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週に1本は劇場で映画を観る!が合言葉。 主に映画、時々小説の感想を脳内垂れ流しで書きなぐるブログ。ネタバレあり。
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マリー・アントワネットに別れをつげて 
2014年09月29日 (月) | EDIT |
 WOWOWにて鑑賞
マリー・アントワネットに別れをつげてマリー・アントワネットに別れをつげて/LES ADIEUX A LA REINE
2012年/フランス、スペイン/100分
監督: ブノワ・ジャコー
出演: レア・セドゥ/ダイアン・クルーガー/ヴィルジニー・ルドワイヤン/グザヴィエ・ボーヴォワ/ノエミ・ルボフスキー

1789年07月14日、フランスは、王室への不信から不穏な空気が流れていた。王妃マリー・アントワネット付きの朗読係シドニー・ラボルドは、王妃のためなら全て投げ出す程に心酔しきっていたが、王妃は、ガブリエル・ド・ポリニャック公爵夫人に夢中。彼女への思いを滔々と語る王妃に、シドニーは一方的な恋慕に身を焦がすのみだった。そしてついに、バスティーユ牢獄が民衆の手に堕ちる。町では王妃を筆頭としたギロチンリストが出回っており、ガブリエルの名もリストに上がっていた。王妃はそれを嘆き、彼女を守るため、家族と国外へ逃げるようにと告げる。そして王妃はシドニーを呼び出し、ガブリエルの身代わりとなって彼らとフランスを出るように命ずる―――――


これも劇場で観たかったんだけど、見逃しちゃいました。。。
王妃マリー・アントワネットに仕える侍女の視点でのフランス革命なのかと思っていたのだけど、ちょっと違うのね。フランス革命はオマケで、侍女シドニーの王妃への思いが主題。
だから、シドニーの思いに説得力がないと厳しいんですが、正直、シドニーが、王妃にここまで入れ込む理由がよくわからない。一国の王妃、しかもアントワネットはフランスのファッションアイコンだったし、憧れの対象になるのはわかる。でも、ここで描かれているアントワネットは、終始気ままに振る舞い(王妃だから当たり前だけどさ)、あまりにも人の気持ちを考えない自分勝手な様子がありありと出ていて、魅力を感じないのよね。だから、なんでそこまでするの? って思っちゃう。それが恋だと言われるとそうなんだろうけど、主人公に共感出来なくて、観ている方は辛い。

先に書いたように、フランス革命が主題じゃないからか、あるいはフランスでは知ってて当たり前だからなのか、詳しい説明はないので、ある程度知識を入れておいた方がいいですね。わたし自身は高校の授業でやったのと、「ベルばら」とかマリー・アントワネット関連の小説を何冊か読んでいるくらいで、詳しいという程ではないので、ちょっと な部分もあり。
シドニーたち侍女が、時々「奥様が」「旦那様が」って言うんだけど、奥様って誰? 最後までわかりませんでした。。。
ちょっと気になったのが、シドニー自身に謎が多く、出自も明らかでないという設定(最後に孤児だというモノローグがあったけど)。そもそもそんな怪しい身分の女、宮殿に入り込めないでしょ。下働きじゃないのよ、王妃と直接言葉を交わせるんだから。少なくとも、貴族の娘とか養女じゃないとおかしいと思うんですが。。。

レア・セドゥは、ここでもヌードを披露しちゃってます。ここでもって、こっちが先か。ダイアン・クルーガーはアントワネットっぽい感じはしなかったけど、王妃の高慢な感じは良く出ていたと思う。

評価:★☆(1.5)
面白くはないですね。。。もうちょっと、シドニーの恋心に説得力が欲しかった。


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監督:ブノワ・ジャコー
出演者:レア・セドゥ、 ダイアン・クルーガー、 ビルジニー・ルドワイヤン、 グザビエ・ボーヴォワ
収録時間:100分
レンタル開始日:2013-07-02

Story
ブノワ・ジャコー監督が、フランスでもっとも権威のある文学賞のひとつであるフェミナ賞に輝いた小説を映画化。マリー・アントワネットの朗読係を務めた少女の視点から、フランス革命時のヴェルサイユ宮殿で繰り広げられていた歴史の裏側を描く。PG12 (詳細はこちら

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THEMA:WOWOW/スカパーで観た映画の感想
GENRE:映画
TAG:ブノワ・ジャコー レア・セドゥ ダイアン・クルーガー ヴィルジニー・ルドワイヤン グザヴィエ・ボーヴォワ ノエミ・ルボフスキー 
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