週に1本は劇場で映画を観る!が合言葉。 主に映画、時々小説の感想を脳内垂れ流しで書きなぐるブログ。ネタバレあり。
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17歳 
2014年03月24日 (月) | EDIT |
 シネスイッチ銀座にて鑑賞
17歳17歳/JEUNE & JOLIE
2013年/フランス/94分
監督: フランソワ・オゾン
出演: マリーヌ・ヴァクト/ジェラルディーヌ・ペラス/フレデリック・ピエロ/シャーロット・ランプリング
公式サイト
公開: 2014年02月15日

夏。超名門のアンリ4世高校に通うイザベル・ボンタルは、精神科医の母シルヴィと養父パトリック、弟ヴィクトルの家族でバカンスを楽しんでいた。イザベルは、同じくバカンスに来ていたドイツ人のフェリックスと初体験を済ませる。しかしその後、フェリックスと連絡を取ることもなく、自宅へ戻っていく。
秋。イザベルはSNSで知り合った男たちと、名前と年齢を偽り売春をするようになっていた。相手はいつも年上の男。そのうちの1人、ジョルジュと定期的に会うようになるが、ある日、ジョルジュは行為の最中に心臓発作を起こし、死んでしまう。動揺したイザベルはその場を逃げ出す。
冬。シルヴィの職場に警察がやってくる。ホテルの防犯カメラから、イザベルがジョルジュの死に居合わせたこと、売春をしていたことが判明したのだ。事実を知り、呆然とするシルヴィ。何故こんなことをしたのか娘を問い詰めるが、イザベルは答えずに涙を流すだけだった―――――


オゾンの新作。どうかなーと思いつつ、チラシの女の子が美少女なので、つい(笑)観に行ってしまいました。
原題の「JEUNE & JOLIE」、“JEUNE”は若さ、“JOLIE”は可愛いとかきれいとかそういう意味らしい。「17歳」という年齢でそれを表したこの邦題は絶妙だなと久々に思いました。
17歳という、大人の女でもなく少女でもない、この微妙な年齢が抱える不安定さと傲慢さ。イザベルの気持ちはちょっとわかるような気がする。これは、わたしが女であり、17歳という時期を通り過ぎてきたからかもしれない。逆に言うと、男の人はちょっと理解しがたいかもしれませんね。

イザベルは、養父との距離感、母の浮気疑惑とかで、内面に問題を抱えている。でもそれを表に出せない。簡単に言っちゃうと、そういう言葉に出せないもやもやを解消する方法がセックスだったんじゃないかな。することでもやもやが発散される。だからまたしたくなる。相手が皆中年(以降の)男性というところにも、彼女が抱える問題が現れている(ファザコン的な)のかなと思います。行為自体に意味がある訳じゃないので、あまり快楽は感じていなかったと思うし、金銭はオマケ的なものでしょう。

ジョルジュの妻アリスと会うシーンは良かった  アリスのまなざしも、夫と寝た女を憎んでいるとか恨んでいるとかそういうことは決してなく、イザベルの若さを眩しげに見つめる。この2人の出会いが、映画をぎゅっと締めているなと思いました。

本筋とは全然関係ないけど、高校の授業風景が面白かった。ランボーの詩について、生徒たちがディスカッションしているんだけど、こういうのを高校生からしていたら、そりゃディスカッションの腕も磨かれるわ。日本人はディスカッション下手と言われるけど、そういう授業をしていないからだなあと思った。ああいうの取り入れればいいのにね。

イザベル役のマリーヌ・ヴァクトが非常に美しく、目の保養でした。ちょっと痩せすぎだなあと思ったけど、モデルさんなのね。
シャーロット・ランプリングが出てると知らなかったので、出てきておおー!でした。しかも役柄にばっちりハマっている。オゾンは彼女を良く起用しますよね。

評価:★★★(3.0)
マリーヌ・ヴァクトの魅力によるところも非常に大きいかな。男女で評価が分かれそうだなあと思った。


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マリーヌ・ヴァクト、ジェラルディン・ペラス 他
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【ぽすれん】

監督:フランソワ・オゾン
出演者:マリーヌ・ヴァクト、 ジェラルディン・ペラス、 フレデリック・ピエロ、 シャーロット・ランブリング
収録時間:94分
レンタル開始日:2014-09-05

Story
名門校高校に通う17歳の少女を主人公に描くフランソワ・オゾン監督による官能ドラマ。ドイツ人青年と海辺で初体験を終えたイザベルは、その後放課後にホテルで不特定多数の男たちを相手に密会を重ねるようになり…。マリーヌ・ヴァクト主演。R18+ (詳細はこちら

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THEMA:映画館で観た映画
GENRE:映画
TAG:フランソワ・オゾン マリーヌ・ヴァクト ジェラルディーヌ・ペラス フレデリック・ピエロ シャーロット・ランプリング 
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