2014年11月25日 (火) | EDIT |
■ ユナイテッド・シネマ浦和にて鑑賞
天才スピヴェット/L'EXTRAVAGANT VOYAGE DU JEUNE ET PRODIGIEUX T.S. SPIVET
2013年/フランス、カナダ/105分
監督: ジャン=ピエール・ジュネ
出演: カイル・キャトレット/ヘレナ・ボナム=カーター/ジュディ・デイヴィス/カラム・キース・レニー/ニーアム・ウィルソン
公式サイト
公開: 2014年11月15日
モンタナ州ディヴァイドで暮らすT・S・スピヴェットの元に、彼の運命を変えるある1本の電話がかかってきたのは10歳の夏だった。カウボーイの父テカムセ・E、昆虫博士である母親のクレア、女優になることを夢見ている姉のグレーシー、そして二卵性双生児の弟レイトンと暮らしていたが、1年前、銃の事故でレイトンが死んでしまう。それ以来、家族はレイトンを亡くした喪失感を埋められずにいた。特にテカムセは、自分に似てカウボーイに向いているレイトンを可愛がっていたため、T・Sはレイトンではなく自分が生きていることに罪悪感を抱くようになっていた。T・Sに電話がかかってきたのはそんな時だった。電話の相手は、スミソニアン協会の次長であるG・H・ジブセンと名乗り、T・Sが送った磁気車輪の設計図が、最も優れた科学者に贈られるベアード賞を受賞したと告げ、ついては授賞式への出席とスピーチをしてほしいと言う。T・Sは咄嗟に、発明したのは口のきけない父であると嘘をつき、授賞式には出られないと答えて電話を切る。しかし自分はレイトンのように父の役には立てず、家にも学校にも居場所がないと思ったT・Sは、授賞式に出席することを決意し、1人スミソニアンのあるワシントンD.C.へと向かうが―――――
すごーく楽しみにしていたこの作品。ジャン=ピエール・ジュネが3Dに挑戦ということでしたが、そこはまー別にいっかと思って、2D版で鑑賞。

2013年/フランス、カナダ/105分
監督: ジャン=ピエール・ジュネ
出演: カイル・キャトレット/ヘレナ・ボナム=カーター/ジュディ・デイヴィス/カラム・キース・レニー/ニーアム・ウィルソン
公式サイト
公開: 2014年11月15日
モンタナ州ディヴァイドで暮らすT・S・スピヴェットの元に、彼の運命を変えるある1本の電話がかかってきたのは10歳の夏だった。カウボーイの父テカムセ・E、昆虫博士である母親のクレア、女優になることを夢見ている姉のグレーシー、そして二卵性双生児の弟レイトンと暮らしていたが、1年前、銃の事故でレイトンが死んでしまう。それ以来、家族はレイトンを亡くした喪失感を埋められずにいた。特にテカムセは、自分に似てカウボーイに向いているレイトンを可愛がっていたため、T・Sはレイトンではなく自分が生きていることに罪悪感を抱くようになっていた。T・Sに電話がかかってきたのはそんな時だった。電話の相手は、スミソニアン協会の次長であるG・H・ジブセンと名乗り、T・Sが送った磁気車輪の設計図が、最も優れた科学者に贈られるベアード賞を受賞したと告げ、ついては授賞式への出席とスピーチをしてほしいと言う。T・Sは咄嗟に、発明したのは口のきけない父であると嘘をつき、授賞式には出られないと答えて電話を切る。しかし自分はレイトンのように父の役には立てず、家にも学校にも居場所がないと思ったT・Sは、授賞式に出席することを決意し、1人スミソニアンのあるワシントンD.C.へと向かうが―――――
すごーく楽しみにしていたこの作品。ジャン=ピエール・ジュネが3Dに挑戦ということでしたが、そこはまー別にいっかと思って、2D版で鑑賞。
まるで絵本を観ているかのよう。ウェス・アンダーソンの作品も絵本みたいと思うけど、わたしはこっちの方が好みなんだよな~。
可愛らしく、ほのぼの系なのは変わらず。ただ、少年が主役だからか、ちょっと毒は抜けている感じはしますね。そこは、ジュネ作品を好きな人にはちょっと物足りないかもしれない。
冒険譚というけど、そこまで冒険って訳でもなく、少年が貨物列車に忍び込んで、都会へと出かけていくだけ。そりゃもちろん10歳にとっては冒険だろうけど、思ったよりは淡々と進む。警備員に見つかりそうになった時、展示パネルのふりをするところは笑ったけど。
途中で出会う人たちも個性的で、貨物列車に住みついているおっさんトゥー・クラウズとか、ヒッチハイクでピックアップしてくれたトラック運転手のリッキーとか。
スズメ
と松の木の話は良かったなあ。T・Sはトゥー・クラウズに「松の木ではスズメを守るのは無理だと思う」なんてツッコむけど、この話はT・Sの琴線に触れたんだね。ことあるごとに松の木の話を出すようになって、最後、T・Sはちゃんと自分の松の木を見つける。
スピヴェット家には家族がもう1人増えるという明るいラストも良かった(まさか名前はトースターくんになるのだろうか…? (;・∀・) ) でもレイトンは、やっぱりいつでもT・Sの側にいるんだろうな。
主役のカイル・キャトレットくんがめちゃ可愛い~
双子の弟を亡くし、心に深い傷を負った少年を好演。いくら頭がよくても、でも10歳だもんね、という感じがちゃんと出ていて、良かったです。
評価:★★★☆(3.5)
やっぱりジャン=ピエール・ジュネ、好きだなあ。ちょっとブラックさは足りないものの、良かったです。わたしは2Dで観たけど、3Dだとどんな感じなんでしょうねー。
DVDの購入はコチラ
【amazon】
レンタルはコチラ
【ぽすれん】
可愛らしく、ほのぼの系なのは変わらず。ただ、少年が主役だからか、ちょっと毒は抜けている感じはしますね。そこは、ジュネ作品を好きな人にはちょっと物足りないかもしれない。
冒険譚というけど、そこまで冒険って訳でもなく、少年が貨物列車に忍び込んで、都会へと出かけていくだけ。そりゃもちろん10歳にとっては冒険だろうけど、思ったよりは淡々と進む。警備員に見つかりそうになった時、展示パネルのふりをするところは笑ったけど。
途中で出会う人たちも個性的で、貨物列車に住みついているおっさんトゥー・クラウズとか、ヒッチハイクでピックアップしてくれたトラック運転手のリッキーとか。
スズメ

スピヴェット家には家族がもう1人増えるという明るいラストも良かった(まさか名前はトースターくんになるのだろうか…? (;・∀・) ) でもレイトンは、やっぱりいつでもT・Sの側にいるんだろうな。
主役のカイル・キャトレットくんがめちゃ可愛い~

評価:★★★☆(3.5)
やっぱりジャン=ピエール・ジュネ、好きだなあ。ちょっとブラックさは足りないものの、良かったです。わたしは2Dで観たけど、3Dだとどんな感じなんでしょうねー。
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【ぽすれん】
監督:ジャン=ピエール・ジュネ
出演者:ヘレナ・ボナム=カーター、 ジュディ・デイヴィス、 カラム・キース・レニー、 カイル・キャトレット、 ニーアム・ウィルソン、 ドミニク・ピノン
収録時間:105分
レンタル開始日:2015-06-02
Story
『アメリ』のジャン=ピエール・ジュネ監督によるアドベンチャードラマ。優れた発明に贈られる由緒あるベアード賞を受賞することになった10歳の天才少年、T・S・スピヴェットが、授賞式に出るためにたったひとりでアメリカ横断の旅に出る。 (詳細はこちら)
『アメリ』のジャン=ピエール・ジュネ監督によるアドベンチャードラマ。優れた発明に贈られる由緒あるベアード賞を受賞することになった10歳の天才少年、T・S・スピヴェットが、授賞式に出るためにたったひとりでアメリカ横断の旅に出る。 (詳細はこちら)
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THEMA:映画館で観た映画
GENRE:映画
TAG:ジャン=ピエール・ジュネ カイル・キャトレット ヘレナ・ボナム=カーター ジュディ・デイヴィス カラム・キース・レニー ニーアム・ウィルソン
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この記事へのコメント
実際には語学堪能に武道をたしなむという
カイル君ですが、それ全部封印して
できません~ってなる冒頭はちょと可笑しかった
あと、アメリカンなイラストパネルの子供の真似して思い切り笑顔つくるとことか。
↑ここはやっぱり笑いますよね
トレーラーの窓から見える景色が、
くるくるかわるの(ブランコの女の子~とか)が面白くみました
カイル君ですが、それ全部封印して
できません~ってなる冒頭はちょと可笑しかった
あと、アメリカンなイラストパネルの子供の真似して思い切り笑顔つくるとことか。
↑ここはやっぱり笑いますよね
トレーラーの窓から見える景色が、
くるくるかわるの(ブランコの女の子~とか)が面白くみました
2015年08月30日(日) 15:26 |
| maki #jQTfdwCM[ EDIT]
コメントありがとうございます
> あと、アメリカンなイラストパネルの子供の真似して思い切り笑顔つくるとことか。
> ↑ここはやっぱり笑いますよね
あの笑顔は笑えましたよね~
> トレーラーの窓から見える景色が、
> くるくるかわるの(ブランコの女の子~とか)が面白くみました
T・Sの見る景色も面白かったですね。
ジュネ映画って、映像が絵本みたいだなーって思います。

> あと、アメリカンなイラストパネルの子供の真似して思い切り笑顔つくるとことか。
> ↑ここはやっぱり笑いますよね
あの笑顔は笑えましたよね~
> トレーラーの窓から見える景色が、
> くるくるかわるの(ブランコの女の子~とか)が面白くみました
T・Sの見る景色も面白かったですね。
ジュネ映画って、映像が絵本みたいだなーって思います。
2015年09月01日(火) 06:27 |
| りお(管理人) #xPbS6JcU[ EDIT]
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THE YOUNG AND PRODIGIOUS T.S. SPIVET/L'EXTRAVAGANT VOYAGE DU JEUNE ET PRODIGIEUX T.S. SPIVET
2013年
フランス/カナダ
105分
アドベンチャー/ドラマ
劇場公開(2014/11/15)
監督:
ジャン=ピエール・ジュネ
『ミックマック』
原作:
ライフ・ラ...
2015年06月30日(火) 21:44:54 | 銀幕大帝α
【概略】
由緒あるベアード賞を受賞することになった10歳の天才少年、T・S・スピヴェットが、授賞式に出るためにたったひとりでアメリカ横断の旅に出る。
ドラマ
どこかふわっふわっとした部分はあるものの、少なくとも「家族の心に空いた穴を埋めるため、10歳の天才少年が企んだ“壮大な家出"が巻き起こす感動の物語」ってほどではなかった。
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