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鑑定士と顔のない依頼人 
2014年02月15日 (土) | EDIT |
 TOHOシネマズ シャンテにて鑑賞
鑑定士と顔のない依頼人鑑定士と顔のない依頼人/LA MIGLIORE OFFERTA
2013年/イタリア/131分
監督: ジュゼッペ・トルナトーレ
出演: ジェフリー・ラッシュ/シルヴィア・フークス/ジム・スタージェス/ドナルド・サザーランド
公式サイト
公開: 2013年12月13日

美術鑑定人であり、腕利きのオークショニアであるヴァージル・オールドマンは、潔癖症で、人との付き合いを極力避けて生きてきた。古くからの友人ビリー・ホイッスラーと組んで、欲しい絵画を安く落札し、そうして集めた女性の肖像画ばかりを壁一面に張り巡らせた秘密の部屋で酒を飲むのを唯一の楽しみとしていた。ある日、クレア・イベットソンという女性から、亡くなった両親が遺した古美術品査定の依頼がある。ヴァージルはクレアが指定した時間に彼女の両親のヴィラへ行くが、すっぽかされてしまう。ヴァージルは怒るが、クレアの嘆願に負け、再び会う約束をする。ヴィラの中に入り古美術品を見ることは出来たものの、彼女自身は現れなかった。しかしヴィラの地下室で、ヴァージルは奇妙な部品をいくつか見つける。親しくしている修理屋のロバートの元へそれを持ち込むと、18世紀の機械技師J・ヴォーカンソンの手による機械人形(オートマタ)の部品だと判明する。ヴァージルは、機械人形(オートマタ)の部品目当てにヴィラへ通い続け、ヴィラの管理人フレッドさえもクレアと会ったことがなく、彼女は広場恐怖症で、ヴィラの隠し部屋から一歩も外へ出ずに生活していると知る。一目クレアの姿を見たいと思ったヴァージルは、出て行ったと見せ掛けて陰からクレアの姿を覗き見て、その若く美しい姿に魅了される。クレアに好奇心以上の好意を抱き始めたヴァージルは、何とか彼女を部屋の外へ出そうと、クレアとの交流を重ねるが――――


これ、12月公開だったのね…観に行くのが随分遅くなってしまいました。14日はTOHOシネマズデイだし~ と思ってポチった後に、大雪予報 に気付き、もうどうしようもなくて(笑)行ってきました。でも、映画館はガラガラではなかったよ。
何事も偽れる。愛さえも、友情さえも。人は見たいものを見て、信じたいことを信じる。
展開からして、11年も引きこもっていた割にクレアの回復状況が早すぎるし、だいたい、20代の女が60代の男と恋愛関係になるとか、通常はありえない。経験が少ないと、そういうこともわからないのか、わかっているけど、自分だけは違うと思うのか…

チラリズムというか、謎は小出しにされた方が好奇心をそそるんだよね。クレアとの関係の盛り上げ方(近づけて、喧嘩させて、また近づけて)にしても、ビリーは大変効果的な方法を知っていたとみえる。
ヴァージルが騙されていることは何となくわかるので(黒幕さえも)、わたしの中ではこれはどんでん返しではないし、もしこれで、2人は上手くいきましためでたしめでたし~というラストだったら、わたしは☆0.5だったと思うので(笑)、これはこれで納得のラストなんだけど、どうにも後味が良くないのよね。

元々、ヴァージルも善人って訳じゃない。自分の知識を駆使して、価値のある絵画を贋作だと偽ったり、友人を使ってオークションで落札したり(これ自体まずいよね?)、詐欺まがいのことをしている。尊大で、他人を傷つけることも多々ある。
でも、それってここまでされるようなこと? ビリーの逆恨みに近くないか?と思っちゃう。多分、騙された方がもう少し若ければ、そこまで思わないと思うのだけど、ヴァージルがもう老人の域にあるので、余計にそう感じちゃうんだろうな…

そこに、少し希望を残してあるところがまた残酷。ジャンルは違うけど「オープン・ウォーター」でもそうだったように、何もかもすべて奪うよりも、少しでも希望があれば諦めきれないという人間の心理を利用して、その余地を残しておく。「いかなる贋作の中にも本物が潜む」という言葉を、ヴァージルは、もしかしたらクレアの愛がそうではないかと期待して(違うかもしれないと思いつつも)、あの店で待ち続ける…
(ビリーとしては、「贋作の中の本物」って、クレアのことではなく自分の絵のことを言いたいのかなーと思ったけど)

あのナイト&デイは面白いお店だった。店のあちこちにからくり仕掛けがあって、それがまたロバートや機械人形(オートマタ)を思わせて、ヴァージルの記憶を刺激するんだろうなあ。
また、エンドロールの音楽が物悲しくて、哀れさを増すのよねえ。上手いわ。

ホント、ジェフリー・ラッシュはいいですよねえ。大好きです。
シルヴィア・フークスも美女だし、イメージに合っていて良かったと思います。

評価:★★★★☆(4.5)
後味はひじょーに良くないけど、この後味の悪ささえも、この映画の持ち味なんだろうと思う。何とも不思議な映画でした。


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【ぽすれん】

監督:ジュゼッペ・トルナトーレ
出演者:ジェフリー・ラッシュ、 ジム・スタージェス、 シルヴィア・ホークス、 ドナルド・サザーランド
収録時間:131分
レンタル開始日:2014-08-02

Story
『ニュー・シネマ・パラダイス』のコンビ、ジュゼッペ・トルナトーレ監督と音楽、エンニオ・モリコーネが手掛けたミステリー。天才オークション鑑定士の男が、姿を見せない女からの謎めいた鑑定依頼に翻弄される様を描く。ジェフリー・ラッシュ主演。 (詳細はこちら

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THEMA:映画館で観た映画
GENRE:映画
TAG:ジュゼッペ・トルナトーレ ジェフリー・ラッシュ シルヴィア・フークス ジム・スタージェス ドナルド・サザーランド 
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2014年02月27日 (木) 23:47:56 |  京の昼寝〜♪
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映画「鑑定士と顔のない依頼人」★★★★DVD鑑賞 ジェフリー・ラッシュ、ジム・スタージェス、 シルヴィア・ホークス、ドナルド・サザーランド出演 ジュゼッペ・トルナトーレ監督、 131分 2013年12月13日日本公開 2013,イタリア,ギャガ (原題/原作:LA MIGLIORE OFFERTA)
2014年08月30日 (土) 20:25:19 |  soramove
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