2014年05月25日 (日) | EDIT |
■ 新宿シネマカリテにて鑑賞
チョコレートドーナツ/ANY DAY NOW
2012年/アメリカ/97分
監督: トラヴィス・ファイン
出演: アラン・カミング/ギャレット・ディラハント/アイザック・レイヴァ/フランシス・フィッシャー/グレッグ・ヘンリー
公式サイト
公開: 2014年04月19日
1979年、カリフォルニア。歌手になることを夢見て、今はゲイバーで口パクのショーダンサーとして甘んじているルディ・ドナテロと、ゲイである自分に気付いて離婚したが、ゲイであることを隠して生きている弁護士のポール・フラガー。ルディが働くゲイバーで出会った2人はお互いに一目惚れ、たちまち恋に落ちる。ルディがアパートに帰ると、隣人マリアンナ・ディレオンのダウン症の息子マルコが1人きりで部屋にいるところを見つける。ジャンキーのマリアンナは恋人と町へ出かけており、ルディはマルコを保護するが、マリアンナは薬物所持で逮捕されてしまい、マルコは家庭局に保護され施設へ引き取られていく。ある日、ルディはマルコが施設を抜け出し1人で町を歩いているところを見かけ、放っておけずに自宅へ連れ帰る。ルディに相談されたポールは、合法的にマルコを引き取る手段を考える。それは、母親であるマリアンナから監護権を認める書類にサインを貰うことだった。晴れて3人は家族として暮らし始める。2人の惜しみない愛情を受けて、学校へ通い始めるようになったマルコは、明るい笑顔を見せるようになる。しかし、ルディとポールがゲイカップルであることが知られてしまい、マルコは不適切な環境にいるとされ、家庭局に連れ去られてしまう。2人はマルコを取り戻すため、裁判を起こすことを決めるが―――――
予告を観た時点で非常に気になっていました。混んでいるのは知っていたので、事前に席を押さえていたのですが、当日行ったらやはり満席になっていました。

2012年/アメリカ/97分
監督: トラヴィス・ファイン
出演: アラン・カミング/ギャレット・ディラハント/アイザック・レイヴァ/フランシス・フィッシャー/グレッグ・ヘンリー
公式サイト
公開: 2014年04月19日
1979年、カリフォルニア。歌手になることを夢見て、今はゲイバーで口パクのショーダンサーとして甘んじているルディ・ドナテロと、ゲイである自分に気付いて離婚したが、ゲイであることを隠して生きている弁護士のポール・フラガー。ルディが働くゲイバーで出会った2人はお互いに一目惚れ、たちまち恋に落ちる。ルディがアパートに帰ると、隣人マリアンナ・ディレオンのダウン症の息子マルコが1人きりで部屋にいるところを見つける。ジャンキーのマリアンナは恋人と町へ出かけており、ルディはマルコを保護するが、マリアンナは薬物所持で逮捕されてしまい、マルコは家庭局に保護され施設へ引き取られていく。ある日、ルディはマルコが施設を抜け出し1人で町を歩いているところを見かけ、放っておけずに自宅へ連れ帰る。ルディに相談されたポールは、合法的にマルコを引き取る手段を考える。それは、母親であるマリアンナから監護権を認める書類にサインを貰うことだった。晴れて3人は家族として暮らし始める。2人の惜しみない愛情を受けて、学校へ通い始めるようになったマルコは、明るい笑顔を見せるようになる。しかし、ルディとポールがゲイカップルであることが知られてしまい、マルコは不適切な環境にいるとされ、家庭局に連れ去られてしまう。2人はマルコを取り戻すため、裁判を起こすことを決めるが―――――
予告を観た時点で非常に気になっていました。混んでいるのは知っていたので、事前に席を押さえていたのですが、当日行ったらやはり満席になっていました。
意外にテンポよく話が進むなーなんて思っていたのだけど、97分。道理で。でも、端折っているとかそういう感じはなく、3人の結びつきの強さはすごく伝わってきました。
血のつながりとか過ごした時間の長さは関係ないのよね。血のつながりはなくても、出会ってからの時間が短くても、3人はしっかり家族だった。
ルディが「親がジャンキーなのも、普通の子供と違うのも、あの子が選んだことじゃない」という台詞にぐっときた。
子供は親を選べない。「ゴーン・ベイビー・ゴーン」を思い出しました。あれは、糞みたいな親に子供を返した後、これで良かったのか…と主人公が悩むシーンで終わりだけれど、こちらは、糞みたいな親に戻された子供の顛末が語られていて、「ゴーン・ベイビー・ゴーン」も、ラストシーンの後、こうなっちゃったんじゃないだろうか…と思ってしまいました。
家に戻されたマルコが「ここはうちじゃない」とつぶやくのに、ルディとポールがいかに愛情をかけてマルコと接していたかが現れていて、泣けました… 。・゚・(ノд`)・゚・。 2人がとてもいい親でマルコに愛情を注いでいることは裁判所も認めているのに、同性愛を隠さないことを子供が当たり前と思ってしまうからダメって、理不尽すぎる。今だって偏見ありまくりなのに、1979年じゃあ尚更だなというのはわかるけど…。ポールの元ボスのウィルソン、めっちゃ腹立ちますよねー
(ランバートは仕事だから、ある意味しょうがないケド)
いつも思うんだけど、同僚がゲイであっても、自分には(っていうか仕事には)関係ないじゃない? 仕事に支障をきたしているならともかく、人の性癖なんてどうでもいいと思うんだけど。自分が迫られて迷惑しているとかならセクハラだけど、それって異性だって普通に起こりうることだし…。ウィルソンにしても、なんでそこまでしてゲイを憎むのか不思議でしょうがないんだけど、これって、キリスト教的な考え方も影響しているのかなあ。
アラン・カミングは、ルディ役がめちゃハマっていましたが(別に彼がゲイだからって訳じゃないと思う)、特に歌が素晴らしい
予告でも流れる「I SHALL BE RELEASED」はめっちゃ聞かせます。
評価:★★★☆(3.5)
号泣まではしませんでしたが、ホロリと。話もコンパクトにまとまっていて、役者の演技も良かったし、作品で流れている歌も聞きごたえあった。
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【ぽすれん】
血のつながりとか過ごした時間の長さは関係ないのよね。血のつながりはなくても、出会ってからの時間が短くても、3人はしっかり家族だった。
ルディが「親がジャンキーなのも、普通の子供と違うのも、あの子が選んだことじゃない」という台詞にぐっときた。
子供は親を選べない。「ゴーン・ベイビー・ゴーン」を思い出しました。あれは、糞みたいな親に子供を返した後、これで良かったのか…と主人公が悩むシーンで終わりだけれど、こちらは、糞みたいな親に戻された子供の顛末が語られていて、「ゴーン・ベイビー・ゴーン」も、ラストシーンの後、こうなっちゃったんじゃないだろうか…と思ってしまいました。
家に戻されたマルコが「ここはうちじゃない」とつぶやくのに、ルディとポールがいかに愛情をかけてマルコと接していたかが現れていて、泣けました… 。・゚・(ノд`)・゚・。 2人がとてもいい親でマルコに愛情を注いでいることは裁判所も認めているのに、同性愛を隠さないことを子供が当たり前と思ってしまうからダメって、理不尽すぎる。今だって偏見ありまくりなのに、1979年じゃあ尚更だなというのはわかるけど…。ポールの元ボスのウィルソン、めっちゃ腹立ちますよねー


いつも思うんだけど、同僚がゲイであっても、自分には(っていうか仕事には)関係ないじゃない? 仕事に支障をきたしているならともかく、人の性癖なんてどうでもいいと思うんだけど。自分が迫られて迷惑しているとかならセクハラだけど、それって異性だって普通に起こりうることだし…。ウィルソンにしても、なんでそこまでしてゲイを憎むのか不思議でしょうがないんだけど、これって、キリスト教的な考え方も影響しているのかなあ。
アラン・カミングは、ルディ役がめちゃハマっていましたが(別に彼がゲイだからって訳じゃないと思う)、特に歌が素晴らしい

評価:★★★☆(3.5)
号泣まではしませんでしたが、ホロリと。話もコンパクトにまとまっていて、役者の演技も良かったし、作品で流れている歌も聞きごたえあった。
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【ぽすれん】
監督:トラヴィス・ファイン
出演者:アラン・カミング、 ギャレット・ディラハント、 アイザック・レイヴァ、 フランシス・フィッシャー、 ジェイミー・アン・オールマン
収録時間:97分
レンタル開始日:2014-12-02
Story
『グッド・ワイフ』のアラン・カミング主演による感動作。ショーダンサーのルディ、ゲイであることを隠す弁護士のポール、母の愛情を受けずに育ったダウン症の少年・マルコ、奇跡的に出会った3人の血が繋がらずとも深い愛情で結ばれた姿を描く。 (詳細はこちら)
『グッド・ワイフ』のアラン・カミング主演による感動作。ショーダンサーのルディ、ゲイであることを隠す弁護士のポール、母の愛情を受けずに育ったダウン症の少年・マルコ、奇跡的に出会った3人の血が繋がらずとも深い愛情で結ばれた姿を描く。 (詳細はこちら)
【TSUTAYA DISCUS】 | 【DMM.com】 |
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THEMA:映画館で観た映画
GENRE:映画
TAG:トラヴィス・ファイン アラン・カミング ギャレット・ディラハント アイザック・レイヴァ フランシス・フィッシャー グレッグ・ヘンリー
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