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週に1本は劇場で映画を観る!が合言葉。 主に映画、時々小説の感想を脳内垂れ流しで書きなぐるブログ。ネタバレあり。
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アンチヴァイラル 
2013年06月15日 (土) | EDIT |
 新所沢レッツシネパークにて鑑賞
アンチヴァイラルアンチヴァイラル/ANTIVIRAL
2012年/アメリカ/108分
監督: ブランドン・クローネンバーグ
出演: ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ/サラ・ガドン/マルコム・マクダウェル/ダグラス・スミス/ジョー・ピングー
公開: 2013年05月25日
公式サイト

セレブへの憧れが高じるあまり、その細胞やウィルスが売り買いされている近未来。業界大手のルーカス・クリニックに勤める技師シド・マーチは、セレブから採取したウィルスを自分に感染させることで社外に持ち出し、闇ルートに横流していた。ある日、究極の美を持つセレブ、ハンナ・ガイストから、新しい病気に罹ったため、ウィルスを売りたいという連絡が入る。彼女の担当であるデレクは、ウィルスの横流しがばれて逮捕されてしまったため、代わりにシドがハンナの元へ向かうことになる。ハンナからウィルスを採取し、いつものように自分に感染させて自宅へ戻るシド。ところが、ウィルスのせいでシドが寝込んでいる間に、ハンナは原因不明の病気で急死してしまう。そしてシドも、徐々に体調が悪化してゆく―――――


初めて行きましたよ新所沢の映画館。持っているテアトルのチケットの期限が迫っていたので、渋谷じゃなくてこっちに行ってみました。土曜の夜だというのに、見知らぬオヤジと2人きり。。。
セレブのウィルスや細胞を売り買いしている(しかもセレブの方から売りたいと言ってくる)世界、設定としては面白かった。ま、グロですけどね。ハンナのウィルスを持ち帰ったシドが観る悪夢のグロさは好きな感じですが。
自分の身体を感染させて ウィルスを持ち出すって、そりゃバレないだろうけど、かなりリスキーだよなあ。シドがハンナのウィルスで死にそうになったのは、自業自得というか、なるべくしてなったことでしょう。逆に、今までそこまで悪化しなかったのがラッキーだったと思うわ。

サスペンスなんだけど、ちょっと複雑でわかりにくい。特に、レディフェイスという、ラベルメーカー兼コピーガードみたいな機械。あれで、ウィルスが本物とどうして証明できるのかがよくわからなかった。
真相もちょっとわかり辛く、ハンナはが命を狙われたという展開になって、それが実は命を狙ってウィルス感染させられた訳じゃなく、テッサー社が自社の特許を持つウィルスをハンナに感染させて回収することで、ハンナがルーカスと専属契約を結んでいても、このウィルスはハンナのウィルスとして販売できるという、なんという守銭奴… な展開。
で、あのラスト。シドにとっては幸せ極まりない展開だろうけど、ハンナはあれでいいんですかね。まぁ、自らウィルスを売っているくらいなんだから、そこはあまり深く考えていないのか…

これまで、芸能人のファンにはなっても、そこまで思い入れたことがないので、同じウィルスで病気になりたいとか、セレブの細胞で培養した豚肉を食うとか、理解不能。マニアックにも程がある。
これはもうカニバリズムじゃないのかという台詞が出てくるけど、セレブは人間じゃなくて商品だから、カニバリズムなんて意識もないというのがちょっと怖い

ハンナ役のサラ・ガドンがかなり綺麗です  「危険なメソッド」でユングの妻を演った女優なのね。気付かなかったー
ケイレブ・ランドリー・ジョーンズは、肌のシミがすごいなと思ってからは気になっちゃって気になっちゃって。色が白いとシミが出来やすいのはしょうがないんだけどね~

評価:★★☆(2.5)
設定は面白いし、雰囲気は悪くないけど、何というかマニア好みだなあと思いました。まだちょっと全体的に粗さが目につくけど、初の長編なら上出来なのかな。


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THEMA:映画館で観た映画
GENRE:映画
TAG:ブランドン・クローネンバーグ ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ サラ・ガドン マルコム・マクダウェル ダグラス・スミス ジョー・ピングー 
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