週に1本は劇場で映画を観る!が合言葉。 主に映画、時々小説の感想を脳内垂れ流しで書きなぐるブログ。ネタバレあり。
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ニンフォマニアック Vol.2 
2014年11月16日 (日) | EDIT |
 ヒューマントラストシネマ渋谷にて鑑賞
ニンフォマニアック Vol.2ニンフォマニアック Vol.2/NYMPHOMANIAC: VOL. II
2013年/デンマーク、ドイツ、フランス、ベルギー、イギリス/123分
監督: ラース・フォン・トリアー
出演: シャルロット・ゲンズブール/ステラン・スカルスガルド/ステイシー・マーティン/シャイア・ラブーフ/ジェイミー・ベル
公式サイト
公開: 2014年11月01日

数々の性遍歴を重ねてきたジョー。3人の男との間に究極のポリフォニーを作り出したが、突然オーガズムを失ってしまう。やがてジェロームとの間に息子マルセルを授かるが、オーガズムを取り戻そうと更にセックスの回数を重ねるようになり、体が持たないジェロームは、他の男との浮気を公認すると言う。ジョーはKという男が主催する怪しいセックスセラピーに通い始め、夜中、マルセルを置いて外出するようになるが…


そんなでvol.2です~。第6~8章まで。前作との間が開くと忘れちゃうんで、やっぱり2本続けて観て正解だったかも。
これまで、何よりもセックスを優先してきたジョーが、オーガズムを失ったらどうなるか? そりゃー失くしたものが快感ですから、取り戻そうと躍起になる気持ちは分かる。でもそれって、愛する人や家族を捨ててまで取り戻すべきものなの? 結局、愛は快楽に勝てなかったってことだよね。そういう意味では、ジョーは十分に依存症だ。でも、本人にその自覚がないからか(最後には自覚したようだけど)、止めたくても止められない苦悩がないんだよね。そこが「SHAME―シェイム―」のブランドンと決定的に違う。ブランドンは、本当は止めたい、こんな自分は嫌だと思っている、でも止められないという感じだったけど、ジョーは完全に快楽を追及しているし。

ジョーが、まぁ強制的にですけどカウンセリングに通わされて、皆の前で「わたしは色情狂よ」と自己紹介したら、一斉に「いや、セックス依存症でしょ、皆そうよ」とツッコミが入ったのには笑った。結局ジョーは、「自分はセックス依存症ではなく色情狂で、そんな自分が好き」と言って出て行くけど、確かに、彼女は悩んでいる訳じゃないんだよね。そのために愛する人と息子を失ったことは理解していても、そこに執着とか後悔している様子もなさそうだったし。

異国の言葉を話す男たちとのセックスの件はおかしかったー。てか、結局やってないけど。言葉が通じないから何をされるかわからないスリルで興奮したかったのかもしれないけど、それ以前の問題でした(笑) しかし、その後のKのセラピーは…うーん。追及すると、SMに行っちゃうのかねえ。痛いのダメなんで、全く理解は出来ないが 。ジョーがKのところに行っている間に、マルセルが死んじゃったら「アンチクライスト」と同じやんと思ったけど、そうならなくてホッとしたわ。

Pと出会って、こんな年になってからレズに目覚めるって新しいな~と思っていたら、何だか良くわからない展開に。Pがジェロームとデキてしまったのはいいとして、ジョーはジェロームとやり直したがっていた風でもないのに、ジェロームとPがデキていたことを知って、ジェロームを殺そうと思い詰めたり、Pが突然ジョーに手のひら返ししたり、この辺りがちょっと良くわからない。

オチも笑えた。性欲と言えるものがなく、これまで童貞を貫いてきたセリグマンは、ジョーの良い聞き役だったはずなのに、最後これかよ、みたいな。結局、セリグマンも性に囚われてきたってことなのかもしれないな。

しかし、トリアーはシャルロット・ゲンズブールがお気に入りなんですね。vol.2から、ジョー役がステイシー・マーティンからシャルロット・ゲンズブールにシフトしたんですが、正直、ステイシー・マーティンが長じてシャルロット・ゲンズブールになるとはとても思えず…(笑) ステイシー・マーティンが美人さんなので。
それはいいとしても、シャイアがそのままジェロームを演じているから、違和感ありあり。ジェロームの方も、別の俳優を使えば良かったのになあ。
アンチクライスト」で旦那役を演っていたウィレム・デフォーも(相手役じゃないけど)出演中~

評価:★★★☆(3.5)
アンチクライスト」「メランコリア」と合わせて「鬱三部作」と言われているそうで。(嫌な三部作だ…)「メランコリア」は未見ですが、「アンチクライスト」に比べると全然観やすいし、個人的には、トリアー作品の中で一番良かったかも。まぁ、人に勧められるかって言われるとビミョーですが(笑)


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監督:ラース・フォン・トリアー
出演者:シャルロット・ゲンズブール、 ステラン・スカルスガルド、 ステイシー・マーティン、 シャイア・ラブーフ、 クリスチャン・スレイター、 ジェイミー・ベル、 ユマ・サーマン、 ウィレム・デフォー、 ミア・ゴス、 ソフィ・ケネディ・クラーク、 コニー・ニールセン、 マイケル・バス、 ジャン=マルク・バール、 ウド・キア
収録時間:123分
レンタル開始日:2015-04-22

Story
『奇跡の海』などを手掛ける鬼才、ラース・フォン・トリアー監督が自ら色情狂(ニンフォマニアック)を名乗る女のSEXに満ち溢れた半生を全8章2部構成で描いた問題作の第2部。第6章「東方教会と西方教会(サイレント・ダック)」から第8章「銃」を収録。R18+作品 (詳細はこちら

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ぽすれんとDMMはアダルトカテゴリですので、あしからず。
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THEMA:映画館で観た映画
GENRE:映画
TAG:ラース・フォン・トリアー シャルロット・ゲンズブール ステラン・スカルスガルド ステイシー・マーティン シャイア・ラブーフ ジェイミー・ベル ウィレム・デフォー 
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