2014年12月12日 (金) | EDIT |
■ 新宿シネマカリテにて鑑賞
メビウス/뫼비우스
2013年/韓国/83分
監督: キム・ギドク
出演: チョ・ジェヒョン/ソ・ヨンジュ/イ・ウヌ
公式サイト
公開: 2014年12月06日
父、母、高校生の息子から成る3人家族。3人揃って食事を取ることもないほど、家族としての形はなくバラバラになっていた。ある日、夫の浮気に耐えかねた妻は、寝ている夫の性器を切り取ろうとする。しかしそれに気付いた夫の反撃に遭うと、妻の狂気は息子へと向かい、息子の性器を切り取り、家を出て行ってしまう。父親は自分を責め、性器を失い悲嘆にくれる息子を支えるが…
ギドク最新作です。早めに行こう!と思い、観てきました~

2013年/韓国/83分
監督: キム・ギドク
出演: チョ・ジェヒョン/ソ・ヨンジュ/イ・ウヌ
公式サイト
公開: 2014年12月06日
父、母、高校生の息子から成る3人家族。3人揃って食事を取ることもないほど、家族としての形はなくバラバラになっていた。ある日、夫の浮気に耐えかねた妻は、寝ている夫の性器を切り取ろうとする。しかしそれに気付いた夫の反撃に遭うと、妻の狂気は息子へと向かい、息子の性器を切り取り、家を出て行ってしまう。父親は自分を責め、性器を失い悲嘆にくれる息子を支えるが…
ギドク最新作です。早めに行こう!と思い、観てきました~
やっぱりこの人は、人間の性をエグく描かせたらピカイチ
ですわ。今回は、性に憑りつかれた歪な家族の話。相変わらず斜め上というか、予想外の方向に展開しますね。
とにかく痛い。恐らく男性はもっと痛いと思う(笑) 急所だし。
「ニンフォマニアック」でもそうだったけど、突き詰めるとやっぱりSMに行ってしまうのか?と思った。痛覚っていうか苦痛と性的快楽って似ているものなのかな? 個人的には、肉体的な苦痛が性的快楽に結びつくと言う感覚がいまいちよくわからんので、どうも…
イタイノキライ
ギドクの作品って、台詞なしっていうはちょいちょいありますが、全編台詞なしは初めて観たかな(初期の作品は観ていないので、あるかもしれないが)。
意欲作だなあとは思うけど、台詞をなくした効果がいまいち感じられず。「弓」とか「うつせみ」なんかで台詞がないのと、雲泥の差があるというか…。ちょっとそこは台詞なしって無理があるんじゃないの?ってところもあるし。敢えて台詞を排除した意図がよくわからなかった。
愛人の女と息子が、チンピラを挟んで抱き合うシーンは「うつせみ」を思い出しました。
全編ドツボにハマった暗さではなく、コミカルなシーンもあって。息子がチンピラのイチモツを持って逃げて、チンピラが必死に追いかけるシーンなんかは、思わず ε=(>ε<) プッー!
母親が父親に殴られてころーんと倒れて、色気も減ったくれもない
グンパンみたいなのを穿いているんだけど、丸出しになるシーンも何度もあって、これは明らかにわざとでしょって感じで笑えました。
台詞がないので、すべてを自らの演技、表情で見せなければならないので、役者は大変だったと思うけど、皆うまいと思います。特にイ・ウヌは狂気の母親と愛人の二役を演じていますが、全く雰囲気が違う。見事に演じ分けています。メイクのせいもあるでしょうが、別人みたいです。
評価:★★★(3.0)
わたしの好きな方向とはちょっと違ったかなあ。悪くはないですが。
DVDの購入はコチラ
【amazon】
レンタルはコチラ
【ぽすれん】

とにかく痛い。恐らく男性はもっと痛いと思う(笑) 急所だし。
「ニンフォマニアック」でもそうだったけど、突き詰めるとやっぱりSMに行ってしまうのか?と思った。痛覚っていうか苦痛と性的快楽って似ているものなのかな? 個人的には、肉体的な苦痛が性的快楽に結びつくと言う感覚がいまいちよくわからんので、どうも…

ギドクの作品って、台詞なしっていうはちょいちょいありますが、全編台詞なしは初めて観たかな(初期の作品は観ていないので、あるかもしれないが)。
意欲作だなあとは思うけど、台詞をなくした効果がいまいち感じられず。「弓」とか「うつせみ」なんかで台詞がないのと、雲泥の差があるというか…。ちょっとそこは台詞なしって無理があるんじゃないの?ってところもあるし。敢えて台詞を排除した意図がよくわからなかった。
愛人の女と息子が、チンピラを挟んで抱き合うシーンは「うつせみ」を思い出しました。
全編ドツボにハマった暗さではなく、コミカルなシーンもあって。息子がチンピラのイチモツを持って逃げて、チンピラが必死に追いかけるシーンなんかは、思わず ε=(>ε<) プッー!
母親が父親に殴られてころーんと倒れて、色気も減ったくれもない

台詞がないので、すべてを自らの演技、表情で見せなければならないので、役者は大変だったと思うけど、皆うまいと思います。特にイ・ウヌは狂気の母親と愛人の二役を演じていますが、全く雰囲気が違う。見事に演じ分けています。メイクのせいもあるでしょうが、別人みたいです。
評価:★★★(3.0)
わたしの好きな方向とはちょっと違ったかなあ。悪くはないですが。
DVDの購入はコチラ

【amazon】
レンタルはコチラ

【ぽすれん】
監督:キム・ギドク
出演者:チョ・ジェヒョン、 ソ・ヨンジュ、 イ・ウヌ
収録時間:83分
レンタル開始日:2015-07-08
Story
韓国の鬼才、キム・ギドク監督が、父の不貞が原因で地獄を味わう一家の姿を、セリフを一切排したスタイルで描いた問題作。父と母、息子の3人が暮らす上流家庭。ある日、近くに住む女と夫の不定に気付いた妻は、嫉妬に狂い夫の性器を切り取ろうとする。R18+ (詳細はこちら)
韓国の鬼才、キム・ギドク監督が、父の不貞が原因で地獄を味わう一家の姿を、セリフを一切排したスタイルで描いた問題作。父と母、息子の3人が暮らす上流家庭。ある日、近くに住む女と夫の不定に気付いた妻は、嫉妬に狂い夫の性器を切り取ろうとする。R18+ (詳細はこちら)
【TSUTAYA DISCUS】 | 【DMM.com】 |
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この記事へのコメント
やりすぎで面白かったのひとこと!
つっこみありまくり 笑
だけど面白かったから良し 笑
とにかくイウヌさんがすごいー
つっこみありまくり 笑
だけど面白かったから良し 笑
とにかくイウヌさんがすごいー
2014年12月13日(土) 01:21 |
| mig #JTxNwRAU[ EDIT]
コメントありがとうございます
> やりすぎで面白かったのひとこと!
> つっこみありまくり 笑
> だけど面白かったから良し 笑
> とにかくイウヌさんがすごいー
ギドクの映画って、いつもやりすぎかも(笑)
イ・ウヌはすごかったね~
妻と愛人、同一人物が演じているようには観えなかったわ。
素晴らしかった!

> やりすぎで面白かったのひとこと!
> つっこみありまくり 笑
> だけど面白かったから良し 笑
> とにかくイウヌさんがすごいー
ギドクの映画って、いつもやりすぎかも(笑)
イ・ウヌはすごかったね~
妻と愛人、同一人物が演じているようには観えなかったわ。
素晴らしかった!
2014年12月14日(日) 07:41 |
| りお(管理人) #xPbS6JcU[ EDIT]
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韓国のキム・ギドク監督・脚本作
浮気された妻が怒り狂って、息子の性器を切るという衝撃的内容が先行してて
そこ、ネタバレいいのかょーと思いつつ、
ギドク作品ということで気になってた。やはり衝撃的な人形を生み落とす友人、三浦悦子ちゃんも
気になってた...
2014年12月13日(土) 01:18:53 | 我想一個人映画美的女人blog
MOEBIUS
2013年
韓国
83分
ドラマ
R18+
劇場公開(2014/12/06)
監督:
キム・ギドク
『嘆きのピエタ』
製作総指揮:
キム・ギドク
脚本:
キム・ギドク
撮影:
キム・ギドク
編集:
キム・ギドク
出演:
チョ・ジェヒョン:父
ソ・ヨンジュ:息子
イ・ウヌ:...
2015年07月13日(月) 19:55:19 | 銀幕大帝α
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