2012年12月16日 (日) | EDIT |
■ TOHOシネマズ 渋谷にて鑑賞
悪の教典
2012年/日本/129分
監督: 三池崇史
出演: 伊藤英明/二階堂ふみ/染谷将太/林遣都/浅香航大
公開: 2012年11月10日
公式サイト
蓮実聖司は、生徒たちからも慕われ、保護者からのクレーム対応にも鮮やかに対応し、同僚教師たちからの信頼も厚い理想的な高校教師。しかし彼には、共感能力が欠けているという人間として決定的な欠点があり、自分にとって邪魔な人間、両親でさえも排除してきた過去を持っていた。クラスの生徒、安原美彌との関係を蓼沼将大に知られそうになると、彼を退学に追い込んだり、しつこいクレームを入れていた清田梨奈の父親を殺害したり、これまで通り裏では邪魔な人間を排除していたが、同僚の釣井正信や1組の生徒、早水圭介が自分の過去を探っているのに気付いた蓮実は、彼らをも排除する。それが原因で美彌に裏の顔を気取られそうになり、文化祭の前日、蓮実は自殺に見せかけて美彌を殺そうとするが、現場に永井あゆみがやって来たため、蓮実は躊躇わずにあゆみを絞め殺す。この収拾をつけるために蓮実が考え付いたのは、学校にいる生徒たちを皆殺しにし、クレー射撃を趣味にしている美術教師の久米剛毅に罪をかぶせるということだった。そして蓮実は、久米の銃を使い、学校に残る教師や生徒たちを次々と射殺していく―――――
キャスティングから、あんまり期待は出来ないなあ…と思っていたのですが、とりあえず観てみることに。

2012年/日本/129分
監督: 三池崇史
出演: 伊藤英明/二階堂ふみ/染谷将太/林遣都/浅香航大
公開: 2012年11月10日
公式サイト
蓮実聖司は、生徒たちからも慕われ、保護者からのクレーム対応にも鮮やかに対応し、同僚教師たちからの信頼も厚い理想的な高校教師。しかし彼には、共感能力が欠けているという人間として決定的な欠点があり、自分にとって邪魔な人間、両親でさえも排除してきた過去を持っていた。クラスの生徒、安原美彌との関係を蓼沼将大に知られそうになると、彼を退学に追い込んだり、しつこいクレームを入れていた清田梨奈の父親を殺害したり、これまで通り裏では邪魔な人間を排除していたが、同僚の釣井正信や1組の生徒、早水圭介が自分の過去を探っているのに気付いた蓮実は、彼らをも排除する。それが原因で美彌に裏の顔を気取られそうになり、文化祭の前日、蓮実は自殺に見せかけて美彌を殺そうとするが、現場に永井あゆみがやって来たため、蓮実は躊躇わずにあゆみを絞め殺す。この収拾をつけるために蓮実が考え付いたのは、学校にいる生徒たちを皆殺しにし、クレー射撃を趣味にしている美術教師の久米剛毅に罪をかぶせるということだった。そして蓮実は、久米の銃を使い、学校に残る教師や生徒たちを次々と射殺していく―――――
キャスティングから、あんまり期待は出来ないなあ…と思っていたのですが、とりあえず観てみることに。
三池映画だけあるというか、概ね原作に忠実だったとは思うけど、後半のバイオレンス
に力入れ過ぎ。
確かに学校丸ごと皆殺しがメインではあるんだけど、そもそも蓮実がサイコパスだという説明を端折っちゃっているので、原作未読の人は、蓮実が何故生徒を殺そうと思ったのかわからないと思う。冒頭で蓮実の両親が言う「あの子には共感能力が欠けている」という台詞だけで察するのは無理でしょう。
端折っているとはいえ大筋は原作どおりだし、真田や園田のエピソードが除かれていたりという省略の仕方も悪くなかったと思うけど、残念なのはAEDかなあ。原作では、撃たれた友だちを救おうとAEDを使ったために録音機能が働いて、結果蓮実の犯行を裏付ける重要な証拠となるのだけど、映画だと、偶然AEDが作動したみたいな感じになっていた。友だちを救うために動くという行為が、それを理解できない蓮実を追いつめたという重要なエピソードだと思うんだけど、そこがわからないのは駄目だと思うんですよ…。まぁ、そもそも蓮実に共感応力が欠けていることが、映画だけ観ている人はわからないので、無理に入れてもわかりにくかったかもしれないけど。
釣井殺害のシーンは、原作を読んだ時にも無理あると思ったけど、映像で見ると更に無理がある
絶対見つかるってアレ。
伊藤英明は思ったより良かった。好青年部分はイケるだろうと思っていたけど、裏の顔も悪くなかったですね。
釣井役の吹越満はイメージ通りでした(笑)が、芝原はな~もっとチンピラっぽくて小ずるい感じのイメージなので、山田孝之はちょっと合わなかったかな。しかもあれだけしか出番ないんじゃ、山田孝之の無駄遣いだわ。
生徒はまぁ、それなり。個人的には、美彌と怜花は美少女設定なので、もうちょっと美少女にして欲しかった…いや、可愛くない訳じゃないけどさ…二階堂ふみは美少女とはちょっと違わないか?
貴志祐介はまた出演していたのね~(笑)
評価:★★☆(2.5)
思っていたよりは悪くなかった、って感じですけど。もっとダメダメかもしれないと思ってたんで。よく映像化出来たよね、コレ。
しかし、最後に「TO BE CONTINUED」ってテロップ出ましたけど…ナニ? 続編やるの? (;・∀・)
■ 原作のレビューはコチラ
悪の教典
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確かに学校丸ごと皆殺しがメインではあるんだけど、そもそも蓮実がサイコパスだという説明を端折っちゃっているので、原作未読の人は、蓮実が何故生徒を殺そうと思ったのかわからないと思う。冒頭で蓮実の両親が言う「あの子には共感能力が欠けている」という台詞だけで察するのは無理でしょう。
端折っているとはいえ大筋は原作どおりだし、真田や園田のエピソードが除かれていたりという省略の仕方も悪くなかったと思うけど、残念なのはAEDかなあ。原作では、撃たれた友だちを救おうとAEDを使ったために録音機能が働いて、結果蓮実の犯行を裏付ける重要な証拠となるのだけど、映画だと、偶然AEDが作動したみたいな感じになっていた。友だちを救うために動くという行為が、それを理解できない蓮実を追いつめたという重要なエピソードだと思うんだけど、そこがわからないのは駄目だと思うんですよ…。まぁ、そもそも蓮実に共感応力が欠けていることが、映画だけ観ている人はわからないので、無理に入れてもわかりにくかったかもしれないけど。
釣井殺害のシーンは、原作を読んだ時にも無理あると思ったけど、映像で見ると更に無理がある


伊藤英明は思ったより良かった。好青年部分はイケるだろうと思っていたけど、裏の顔も悪くなかったですね。
釣井役の吹越満はイメージ通りでした(笑)が、芝原はな~もっとチンピラっぽくて小ずるい感じのイメージなので、山田孝之はちょっと合わなかったかな。しかもあれだけしか出番ないんじゃ、山田孝之の無駄遣いだわ。
生徒はまぁ、それなり。個人的には、美彌と怜花は美少女設定なので、もうちょっと美少女にして欲しかった…いや、可愛くない訳じゃないけどさ…二階堂ふみは美少女とはちょっと違わないか?
貴志祐介はまた出演していたのね~(笑)
評価:★★☆(2.5)
思っていたよりは悪くなかった、って感じですけど。もっとダメダメかもしれないと思ってたんで。よく映像化出来たよね、コレ。
しかし、最後に「TO BE CONTINUED」ってテロップ出ましたけど…ナニ? 続編やるの? (;・∀・)
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【ぽすれん】
監督:三池崇史
出演者:伊藤英明、 二階堂ふみ、 染谷将太、 林遣都
収録時間:129分
レンタル開始日:2013-05-10
Story
貴志祐介のベストセラー小説を三池崇史監督が映画化。生徒から絶大な人気を誇る高校教師・蓮実聖司。学校やPTAの評価も高く、教師の鑑とも呼べる存在だったが、彼の正体は生まれながらのサイコパスだった。主演は「海猿」シリーズの伊藤英明。R15+ (詳細はこちら)
貴志祐介のベストセラー小説を三池崇史監督が映画化。生徒から絶大な人気を誇る高校教師・蓮実聖司。学校やPTAの評価も高く、教師の鑑とも呼べる存在だったが、彼の正体は生まれながらのサイコパスだった。主演は「海猿」シリーズの伊藤英明。R15+ (詳細はこちら)
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映画では省略されている真田とか田浦とか出てくるらしい |
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