2013年02月10日 (日) | EDIT |
■ TOHOシネマズ シャンテにて鑑賞
アルバート氏の人生/ALBERT NOBBS
2011年/アイルランド/113分
監督: ロドリゴ・ガルシア
出演: グレン・クローズ/ミア・ワシコウスカ/アーロン・ジョンソン/ジャネット・マクティア/ブレンダン・グリーソン
公式サイト
公開: 2013年01月18日
19世紀、アイルランドにあるモリソンズ・ホテルのベテランウェイター、アルバート・ノッブスは、いつかタバコ店を営むことを夢見て、地道に貯金を続けながら、誰にも心を開かず孤独に生きてきた。ある日、ホテルの女主人ミセス・ベイカーの命令で、塗装職人のヒューバート・ペイジを自分の部屋に泊めることになったアルバートは、ヒューバートに自らが抱える秘密を知られてしまう。アルバートは、実は男と偽って生きてきた女性だったのだ。ヒューバートは誰にも秘密を明かさないと約束し、その理由として、自分も実は女性だと打ち明ける。しかも女性と結婚しているというヒューバートに驚いたアルバートは、ヒューバートやヒューバートの妻キャスリーンと親しくなるうちに、彼らの生き方に影響されていく。そしてアルバートは、同じホテルで働くウェイトレスのヘレン・ドウズをデートに誘うが、彼女はボイラー技士ジョー・マキンスに夢中だった。ヘレンはジョーに唆され、アルバートに高価なものを要求するが、良心の呵責に悩まされるようになる。やがてアルバートはヘレンに結婚を申し込むが、ヘレンはジョーの子供を身ごもっていることがわかる―――――
第24回東京国際映画祭で上映されていたのですが、観損ねちゃいまして。良かったよー上映決まって。

2011年/アイルランド/113分
監督: ロドリゴ・ガルシア
出演: グレン・クローズ/ミア・ワシコウスカ/アーロン・ジョンソン/ジャネット・マクティア/ブレンダン・グリーソン
公式サイト
公開: 2013年01月18日
19世紀、アイルランドにあるモリソンズ・ホテルのベテランウェイター、アルバート・ノッブスは、いつかタバコ店を営むことを夢見て、地道に貯金を続けながら、誰にも心を開かず孤独に生きてきた。ある日、ホテルの女主人ミセス・ベイカーの命令で、塗装職人のヒューバート・ペイジを自分の部屋に泊めることになったアルバートは、ヒューバートに自らが抱える秘密を知られてしまう。アルバートは、実は男と偽って生きてきた女性だったのだ。ヒューバートは誰にも秘密を明かさないと約束し、その理由として、自分も実は女性だと打ち明ける。しかも女性と結婚しているというヒューバートに驚いたアルバートは、ヒューバートやヒューバートの妻キャスリーンと親しくなるうちに、彼らの生き方に影響されていく。そしてアルバートは、同じホテルで働くウェイトレスのヘレン・ドウズをデートに誘うが、彼女はボイラー技士ジョー・マキンスに夢中だった。ヘレンはジョーに唆され、アルバートに高価なものを要求するが、良心の呵責に悩まされるようになる。やがてアルバートはヘレンに結婚を申し込むが、ヘレンはジョーの子供を身ごもっていることがわかる―――――
第24回東京国際映画祭で上映されていたのですが、観損ねちゃいまして。良かったよー上映決まって。
思っていたのとちょっと違ったかな。
時代的に、キャリアウーマンとして生きるのが難しいので男性として生きることを選択したのかと思っていたのだけど、ウェイトレスたちは(結婚しているかもしれないけど)女性として働いている訳だし、どうにもしっくりこなかったんだよね。それが、そういうことではなく、彼女は辛い過去を背負っていたこと、14歳で1人ぼっちになったアルバートが、日銭を稼ぐため、たまたま目についたウェイターの募集広告に飛びついたということだったので、煽りに書いてある“夢を叶えるため”では全然ないんだな。かなり印象が変わりました。
なんというか、物悲しいという言葉がぴったりでした。切ないではなく、物悲しい。ヘレンに対する行動も、アルバートの人生の終わり方も。
アルバートが、過去からして男性を拒否するのは理解できる。でも、彼女はレズって訳じゃないと思うんだよね。キャスリーンの作ったドレスを着て海岸で走る彼女は、解放された表情をしていた。女性として生きたかったんだろうなと。
それなのに、ヘレンに対して恋心をアピールする。ヘレンに惚れているようには全然見えなかったし(ヘレンからも言われていたけど)、あくまで人生のパートナーが欲しかっただけで、ヘレンを愛している訳ではなかったんだろうな。。。ヒューバートとキャスリーンを見て、自分もパートナーが持てるかもと思ってしまったところに悲劇があるんだろうけど…
ラストもすっきりしない。ヒューバートがヘレンを助け、アルバートの奪われた金も取り返すのではないかという余韻を持たせているけど、そういう余韻はいらんーと思いました。
ヒューバートがいきなり胸を御開帳した時はびっくりしたよー。しかもデカいし。ジャネット・マクティアは身長もかなり大きいのね。(185センチだって!)
グレン・クローズもジャネット・マクティアも素晴らしかった
2人とも、最初は女性に見えてしまうところはちょっと残念でしたが(まぁ、普通の女性なので当たり前ですが)、そのうち気にならなくなるのはやっぱり演技力だよなあ。
ろくでなしのジョー役が、「キック・アス」のアーロン・ジョンソンとはびっくり
なんか印象が全然違うー!
評価:★★★☆(3.5)
とにかくグレン・クローズとジャネット・マクティアが良かったです。物悲しいストーリーだけど、シリアス一辺倒ではなく、ちょいちょいユーモアをきかせているところも良かったかな。ただ、今までのロドリゴ・ガルシアの作品とは、ちょっとテイストを異にしているかもしれない。
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【ぽすれん】
時代的に、キャリアウーマンとして生きるのが難しいので男性として生きることを選択したのかと思っていたのだけど、ウェイトレスたちは(結婚しているかもしれないけど)女性として働いている訳だし、どうにもしっくりこなかったんだよね。それが、そういうことではなく、彼女は辛い過去を背負っていたこと、14歳で1人ぼっちになったアルバートが、日銭を稼ぐため、たまたま目についたウェイターの募集広告に飛びついたということだったので、煽りに書いてある“夢を叶えるため”では全然ないんだな。かなり印象が変わりました。
なんというか、物悲しいという言葉がぴったりでした。切ないではなく、物悲しい。ヘレンに対する行動も、アルバートの人生の終わり方も。
アルバートが、過去からして男性を拒否するのは理解できる。でも、彼女はレズって訳じゃないと思うんだよね。キャスリーンの作ったドレスを着て海岸で走る彼女は、解放された表情をしていた。女性として生きたかったんだろうなと。
それなのに、ヘレンに対して恋心をアピールする。ヘレンに惚れているようには全然見えなかったし(ヘレンからも言われていたけど)、あくまで人生のパートナーが欲しかっただけで、ヘレンを愛している訳ではなかったんだろうな。。。ヒューバートとキャスリーンを見て、自分もパートナーが持てるかもと思ってしまったところに悲劇があるんだろうけど…
ラストもすっきりしない。ヒューバートがヘレンを助け、アルバートの奪われた金も取り返すのではないかという余韻を持たせているけど、そういう余韻はいらんーと思いました。
ヒューバートがいきなり胸を御開帳した時はびっくりしたよー。しかもデカいし。ジャネット・マクティアは身長もかなり大きいのね。(185センチだって!)
グレン・クローズもジャネット・マクティアも素晴らしかった

ろくでなしのジョー役が、「キック・アス」のアーロン・ジョンソンとはびっくり


評価:★★★☆(3.5)
とにかくグレン・クローズとジャネット・マクティアが良かったです。物悲しいストーリーだけど、シリアス一辺倒ではなく、ちょいちょいユーモアをきかせているところも良かったかな。ただ、今までのロドリゴ・ガルシアの作品とは、ちょっとテイストを異にしているかもしれない。
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【ぽすれん】
監督:ロドリゴ・ガルシア
出演者:グレン・クローズ、 ジャネット・マクティア、 ミア・ワシコウスカ、 アーロン・ジョンソン、 ジョナサン・リス・マイヤーズ
収録時間:113分
レンタル開始日:2013-08-02
Story
本当の自分を隠し“男性”として生きるしかなかった女性を描いたドラマ。貧しい生活から逃れるため、40年以上も男性に成り済まして生きていたアルバート。だがハンサムなペンキ屋・ヒューバートとの出会いが、固く閉ざしていた彼女の心に変化を及ぼす。 (詳細はこちら)
本当の自分を隠し“男性”として生きるしかなかった女性を描いたドラマ。貧しい生活から逃れるため、40年以上も男性に成り済まして生きていたアルバート。だがハンサムなペンキ屋・ヒューバートとの出会いが、固く閉ざしていた彼女の心に変化を及ぼす。 (詳細はこちら)
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THEMA:映画館で観た映画
GENRE:映画
TAG:ロドリゴ・ガルシア グレン・クローズ ミア・ワシコウスカ アーロン・テイラー=ジョンソン ジャネット・マクティア ブレンダン・グリーソン
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