2014年01月25日 (土) | EDIT |
■ 新所沢レッツシネパークにて鑑賞
永遠の0
2013年/日本/144分
監督: 山崎貴
出演: 岡田准一/三浦春馬/井上真央/濱田岳/新井浩文
公式サイト
公開: 2013年12月21日
2004年。司法浪人中の佐伯健太郎は、母方の祖母である大石松乃の葬儀で、祖父の賢一郎は松乃の2人目の夫であり、自分とは血の繋がりがないことを知る。実の祖父である宮部久蔵は、太平洋戦争で特攻隊として戦死しており、健太郎は、ライターである姉の慶子に引きずられる形で宮部について調べることになる。慶子と2人で宮部の戦友を訪ねるが、皆一様に宮部のことを「海軍一の臆病者だった」と口にする。しかし戦友の1人、井崎は、健太郎と慶子にきちんと伝えなければいけないと、宮部が何故他の人に臆病者と呼ばれたか、常に生への執着を見せた事情と当時のことを語り始める…
元々涙もろいんですが、年を取って更に加速したので、絶対泣けるだろうと思って。タオルを握りしめて
(笑)行ってきました。

2013年/日本/144分
監督: 山崎貴
出演: 岡田准一/三浦春馬/井上真央/濱田岳/新井浩文
公式サイト
公開: 2013年12月21日
2004年。司法浪人中の佐伯健太郎は、母方の祖母である大石松乃の葬儀で、祖父の賢一郎は松乃の2人目の夫であり、自分とは血の繋がりがないことを知る。実の祖父である宮部久蔵は、太平洋戦争で特攻隊として戦死しており、健太郎は、ライターである姉の慶子に引きずられる形で宮部について調べることになる。慶子と2人で宮部の戦友を訪ねるが、皆一様に宮部のことを「海軍一の臆病者だった」と口にする。しかし戦友の1人、井崎は、健太郎と慶子にきちんと伝えなければいけないと、宮部が何故他の人に臆病者と呼ばれたか、常に生への執着を見せた事情と当時のことを語り始める…
元々涙もろいんですが、年を取って更に加速したので、絶対泣けるだろうと思って。タオルを握りしめて

うー…ん?? おかしいな、こういうのにヨワイはずのわたしが全然泣けない…??
あの時代に、実際に「生きて帰る」ことを口に出せた人がいたのかどうかは不明ですが(頭で思っていた人は勿論いたでしょうが)、例えば、上官が部下に対して命を大事にしろ、生きて帰れと言うのは他でも観たことあるし、それはいいんだけど、生に執着するあまり離脱するって。それは駄目なんじゃないの? 臆病者と言われていたって、言われるだけじゃすまない気がするけど。
そこは置いておいても、宮部はずっとヤバくなったら戦線離脱することで生き延びてきたんだよね。それまでに死んだ戦友も数多くいたはず。その時は何とも思わなかった(自分が生き延びればいいと思っていた)のに、自分が教えていた予備科の生徒たちが死んでいくのを見て考えが変わった? その辺の宮部の心情の変化が全然読み取れなくて、なんだかなあ…
と微妙な気持ちで観ていました。
ホントどうでもいいんですが、宮部は大石と零戦を取り換えたけど、いつ手紙を書いたんだ?
現代パートがほぼインタビュー形式で、孫が祖父の話を聞きにいくのはいいんですけど…製作側の意図としては、その話で観客を泣かせたいんですよね。でもその話を聞いて、登場人物に先に泣かれてしまうと、こっちとしては醒めちゃうっていうか…醒めちゃったんですけどね。
実は祖父母が結婚したのには、こういう事情があったんだっていう衝撃の展開にしたかったんだろうけど、最初から賢一郎じーさんが話せば良かったんじゃないのか。まぁ、それじゃ映画にならないけどさ。何かあざといなという感じ。これはきっと原作がそうなんでしょうけどね。
あとねー事情を全てを知った健太郎が、歩道橋の上で宮部の幻を観るけど、あれでええええーーーーー?? ( ゚Д゚)ポカーン ってなったところで、宮部が特攻する時の表情。にやって笑うけど、あれ、一泡吹かせてやるぜ的な表情にしか観えなかったよ…
こういう演出ちょっと合わないなあ。
役者はまぁ悪くないと思いますが…
しょうがないんですが、特攻隊の生き残りな割にじーさんたちが若すぎる気がする。
夏八木勲さんてこれが遺作なんですね。。。
評価:★(1.0)
すごく評判がいいし、友だちも泣かされたと言っていたので、まぁわたしの感性と合わなかったってことで。
戦争賛美とは思わないけれど(テロと特攻は違う!って健太郎がキレた時はどうかと思ったが)、反戦映画だったら、「父と暮せば」とか「紙谷悦子の青春」みたいな作品の方が好きだなあ。
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【ぽすれん】
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あの時代に、実際に「生きて帰る」ことを口に出せた人がいたのかどうかは不明ですが(頭で思っていた人は勿論いたでしょうが)、例えば、上官が部下に対して命を大事にしろ、生きて帰れと言うのは他でも観たことあるし、それはいいんだけど、生に執着するあまり離脱するって。それは駄目なんじゃないの? 臆病者と言われていたって、言われるだけじゃすまない気がするけど。
そこは置いておいても、宮部はずっとヤバくなったら戦線離脱することで生き延びてきたんだよね。それまでに死んだ戦友も数多くいたはず。その時は何とも思わなかった(自分が生き延びればいいと思っていた)のに、自分が教えていた予備科の生徒たちが死んでいくのを見て考えが変わった? その辺の宮部の心情の変化が全然読み取れなくて、なんだかなあ…

ホントどうでもいいんですが、宮部は大石と零戦を取り換えたけど、いつ手紙を書いたんだ?
現代パートがほぼインタビュー形式で、孫が祖父の話を聞きにいくのはいいんですけど…製作側の意図としては、その話で観客を泣かせたいんですよね。でもその話を聞いて、登場人物に先に泣かれてしまうと、こっちとしては醒めちゃうっていうか…醒めちゃったんですけどね。
実は祖父母が結婚したのには、こういう事情があったんだっていう衝撃の展開にしたかったんだろうけど、最初から賢一郎じーさんが話せば良かったんじゃないのか。まぁ、それじゃ映画にならないけどさ。何かあざといなという感じ。これはきっと原作がそうなんでしょうけどね。
あとねー事情を全てを知った健太郎が、歩道橋の上で宮部の幻を観るけど、あれでええええーーーーー?? ( ゚Д゚)ポカーン ってなったところで、宮部が特攻する時の表情。にやって笑うけど、あれ、一泡吹かせてやるぜ的な表情にしか観えなかったよ…
こういう演出ちょっと合わないなあ。
役者はまぁ悪くないと思いますが…
しょうがないんですが、特攻隊の生き残りな割にじーさんたちが若すぎる気がする。
夏八木勲さんてこれが遺作なんですね。。。
評価:★(1.0)
すごく評判がいいし、友だちも泣かされたと言っていたので、まぁわたしの感性と合わなかったってことで。
戦争賛美とは思わないけれど(テロと特攻は違う!って健太郎がキレた時はどうかと思ったが)、反戦映画だったら、「父と暮せば」とか「紙谷悦子の青春」みたいな作品の方が好きだなあ。
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【ぽすれん】
監督:山崎貴
出演者:岡田准一、 三浦春馬、 井上真央、 夏八木勲
収録時間:144分
レンタル開始日:2014-07-23
Story
百田尚樹のベストセラー小説を岡田准一主演で映画化。司法試験に落ちて進路に迷う佐伯健太郎。祖父とは血の繋がりがなく、血縁上の祖父が別にいることを知った彼は、太平洋戦争で零戦パイロットだった実の祖父・宮部久蔵のことを調べ始めるのだが…。俳優・夏八木勲の遺作。 (詳細はこちら)
百田尚樹のベストセラー小説を岡田准一主演で映画化。司法試験に落ちて進路に迷う佐伯健太郎。祖父とは血の繋がりがなく、血縁上の祖父が別にいることを知った彼は、太平洋戦争で零戦パイロットだった実の祖父・宮部久蔵のことを調べ始めるのだが…。俳優・夏八木勲の遺作。 (詳細はこちら)
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原作 | |
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やはり読んだ方が良いだろうか。 |
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最後の所は蛇足かな。
2014年02月03日(月) 00:42:17 | だらだら無気力ブログ!
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