2014年09月02日 (火) | EDIT |
■ シアター・イメージフォーラムにて鑑賞
イーダ/IDA - FORMERLY SISTER OF MERCY
2013年/ポーランド/80分
監督: パヴェウ・パヴリコフスキ
出演: アガタ・クレシャ/アガタ・チュシェブホフスカ/ダヴィッド・オグロドニック/イェジー・トレラ/アダム・シシュコフスキ
公式サイト
公開: 2014年08月02日
1963年、ポーランド。孤児として修道院で育てられたアンナは、ある日、自分には叔母がいることを知らされる。唯一の身内である叔母ヴァンダ・グルーズは、アンナの引き取りを拒否したために、アンナは修道院で育てられることになったのだった。アンナはシスターから、修道誓願の前に会うことを勧められ、ヴァンダの元を訪ねる。するとヴァンダは普通にアンナを家に招き入れ、「ユダヤ人の修道女ね」と言う。アンナの本名はイーダ・レベンシュタイン、両親はハイムとルージャ、ともにユダヤ人だと言われ、自分の出自を知ったアンナは衝撃を受ける。アンナことイーダは、何故自分が修道院に預けられることになったのか、それを探るため、ヴァンダと一緒に旅に出て両親のことを知る人に会いに行くことにするが…
映画サービスデーだったので、それならサービスデーしか1,100円にならないところへ行こうと(笑) 我ながらけち臭いが。もちろん観たかった作品ですよ!

2013年/ポーランド/80分
監督: パヴェウ・パヴリコフスキ
出演: アガタ・クレシャ/アガタ・チュシェブホフスカ/ダヴィッド・オグロドニック/イェジー・トレラ/アダム・シシュコフスキ
公式サイト
公開: 2014年08月02日
1963年、ポーランド。孤児として修道院で育てられたアンナは、ある日、自分には叔母がいることを知らされる。唯一の身内である叔母ヴァンダ・グルーズは、アンナの引き取りを拒否したために、アンナは修道院で育てられることになったのだった。アンナはシスターから、修道誓願の前に会うことを勧められ、ヴァンダの元を訪ねる。するとヴァンダは普通にアンナを家に招き入れ、「ユダヤ人の修道女ね」と言う。アンナの本名はイーダ・レベンシュタイン、両親はハイムとルージャ、ともにユダヤ人だと言われ、自分の出自を知ったアンナは衝撃を受ける。アンナことイーダは、何故自分が修道院に預けられることになったのか、それを探るため、ヴァンダと一緒に旅に出て両親のことを知る人に会いに行くことにするが…
映画サービスデーだったので、それならサービスデーしか1,100円にならないところへ行こうと(笑) 我ながらけち臭いが。もちろん観たかった作品ですよ!
予告編が終わったらスクリーンが狭くなって、あれれ?と思ってたら、スタンダード・サイズ(というらしい)で上映されました。今はIMAXシアターなんてのもあるのに、でもこれが、モノクロの画面ととてもよく合っていました。
だが。モノクロはやはり鬼門。始まってしばらくして、ちょっと眠気に襲われてしまいました…(笑)

大きく分ければホロコーストものと言えると思うんですが、この映画はそこに主題を置いていない。あくまで、イーダのルーツを探る、彼女のアイデンティティを探す旅。
イーダは初めて血のつながった叔母と会い、この旅によって自分の両親と血のことを知り、途中で出会ったジャズミュージシャンとの淡い恋を経験する。自分自身を知った上で、未来を選択するイーダの強いまなざしが印象的なラストでした。
ヴァンダが結構ハチャメチャで、真面目で物静かなイーダ(彼女の生い立ちを考えると当たり前だが)との対比が面白いコンビでした。初めて会ったのだから、ほぼ他人なのに、やっぱり叔母と姪で。
ヴァンダも、こんなに自堕落な感じになったのには理由があって、彼女が姉夫婦の行く末と共に探していたものの正体がわかった時、彼女が自堕落な生活を送ることになったのは、こういうことだったのかと。
そして、ヴァンダが選んだ衝撃の最期。ホントびっくりした。これで思い残すことはないということなんですかね。。。
スタンダード・サイズだからなのか、カメラアングルが独特で不思議な感じ。上半分に大きく空間を取っていたり(だからか、時々字幕が移動して戸惑った・笑)、面白いなあと思いながら観ていました。
評価:★★★☆(3.5)
ちょっと寝てしまったわたしが言うのもなんですが(笑)、良かったです。80分とは思えないくらいの密度でした。
DVDの購入はコチラ
【amazon】
どうやらレンタルには出ていない模様…
だが。モノクロはやはり鬼門。始まってしばらくして、ちょっと眠気に襲われてしまいました…(笑)


大きく分ければホロコーストものと言えると思うんですが、この映画はそこに主題を置いていない。あくまで、イーダのルーツを探る、彼女のアイデンティティを探す旅。
イーダは初めて血のつながった叔母と会い、この旅によって自分の両親と血のことを知り、途中で出会ったジャズミュージシャンとの淡い恋を経験する。自分自身を知った上で、未来を選択するイーダの強いまなざしが印象的なラストでした。
ヴァンダが結構ハチャメチャで、真面目で物静かなイーダ(彼女の生い立ちを考えると当たり前だが)との対比が面白いコンビでした。初めて会ったのだから、ほぼ他人なのに、やっぱり叔母と姪で。
ヴァンダも、こんなに自堕落な感じになったのには理由があって、彼女が姉夫婦の行く末と共に探していたものの正体がわかった時、彼女が自堕落な生活を送ることになったのは、こういうことだったのかと。
そして、ヴァンダが選んだ衝撃の最期。ホントびっくりした。これで思い残すことはないということなんですかね。。。
スタンダード・サイズだからなのか、カメラアングルが独特で不思議な感じ。上半分に大きく空間を取っていたり(だからか、時々字幕が移動して戸惑った・笑)、面白いなあと思いながら観ていました。
評価:★★★☆(3.5)
ちょっと寝てしまったわたしが言うのもなんですが(笑)、良かったです。80分とは思えないくらいの密度でした。
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どうやらレンタルには出ていない模様…






THEMA:映画館で観た映画
GENRE:映画
TAG:パヴェウ・パヴリコフスキ アガタ・クレシャ アガタ・チュシェブホフスカ ダヴィッド・オグロドニック イェジー・トレラ アダム・シシュコフスキ
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2014年10月15日(水) 21:50:57 | パピとママ映画のblog
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