2014年10月10日 (金) | EDIT |
■ ヒューマントラストシネマ渋谷にて鑑賞
FRANK―フランク―/FRANK
2014年/イギリス、アイルランド/95分
監督: レニー・アブラハムソン
出演: ドーナル・グリーソン/マイケル・ファスベンダー/マギー・ギレンホール/スクート・マクネイリー/フランソワ・シヴィル
公式サイト
公開: 2014年10月04日
サラリーマンをしながらも、ミュージシャンになる夢を諦められないジョンは、ある日、町にやってきたインディーズバンド“ソロンフォルブス”のキーボードが海で入水自殺騒ぎを起こしているところに居合わせる。ジョンは、マネージャーのドンと話をしているうちに、キーボードの代わりに夜のライヴに飛び入り参加することに。そこに現れたのは、巨大な張りぼてのお面をつけた男、フランクだった。バンドのフロントマンであるフランクを始めとして、テルミンのクララ、ベースのバラク、ドラムのナナという個性的なメンバーによって奏でられる音楽にすっかり魅せられたジョン。そして、アイルランドにある小屋でのアルバム作りにジョンも参加することになるが、クララは何かとジョンに敵対するような態度を見せる。何か月も小屋に篭もってレコーディングを続け、ついにアルバムが完成するが…
被り物をするなら、マイケル・ファスベンダーじゃなくてもいいのでは?(笑)と思いながら、行ってきました。

2014年/イギリス、アイルランド/95分
監督: レニー・アブラハムソン
出演: ドーナル・グリーソン/マイケル・ファスベンダー/マギー・ギレンホール/スクート・マクネイリー/フランソワ・シヴィル
公式サイト
公開: 2014年10月04日
サラリーマンをしながらも、ミュージシャンになる夢を諦められないジョンは、ある日、町にやってきたインディーズバンド“ソロンフォルブス”のキーボードが海で入水自殺騒ぎを起こしているところに居合わせる。ジョンは、マネージャーのドンと話をしているうちに、キーボードの代わりに夜のライヴに飛び入り参加することに。そこに現れたのは、巨大な張りぼてのお面をつけた男、フランクだった。バンドのフロントマンであるフランクを始めとして、テルミンのクララ、ベースのバラク、ドラムのナナという個性的なメンバーによって奏でられる音楽にすっかり魅せられたジョン。そして、アイルランドにある小屋でのアルバム作りにジョンも参加することになるが、クララは何かとジョンに敵対するような態度を見せる。何か月も小屋に篭もってレコーディングを続け、ついにアルバムが完成するが…
被り物をするなら、マイケル・ファスベンダーじゃなくてもいいのでは?(笑)と思いながら、行ってきました。
何というか、ちょっと不思議な映画でした。まずフランクの外見…というか、張りぼてのお面に度肝を抜かれ。ジョンがステージで初めてフランクに遭遇するシーン、あれでじっ…
とこっちを見てるんだもの。かなりシュールでした。
フランクのお面に加えて、ソロンフォルブスの音楽も前衛的と言いますか…ちょっとわたしには理解不能(笑) そういや、毛糸の歌
はエンディングでも使われていましたね。
前半は、フランクの行動とか、ちょいちょい笑えてコメディっぽいんだけど、後半は全然笑えない展開になっていく。
YOU TUBEで再生回数が上がり始めたところから、ジョンが調子に乗っていくというか、勘違いするというか。
本当は自分が有名になりたいんだよね。クソな曲しか作れない自分、でもフランクはそうじゃない。才能がある。だから、フランクのおこぼれに与かりたかった。自分は気に入られているという自負もあっただろうし、フランクはあんなだから、御しやすいと心のどこかで思っていたんだろうなあ。だから暴走しちゃって、フランクが本当は何を望んでいるのか、フランクを庇護していたクララたちの気持ちを理解しようとしなかった。
フランクが行方不明になってからは、ジョンはちゃんと考えるようになったみたいなので、良かったけど…。最後にバンドメンバーにフランクを引き合わせて、漸く元の形に戻ったんだよね。ジョンは最初から最後まで、ソロンフォルブスにとっては異分子だったってことかな。
フランク自身は非常にキュートで魅力的。これはマイケル・ファスベンダーの力ですかね~。あのお面、可愛く見えてきちゃうんだな。最後までお面なのか?と思っていたら、ちょこっとだけ素顔での出演もあり。
マギー・ギレンホールは、ヒステリーなのか?ってくらい怒りっぽいクララが、みょーにハマっていました。
エンドロールは、フランクの目
とか唇
とかのパーツが、画面上を福笑いみたいにあっちいったりこっちいったりしているんだけど、黒電話の受話器みたいなぽつぽつ穴が開いたパーツがどこなのかわからなくて、すごい悩んじゃった。一度だけ全部が正しい位置に納まった時、それが耳だとわかりました。
評価:★★★(3.0)
不思議な映画でした。敢えて言うなら、ミニシアターで上映されるにふさわしい、って感じ。
DVDの購入はコチラ
【amazon】
レンタルはコチラ
【TSUYAYA】

FRANK

フランクのお面に加えて、ソロンフォルブスの音楽も前衛的と言いますか…ちょっとわたしには理解不能(笑) そういや、毛糸の歌

前半は、フランクの行動とか、ちょいちょい笑えてコメディっぽいんだけど、後半は全然笑えない展開になっていく。
YOU TUBEで再生回数が上がり始めたところから、ジョンが調子に乗っていくというか、勘違いするというか。
本当は自分が有名になりたいんだよね。クソな曲しか作れない自分、でもフランクはそうじゃない。才能がある。だから、フランクのおこぼれに与かりたかった。自分は気に入られているという自負もあっただろうし、フランクはあんなだから、御しやすいと心のどこかで思っていたんだろうなあ。だから暴走しちゃって、フランクが本当は何を望んでいるのか、フランクを庇護していたクララたちの気持ちを理解しようとしなかった。
フランクが行方不明になってからは、ジョンはちゃんと考えるようになったみたいなので、良かったけど…。最後にバンドメンバーにフランクを引き合わせて、漸く元の形に戻ったんだよね。ジョンは最初から最後まで、ソロンフォルブスにとっては異分子だったってことかな。
フランク自身は非常にキュートで魅力的。これはマイケル・ファスベンダーの力ですかね~。あのお面、可愛く見えてきちゃうんだな。最後までお面なのか?と思っていたら、ちょこっとだけ素顔での出演もあり。
マギー・ギレンホールは、ヒステリーなのか?ってくらい怒りっぽいクララが、みょーにハマっていました。
エンドロールは、フランクの目


評価:★★★(3.0)
不思議な映画でした。敢えて言うなら、ミニシアターで上映されるにふさわしい、って感じ。
DVDの購入はコチラ

【amazon】
![]() | FRANK フランク [DVD] (2015/03/18) マイケル・ファスベンダー、ドーナル・グリーソン 他 商品詳細を見る |
レンタルはコチラ

【TSUYAYA】







THEMA:映画館で観た映画
GENRE:映画
TAG:レニー・アブラハムソン ドーナル・グリーソン マイケル・ファスベンダー マギー・ギレンホール スクート・マクネイリー フランソワ・シヴィル
※当ブログ内の同一タグが張られた記事一覧が表示されます。
この記事へのコメント
あれー意外。りおさんこれぼろくそかなぁって思ってた 笑
わたしだめでした〜
つまんなくて。キャストも魅力感じず、、、
わたしだめでした〜
つまんなくて。キャストも魅力感じず、、、
2014年10月11日(土) 22:57 |
| mig #JTxNwRAU[ EDIT]
コメントありがとうございます
> あれー意外。りおさんこれぼろくそかなぁって思ってた 笑
> わたしだめでした〜
> つまんなくて。キャストも魅力感じず、、、
あーでもわかりますよ。
フランクのキャラがちょっと特殊だし、万人受けはしない感じ。

> あれー意外。りおさんこれぼろくそかなぁって思ってた 笑
> わたしだめでした〜
> つまんなくて。キャストも魅力感じず、、、
あーでもわかりますよ。
フランクのキャラがちょっと特殊だし、万人受けはしない感じ。
2014年10月14日(火) 05:02 |
| りお(管理人) #xPbS6JcU[ EDIT]
なんともいえない味わいのある作品でしたね
フランクのキャラは強烈でしたが
結局自分たちの音楽を追求している彼らは、人気とかそういうのはどうでもよかったんですよね
フランクのキャラは強烈でしたが
結局自分たちの音楽を追求している彼らは、人気とかそういうのはどうでもよかったんですよね
2015年07月03日(金) 08:52 |
| maki #jQTfdwCM[ EDIT]
コメントありがとうございます
> なんともいえない味わいのある作品でしたね
不思議な作品でした。
> フランクのキャラは強烈でしたが
> 結局自分たちの音楽を追求している彼らは、人気とかそういうのはどうでもよかったんですよね
そう思います。
この人たち、閉じているなーと思いました。
仲間以外を拒絶している訳ではないんだけど、でも結果的にそうなっちゃっているなと。

> なんともいえない味わいのある作品でしたね
不思議な作品でした。
> フランクのキャラは強烈でしたが
> 結局自分たちの音楽を追求している彼らは、人気とかそういうのはどうでもよかったんですよね
そう思います。
この人たち、閉じているなーと思いました。
仲間以外を拒絶している訳ではないんだけど、でも結果的にそうなっちゃっているなと。
2015年07月04日(土) 12:36 |
| りお(管理人) #xPbS6JcU[ EDIT]
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
マイケル・ファスベンダーが、かぶり物を絶対とらない実在のバンドマンに扮する
ということへの興味だけで気になってたこの作品。
イギリスのコメディ(笑い)って、個人的にはあまりウケないのが多いんだけど。
コメディだと思ったら、自分の中の心の病からかぶ...
2014年10月11日(土) 22:57:31 | 我想一個人映画美的女人blog
『X-MEN』シリーズや『それでも夜は明ける』などのマイケル・ファスベンダーが、かぶり物をしたバンドマンにふんしたコメディードラマ。イギリスのコメディアン、フランク・サイドボトムをモデルに、演奏中はもちろん、どんなときでもかぶり物をかたくなに脱がないバンド...
2014年11月20日(木) 17:16:59 | パピとママ映画のblog
う〜ん、期待してた感じの面白味はなかったかな。
2014年11月24日(月) 00:08:48 | だらだら無気力ブログ!
【概略】
イギリス人青年・ジョンは、巨大な張りぼてのマスクを被るカリスマミュージシャン・フランクのバンドに加入することになるが…。
コメディ・ドラマ
コメディというか…ドラマというか…。
とにかく痛々しい話です。
マイケル・ファスベンダーが決して被り物を脱がない正体不明のミュージシャン・FRANKを演じ、イギリスでカルト的人気のあった音楽コメディアン、フランク・サイドボ...
2015年06月30日(火) 22:37:10 | いやいやえん
イギリスでカルト的人気を誇った音楽コメディアン、フランク・サイドボトムをモデルに、ハリボテの仮面をかぶり人前では姿を見せない謎のミュージシャンの物語です。
ふとしたことから、あるバンドに加入することになったジョン。
バンドリーダーのフランクは、いつもハリボテの奇妙なかぶりモノをしている謎めいた男。
バンドのメンバーはそんなフランクに信頼と尊敬の念を寄せており、ジョンもまた型...
2016年02月06日(土) 18:00:15 | 黄昏のシネマハウス
| HOME |