショットの積み重ねで、一瞬の無駄もない。
いや、一瞬の無駄もなく切り詰めに切り
2012年11月29日(木) 07:16:53 | 映画のブログ
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