2013年03月01日 (金) | EDIT |
■ ユナイテッド・シネマ豊洲にて鑑賞
ゼロ・ダーク・サーティ/ZERO DARK THIRTY
2012年/アメリカ/158分
監督: キャスリン・ビグロー
出演: ジェシカ・チャステイン/ジェイソン・クラーク/ジョエル・エドガートン/ジェニファー・イーリー/マーク・ストロング
公開: 2013年02月15日
公式サイト
9.11アメリカ同時多発テロから2年、CIAパキスタン支局へ若い女性分析官マヤが派遣される。CIAの秘密施設では、同僚のダニエルが、サウジ・グループについての情報を得ようと、彼らに金を送っていた形跡のあるハリドを叔父に持つアンマルを尋問していた。拷問とも思えるような厳しい尋問に戸惑うマヤだったが、情報を集められるだけ集めて分析してもアルカイダを追いつめるまでには至らず、徐々に精神的にも疲労していく。無為に日々が過ぎる中、同僚のジェシカが自爆テロの犠牲となってしまう。それ以来、マヤはビン・ラディンの居場所を突き止めることに執念を燃やしていく―――――
公開初日に観に行ってたのに~今頃レビューとは _ノ乙(、ン、)_

2012年/アメリカ/158分
監督: キャスリン・ビグロー
出演: ジェシカ・チャステイン/ジェイソン・クラーク/ジョエル・エドガートン/ジェニファー・イーリー/マーク・ストロング
公開: 2013年02月15日
公式サイト
9.11アメリカ同時多発テロから2年、CIAパキスタン支局へ若い女性分析官マヤが派遣される。CIAの秘密施設では、同僚のダニエルが、サウジ・グループについての情報を得ようと、彼らに金を送っていた形跡のあるハリドを叔父に持つアンマルを尋問していた。拷問とも思えるような厳しい尋問に戸惑うマヤだったが、情報を集められるだけ集めて分析してもアルカイダを追いつめるまでには至らず、徐々に精神的にも疲労していく。無為に日々が過ぎる中、同僚のジェシカが自爆テロの犠牲となってしまう。それ以来、マヤはビン・ラディンの居場所を突き止めることに執念を燃やしていく―――――
公開初日に観に行ってたのに~今頃レビューとは _ノ乙(、ン、)_
「ハート・ロッカー」に続いて、女性監督らしからぬ固い社会派作品。彼女はこういう題材が好きなのですかね。
冒頭から、ハイジャックテロの音声だけが流れるってのが、余計に恐怖感をそそる。ここからすべて始まった、という入り方は上手いなと思いました。
玉石混淆とも言える、気の遠くなるほどの数ある情報の中から、1つ1つ検証してビン・ラディンに結びつく情報を探し出す。まるで砂漠の中の一粒の砂を拾い上げるような地道な作業の連続で、それでも何としてもビン・ラディンを捕らえるという、最初は拷問に目を背ける程だったのに、普通に見られるようになるくらい、マヤの執念というか怨念というかを感じた。
ジェシカ・チャスティンはかなりの熱演
ほぼ彼女の独壇場でしたね。
ビン・ラディンの死体を確認して、マヤがアメリカへ引き上げる時、飛行機の中で流す涙。
これまで追ってきた相手を仕留めることが出来た、だけど、亡くなった人が帰ってくるわけではない。過ぎた時間が戻る訳ではない。
あの涙は、達成感ではなく虚無感だよね。この感じは「ハート・ロッカー」の主人公ジェームズと共通する気がする。燃え尽き症候群ではないけど、今後の彼女はどうなってしまうのかな…
しかし、確実にあそこにビン・ラディンがいるという証拠がある訳でもないのに、ああやって突入してしまうってのはすごいわ。マヤは確信があると言い切るけど、あれって完全に勘でしょ。実際にいたから、結果オーライだったけどさ。ああいう強引さはちょっと怖いと思った。
今回は、ドキュメンタリーじゃないけど、記録映画みたいな作り。だからなのか、メリハリがなくて途中間延びするかなあ。しかも主人公であるマヤは、現場に出る役目ではなく、情報を分析する役目なので、どうにも緊迫感がないというか。突入場面はシールズの暗視カメラでスクリーンに映し出されていて、これは確かに臨場感はあるんだけれど、このシーンも結構長かった。
評価:★★★(3.0)
悪くはないのだけど、全体的に長いので(158分!)、途中間延びしてしまうところが気になったかな。どっちかと言われれば、わたしは「ハート・ロッカー」の方が好みです。
DVDの購入はコチラ
【amazon】
レンタルはコチラ
【ぽすれん】
冒頭から、ハイジャックテロの音声だけが流れるってのが、余計に恐怖感をそそる。ここからすべて始まった、という入り方は上手いなと思いました。
玉石混淆とも言える、気の遠くなるほどの数ある情報の中から、1つ1つ検証してビン・ラディンに結びつく情報を探し出す。まるで砂漠の中の一粒の砂を拾い上げるような地道な作業の連続で、それでも何としてもビン・ラディンを捕らえるという、最初は拷問に目を背ける程だったのに、普通に見られるようになるくらい、マヤの執念というか怨念というかを感じた。
ジェシカ・チャスティンはかなりの熱演

ビン・ラディンの死体を確認して、マヤがアメリカへ引き上げる時、飛行機の中で流す涙。
これまで追ってきた相手を仕留めることが出来た、だけど、亡くなった人が帰ってくるわけではない。過ぎた時間が戻る訳ではない。
あの涙は、達成感ではなく虚無感だよね。この感じは「ハート・ロッカー」の主人公ジェームズと共通する気がする。燃え尽き症候群ではないけど、今後の彼女はどうなってしまうのかな…
しかし、確実にあそこにビン・ラディンがいるという証拠がある訳でもないのに、ああやって突入してしまうってのはすごいわ。マヤは確信があると言い切るけど、あれって完全に勘でしょ。実際にいたから、結果オーライだったけどさ。ああいう強引さはちょっと怖いと思った。
今回は、ドキュメンタリーじゃないけど、記録映画みたいな作り。だからなのか、メリハリがなくて途中間延びするかなあ。しかも主人公であるマヤは、現場に出る役目ではなく、情報を分析する役目なので、どうにも緊迫感がないというか。突入場面はシールズの暗視カメラでスクリーンに映し出されていて、これは確かに臨場感はあるんだけれど、このシーンも結構長かった。
評価:★★★(3.0)
悪くはないのだけど、全体的に長いので(158分!)、途中間延びしてしまうところが気になったかな。どっちかと言われれば、わたしは「ハート・ロッカー」の方が好みです。
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【ぽすれん】
監督:キャスリン・ビグロー
出演者:ジェシカ・チャステイン、 ジェイソン・クラーク、 ジェニファー・イーリー、 マーク・ストロング、 カイル・チャンドラー
収録時間:158分
レンタル開始日:2013-09-03
Story
2012年アカデミー賞音響編集賞受賞、実話に基づくビンラディン暗殺の真実を描いたサスペンス。ビンラディン捜索チームに抜擢された若きCIA分析官・マヤは、同僚を自爆テロで失ったことをきっかけに狂気を孕んだ執念でターゲットを追い詰めるが…。PG12 (詳細はこちら)
2012年アカデミー賞音響編集賞受賞、実話に基づくビンラディン暗殺の真実を描いたサスペンス。ビンラディン捜索チームに抜擢された若きCIA分析官・マヤは、同僚を自爆テロで失ったことをきっかけに狂気を孕んだ執念でターゲットを追い詰めるが…。PG12 (詳細はこちら)
【TSUTAYA DISCUS】 | 【DMM.com】 |
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THEMA:映画館で観た映画
GENRE:映画
TAG:キャスリン・ビグロー ジェシカ・チャステイン ジェイソン・クラーク ジョエル・エドガートン ジェニファー・イーリー マーク・ストロング 第85回米アカデミー賞
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凄く重厚で見応えある作品だった。
2013年03月12日(火) 14:18:43 | だらだら無気力ブログ!
監督 キャスリン・ビグロー 主演 ジェシカ・チャスティン 2012年 アメリカ映画 157分 ドラマ 採点★★★ 結局のところ真実ってのはその当事者しか知らないんですよねぇ。もちろん第三者の裏付けってのも必要ですけど、基本的には当事者の発表を「ハイ、そうなんで…
2015年10月31日(土) 00:02:50 | Subterranean サブタレイニアン
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