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週に1本は劇場で映画を観る!が合言葉。 主に映画、時々小説の感想を脳内垂れ流しで書きなぐるブログ。ネタバレあり。
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塀の中のジュリアス・シーザー 
2013年01月27日 (日) | EDIT |
 銀座テアトルシネマにて鑑賞
塀の中のジュリアス・シーザー塀の中のジュリアス・シーザー/CESARE DEVE MORIR
2012年/イタリア/76分
監督: パオロ・タヴィアーニ/ヴィットリオ・タヴィアーニ
出演: コジーモ・レーガ/サルヴァトーレ・ストリアーノ/ジョヴァンニ・アルクーリ/アントニオ・フラスカ/フアン・ダリオ・ボネッティ
公式サイト
公開: 2013年01月26日

イタリアのレビッビア刑務所では、年に一度、一般の客も訪れる演劇実習を行っている。演出家のファビオ・カヴァッリから、新年度の演目がシェイクスピアの「ジュリアス・シーザー」であることが告げられる。そしてオーディションによって、それぞれ囚人たちに役が割り当てられ、配役が決定する。舞台が修理中であるため、刑務所のどこもが舞台となって稽古は進められていく。囚人たちはいつしか役に同化していき、刑務所はローマ帝国さながらと化していく―――――


ここのところテアトルづいてます。何故かと言うと、有効期限が01月末までの劇場鑑賞券があるから… (^_^;)
これはほぼドキュメンタリーなんですね。演じているのは実際の囚人たちで、現実にこういう演劇実習を観て、監督はこの映画を撮ることを決めたそうな。

ほとんどが稽古のシーンなので、「ジュリアス・シーザー」の劇をほぼ観ているのと同じ。
舞台上で演じている時はカラー、過去の練習風景がモノクロになっていて、演じているのがローマ帝国時代なので、すごく不思議な感じ。演じている囚人たちが、現実と演技の境が曖昧になってきているのと同調して、観ているこちらも同じように、現実と芝居の間がわからなくなってきて、不思議な気分で観ていました。

舞台が大成功に終わり、その後囚人たちが重警備棟(ってことはいわゆる凶悪犯だよね)に戻って、独房に入るシーンはかなり物悲しい。
「芸術を知ってから、監獄は牢獄になった」という台詞がとても重く感じました。

評価:★★★☆(3.5)
今までにこういうスタイルの映画を観たことがなかったので、面白いなと思いました。ただね…ちょっと眠くなっちゃったんだよね…


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監督:パオロ・タヴィアーニ、ヴィットリオ・タヴィアーニ
出演者:コジモ・レーガ、 サルヴァトーレ・ストリアーノ、 ジョヴァンニ・アルクーリ、 アントニオ・フラスカ
収録時間:76分
レンタル開始日:2013-08-02

Story
実在する刑務所を舞台に、シェイクスピアの「ジュリアス・シーザー」を演じることになった囚人の姿を描いたドラマ。囚人たちは、やがてそれぞれの役柄と同化していき…。キャストには実際の服役囚を起用。2012年ベルリン国際映画祭金熊賞受賞。 (詳細はこちら

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THEMA:映画館で観た映画
GENRE:映画
TAG:パオロ・タヴィアーニ ヴィットリオ・タヴィアーニ コジーモ・レーガ サルヴァトーレ・ストリアーノ ジョヴァンニ・アルクーリ アントニオ・フラスカ フアン・ダリオ・ボネッティ 
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