週に1本は劇場で映画を観る!が合言葉。 主に映画、時々小説の感想を脳内垂れ流しで書きなぐるブログ。ネタバレあり。
| LOGIN |
HOME > は~ほ・う゛ > 母なる復讐
母なる復讐 
2014年04月23日 (水) | EDIT |
 キネカ大森にて鑑賞
母なる復讐母なる復讐/돈 크라이 마미
2012年/韓国/92分
監督: キム・ヨンハン
出演: ユソン/ナム・ボラ/ドンホ/ユ・オソン
公開: 2014年01月26日

夫と離婚し、心機一転、高校生の娘ウナと2人暮らしを始めたキム・ユリム。ウナは転校先の高校で、同じクラスになったユン・チョハンに恋心を抱く。チョハンの不良っぽい雰囲気をユリムは少し心配していたが、ウナは友人スミンとともに楽しそうに学校に通っていた。ある日、ユリムが飲み会で遅くなり帰宅した時、ウナはまだ帰っていなかった。ユリムの携帯にウナから助けを求めるメールが入っていたことに気付き、ユリムは慌てて警察に通報し、ウナを探し回る。病院から連絡を受け駆けつけたユリムは、ウナが暴力を受けレイプされたと聞かされる。犯人は、チョハンとその友人パク・チュンとハン・ミングの3人だった。ユリムの不安は的中したのだ。これまでの判例から、富川警察のオ刑事はユリムに示談にするよう説得するが、息子たちは悪くないと主張するチョハンたちの親の態度が許せず、ユリムは裁判に踏み切る。しかし、3人のうちパク・チュンの精液しか確認できなかったこと、事件の目撃者がいないことから、少年法により、パク・チュン以外の2人は無罪、パク・チュンも2年間の保護観察という判決が下される。ユリムが弁護士を雇って再度3人を訴えようとしていた時、ウナはレイプ画像をネットに上げると脅され、彼らの言いなりにならざるを得なくなってしまい、絶望のあまり自殺を図るが―――――


「未体験ゾーンの映画たち2014」での上映はタイミングが合わなくて観られませんでしたの。名画座で2本立てしていたので、行ってきました~
冒頭で「実話に基づく」とテロップが出て、え? これ実話なの?とびっくりした
おそらくこの映画のままではなく、こういう被害者泣き寝入りのレイプ事件が多いので、復讐部分をフィクションとして作ったってことだと思うけど。
エンドテロップで、実際に起きた事件(44人で女子高生をレイプしたとか)が紹介されていて、韓国ってレイプ天国?とか思っちゃったよ…
フィクションにしても、めっちゃ胸糞悪い話 です。
子供を理不尽な目に遭わされて、挙句失ってしまったら、やはり親は復讐したいと思うでしょう。それは韓国だろうがどこだろうが、万国共通の気持ちだと思う。病院に運ばれたウナを医者たちが必死に甦生させようとしていて、病室の外で祈っているユリムのシーンに、ちょっと泣けました。

韓国の少年法ってすごいな。日本でも似たようなものかもしれないけど。
常習犯ってことは、あいつらは自分たちは罪を逃れることができるってわかってやってる訳だよね。すごく性質が悪い。映画だから演出だろうけど、この犯人たちの親も糞だし、裁判所でも全く被害者に考慮してくれていない。セカンドレイプなんて言葉もありますが、まさにそうだよ。日本ではだいぶ改善されてきているようですが…
こんなに辛い目にあって、しかも常習犯なのに、証拠がないから無罪って意味がわからない。裁判の後、ユリムがオ刑事に言った台詞
「法は誰を裁いたの?」
これがすごく重みを持っている。

ウナは、動画のことをママに言えば良かったのにね。。。あれは完全に証拠になるし、脅迫だし、そうしたらちょっとは違った展開だっただろうに。
ユリムの対応もちょっと間違っていた気がする。汚れてしまったと自分を責めるウナに、どうしてウナは悪くない、汚れていないと言って抱きしめてあげないんだろうと思ってしまった。韓国では、年配の人にはまだまだ婚前交渉なんてとんでもない!(処女崇拝的な)みたいな風潮があるようなので、そういうのも背景にあったのかなあ。

ユリムは自分を抑えることが出来ず、復讐に走る訳だけども…
ユリム的には、捕まっても別に死んでもいいんだよね。娘の敵が取れればいいんだもの。オ刑事が最後に、チョハンだけでも法廷に立たせるんだって言うけど、今更遅すぎる。娘が死んでいるのに、もうそんなことに意味はないよね。

ウナ役のナム・ボラが、ちょっと田舎クサイ、良く言えば純朴な外見の子なので、余計に同情しやすい。ユソンは大塚寧々っぽいなーと思いながら観ていました。「黒く濁る村」のヨンジなのね。

この邦題「母なる証明」をめちゃくちゃ意識しているし、何だかなあ と思っていたのですが、原題は“DON'T CRY MOMMY”で、ウナの残したケーキにあった言葉。このままで良かった気がするけど。

評価:★★★☆(3.5)
犯人たちがあまりに糞野郎なので、めちゃくちゃイライラします。カタルシスが得られる訳でもないし、精神的にキツイ映画だけど、未公開なままではちょっと勿体ないかなーという感じ。


DVDの購入はコチラ
【amazon】

母なる復讐 女子高生強姦事件 [DVD]母なる復讐 女子高生強姦事件 [DVD]
(2014/04/02)
ユソン、ナム・ボラ 他
商品詳細を見る


レンタルはコチラ
【ぽすれん】

監督:キム・ヨンハン
出演者:ユソン、 ナム・ボラ、 ドンホ、 ユ・オソン
収録時間:92分
レンタル開始日:2014-04-02

Story
韓国で問題になっている未成年者の性犯罪を描き、物議を醸し出した問題作。ひとり娘の高校生・ウナと暮らすユリム。ある日ウナは同級生と仲間の不良たちに暴行され、その命を自ら断ってしまう。怒りに震えるユリムは不良たちへの復讐を決意する。R-15 (詳細はこちら

【TSUTAYA DISCUS】【DMM.com】
母なる復讐母なる復讐母なる復讐母なる復讐

関連記事

記事が気に入りましたら、ぽちっとお願いします
fc2ブログランキング    にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ  にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ

THEMA:映画館で観た映画
GENRE:映画
TAG:キム・ヨンハン ユソン ナム・ボラ ドンホ ユ・オソン 
※当ブログ内の同一タグが張られた記事一覧が表示されます。
COMMENT
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:
COMMENT:
PASS:
SECRET: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
なんとも観ていて後味悪い作品だった。
2014年05月07日(水) 00:32:17 |  だらだら無気力ブログ!
韓国で未成年者が起こした、実際の性犯罪事件をベースにしたサスペンスドラマ。愛する娘をレイプしたにもかかわらず、少年法に守られる加害者たちに復讐(ふくしゅう)を果たそうとする母親の姿を追い掛けていく。『黒い家』などのユソン、『サニー 永遠の仲間たち』など...
2014年05月23日(金) 11:27:21 |  パピとママ映画のblog
「母なる復讐」★★★DVD鑑賞 ユソン、ナム・ボラ ドンホ、ユ・オソン出演 キム・ヨンハン監督、 92分 2014年1月26日公開 2012,香港/中国 (原題/原作:DON'T CRY MOMMY)
2014年07月21日(月) 10:59:17 |  soramove